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パソコン悪戦苦闘記録

選択範囲を作って塗りつぶし~PhotoshopElements

 今回も、画像編集ソフト Photoshop Elements の「塗りつぶし」ツールについてです。

 塗りつぶしツールの使い方は、簡単です。
 ツールボックスから塗りつぶしツールを選んで、画像内の目的の場所をクリックするだけです。すると、クリックした位置の色と似通っている色の範囲が、指定色で塗りつぶされます。塗りつぶしの範囲を、あらかじめ範囲選択する作業は必要ありません。クリックした位置の色と近似する色の範囲を、ソフト側が自動計算して、塗りつぶしてくれます。

 このように、あらかじめ範囲選択する必要はないのですが、選択範囲を作成した上で使うこともできます。選択範囲を作成した上でこのツールを使うと、その選択範囲内において、塗りつぶしが行われます。これはこれで、また便利です。

 以上のことは、記事にしています。
  こちらの記事をご覧ください。


 選択範囲を作って塗りつぶした例が、下の画像です。



 この画像では、塗りつぶしツールで、向かって右側のワンころに赤犬さんになってもらいました。
 この画像のようなケースでは、犬を塗りつぶそうとすると、その下の木材板にも塗りつぶしの効果が及びます。犬と木材の色が似通っているためです。犬も木材板も、近似色とされてしまうのです。
 「許容値」オプションをいろいろと変えて調整しても、どうしても犬だけを塗りつぶすことができません。許容値を小さくして木材板に効果が及ばないようにしようとすると、今度は犬の一部分だけしか色が塗れなくなってしまうからです。

 この画像では、「隣接」オプションをONにしても、犬と木材板を区別できません。犬と木材板が隣接しているからです。

 「隣接」オプションについては、
   こちらの記事をご覧ください。
 
 そこで、このような場合こそ、目的の犬を範囲選択し、その上で塗りつぶしツールを使います。そうすると、うまくいきます。選択範囲内だけが塗りつぶしの対象となって、選択範囲の外は操作の対象でなくなるからです。犬だけが塗りつぶし対象となり、木材板は対象外となります。

 塗りつぶしツールの使い方はごく単純なのですが、その割に、使い方次第でいろいろな色塗りができるので、楽しく、便利です。


Photoshop Elements インストール用コード


それでは、また次の記事で
goosyun
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