マグネシウムでげっぷが治った
酸化マグネシウムを含む総合胃腸薬を服用することで、胃酸を中和して胸焼けやゲップなどの症状が改善される場合があります。
酸化マグネシウムは胃酸を中和して胸焼けやゲップなどの症状を改善しますが、胃の中で胃酸(HCl)と反応することで塩化マグネシウム(MgCl2)になり、次に腸内に分泌される膵液中の重炭酸(NaHCO3)と反応して、炭酸水素マグネシウム(Mg(HCO3)2)となり、これが腸管内への水分滲出を誘導して便を軟らかくします。
【酸化マグネシウムの作用】
- 胃酸を中和して胃炎の症状を改善する
- 腸内で浸透圧を高めることで、便を柔らかくし便秘症状に効果を発揮する
【酸化マグネシウムを含む総合胃腸薬の注意点】
- 1日量として500㎎以上の酸化マグネシウムが含まれているものもあり、それによって下痢をしてしまう場合があります
- 腎機能が低下している場合には高マグネシウム血症が生じやすくなり、血圧低下、吐き気、心電図異常などの症状が現れます
【げっぷを抑えるにはどうする?】
- 空気を飲み込む頻度を少なくする
- 胃に負担をかけない
- 脂肪や糖分の多い食べ物は控える
- 食後はすぐに動き出さず30分ほど休憩して消化機能を高める
- ゆっくりと食事をする
- リラックスしてストレスを溜めない
- 姿勢を良くする
- バランスの良い食事を心がける
- お腹を温める
- 刺激のある嗜好品は避ける
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