パソコン悪戦苦闘記録

Windows PCにアカウントを設定

 中古のノートPCを購入したことは、先日から、このブログに書いているとおりです。

 PC購入直後は、必要なアプリのインストールや、また、各種の設定作業が必要です。この設定作業が楽しくって、ワクワクしながら作業しています。新規購入PCを自分好みの設定にすることで、使いやすい自分仕様に変えていく征服感(ちょっと大げさ)、みたいな気分が味わえます。





 購入したPCが届いてから、まず行った作業は、
1 Windows Update と
2 回復ドライブの作成
です。

 「回復ドライブ作成」については、
  ⇒ こちらの記事をご覧ください。


 上記の2つの作業と併せて、最初に行った作業がもう一つあります。
 「アカウントの登録」です。

 今回購入の中古PCには、販売店において、ローカルアカウントを登録していました。そのローカルアカウントにはパスワードが設定されていなかったため、購入後も、そのアカウントを使用して、PC利用ができました。
 もちろん、パスワードの設定、変更は自由にできます。

 そもそも、Windows パソコンを利用するには、Windows へのサインインというものが必要です。そのパソコンを利用しようとするのがだれなのかをPC(Windows)側に伝達(設定)する、利用者識別の操作です。
 そのサインインに必要となるのが、ユーザー名とパスワードの組み合わせであるアカウントです。ですから、Windows パソコンを利用するには、あらかじめ、なんらかのアカウント登録が必要です。

 Windowsの利用に必要なアカウントには、2つの種類があります。
 1つは、ローカルアカウント
 もう一つは、Microsoftアカウント
です。

【1】ローカルアカウントは、
 そのパソコン固有のユーザーアカウントのため、複数のパソコンを持っていても、設定などが同期されることはありません。複数のパソコンに、同じユーザー名のアカウントを登録しても、ローカルアカウントの場合は、同期されることはありません。

 これに対し、
【2】Microsoftアカウントは、
 複数のパソコンに同一のアカウントを登録することで、設定などが自動で同期されます。パソコンの買い替え時も、各種設定をそのまま引き継ぐことができます。
 Microsoftアカウントは、Windows利用のためばかりではなく、Microsoftが提供する様々なネット上のサービス利用のためのアカウントです。

 上記のローカルアカウントと、Microsoftアカウント、それぞれにメリット、デメリットがあります。
 ローカルアカウントは、Microsoftのサーバーに情報が保存されることはないため、個人情報漏えいのリスクが少ない、というのが最大のメリットです。
 ですから、PCにはMicrosoftアカウントは絶対に登録しない、っていう人もいるようです。

 今回購入したPCにはローカルアカウントが設定されていたので、そのままでもPCの利用は可能でした。
 パスワードは自由に設定、変更できるので、セキュリティも問題ありません。自分固有のパスワードにすれば、このPCにアカウントを設定した販売店でさえも、サインインできなくなります。

 けれども、私の場合は、複数のPCを持っていて、設定などを同期させる方が、やはり便利です。クラウドのストレージOne Drive を使うにも、ローカルアカウントでは少々不便です。
 そういうことで、今回購入のPCにも、Microsoftアカウントを設定することにしました。
 ローカルアカウントはそのまま残し、別にMicrosoftアカウントを登録することも、もちろんできます。
 そのローカルアカウントとMicrosoftアカウントの併存も、考えました。
 んがぁ、ローカルアカウントを残しても使わないのは、目に見えています。そこで、いっそのこと、ローカルアカウントをMicrosoftアカウントに切り替えることにしました。

 ローカルアカウントのMicrosoftアカウントへの切り替え設定の手順は、次のとおりです。なお、Microsoftアカウントへの切り替えには、PCをインターネットに接続しておきます。

1 「スタート」ボタン→「設定」の順にクリック
2 左側に縦方向に並んでいる中の「アカウント」タブをクリック
3 「アカウントの設定」の項目中、「ユーザーの情報」をクリック
4 画面右側にある、「Microsoft アカウントでのサインインに切り替える」をクリック
5 サインイン画面が表示されるので、
  Microsoft アカウントのメールアドレスを入力して、「次へ」をクリック
6 Microsoft アカウントのパスワードを入力して、サインインボタンをクリック
7 「現在のWindows パスワード」欄に、
  ローカルアカウントで使用していたパスワードを入力し、「次へ」をクリック
  (ローカルアカウントにパスワードを設定していないときは入力不要で「次へ」)
8 PIN(パスワード代わりの数字)の作成を行う
9 「本人確認をしてください」の表示が出た場合は、画面案内に従って操作する

 以上によって、ローカルアカウントがMicrosoftアカウントへ切り替わります。
 これで、複数のPC間で設定などが同期されています。また、One Drive も簡単に利用できます。




それでは、また次の記事で
goosyun
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