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パソコン悪戦苦闘記録

データの種類を判別するExcelマクロ

 便利なExcelマクロ をご紹介しましょう。





 多人数の住所が入力されたExcelの住所録データがあります。
 各人の氏名には、漢字のほかに、その「読みがな」も登録しておきます。
 そうすれば、読みがなを使っての検索ができ、必要な人の住所データを簡単に取り出すことができます。
 
 例えば、「丸出駄目世」さんの住所が必要なときに、「まるでだめよ」と打ち込むことで、取り出せます。どういう漢字だったか覚えていなくも探し出せます。



 このような住所録とするためには、
新規データ登録のとき、読みがなを入れるセルには、確実にひらがなを入力させる必要があります。
 入力されたデータが、ひらがなであるかどうかの判定は、次のマクロがやってくれます。
 このマクロ実行で、例えば漢字交じりとか、数字などが入力されていれば、たちどころに弾き返してくれます。

Dim i As Integer
For i = Len(Range("B3").Value) To 1 Step -1
  If Not Mid(Range("B3").Value, i, 1) Like "[ぁ-んー]" Then
   MsgBox "「ひらがな」以外は受け付けません。" _
   & Chr(13) & "スペースが入っても受け付けません。", _
   vbExclamation, "データ入力注意"
   Exit Sub
  End If
Next i

 割と簡単なマクロコードなので、ある程度VBAをかじったことがあれば、理解できるはずです。
 このコードを見て理解できなくても、「マクロを使えば、こういうことができるんだ」と分かってもらえれば、それだけでもいいかな、と思います。

 どうでしょう?
 マクロって便利ですよねぇ。



 それでは、また次の記事で。
goosyun
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