日経225 38460 2024年6月15日

385万円を放置するとどうなるか?

空気遠近法

2013年09月08日 10時24分41秒 | 絵画 
空気遠近法は、大気が持つ性質を利用した空間表現法です。例えば戸外の風景を眺めてみると、遠景に向かうほどに対象物は青味がかって見え、また同時に、遠景ほど輪郭線が不明瞭になり、対象物は霞んで見えるというが、山々が遠近様々に並んだ場合、色そのものが遠方であるほどくすんで薄くなって見えるのは、地元の人ならば皆が経験していること。
それを仮に見たままに描くということであれば、空気遠近法を意識しなくとも(写真のように)描かれてしまうのではないか。
輪郭線はぼやけるわけではなく、くっきりとは見える場合もある。ただし、色は薄くなる。

空気遠近法では、遠景にあるものほど形態をぼやかして描いたり、色彩をより大気の色に近づけるなどして、空間の奥行きを表現します。
晴天で地上には深緑の山々がそびえるような風景をこの方法で描く場合、その山々の色は遠方に行くほど、深緑から徐々に青味をおび、さらに空の明るい色調へと近づいていきます。また、山の輪郭も遠方の山ほど大気の中に取り込まれるように薄れていくように表現します。・・・ということだが。

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