日経平均は下値模索、貿易戦争激化の懸念で=今週の東京株式市場
8月の急落時の安値を下回る見通し
[東京 7日 ロイター] - 今週の東京株式市場で日経平均は、米国の相互関税に対する報復措置で貿易戦争が激化するとの警戒感から、下値を模索する展開となりそうだ。前週末の米国株市場は大幅安となり東京市場でもリスクオフの売りが継続するとみられ、日経平均は昨年8月の急落時の安値を下回る見通し。物色面では、全体的に値下がりするとみられる中、ハイテク株や輸出株の売りが強まりそうだとの指摘が聞かれる。
一方、為替相場のボラティリティーも高まっており、ドル/円の動向に神経質な展開は続くとの見方も聞かれた。
日経平均の予想レンジは3万円―3万2700円。
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