先日YOUTUBEを見ていますと・・「獣の剣」が出てきました。その際 あ!ここにも時代劇俳優さんおられた!と思いました。
この人もニヒルですね。三匹の侍では着流し浪人の役でニヒルで女性といつも いちゃいちゃ している人でした。
腕は立っていたのだろうと思いますが、どちらかというとラブロマンス派であったような。
背がすらっとされている人でしたので着流しの侍姿がカッコよかったのでした。
現代劇にもでておられましたね。近松心中の主役で評価が高かったようにも思います。
不思議なことに新選組関係の役柄は回ってこなかったのかなと思います。沖田総司役などは良いと思いますが。
平幹二郎さんはカミングアウトされたんでしたね。〇呂誉さんが恋人だったとか。でもそれでもいいんです。
格好はよかったから。笑
そうですよね。新選組は掟が非常に厳しい。
士道に背くものがあれば組織内でも厳罰に処罰されるか切腹。
怖さを感じます。しかしながら当時の侍社会はルールに厳格で責任と言うものの重さは大変なもので、これは新選組に限ったことではなかったかもしれません。
丸の内さんの取り上げたエピソードは大変興味深いですね。しかし江木さん気の毒ですね。
悪い隊士も本来なら自分が処刑されるから黙っているというのがエゲツナイですね。
でも人間の弱さを描いているのは良いと思います。
続きコメさせてください。
新撰組の怖いところは、攘夷派を斬っていったということもありますが、内部の人間も処罰しているところ。
鉄の掟・局中法度に背いた者を処罰しているところですね。 『士道に背くまじきこと』、これがこの掟の厳しいところだと思います。
そして、TVの新撰組ものでも、やはり、この掟の厳しさ・恐ろしさを取り上げた回があります。
栗塚さんの作品でも、血風録の第12話、燃えよ剣の第7話が それになります。
掟の前に、若い隊士が命を落とす。
平幹さんの始末記にも、ありました。
会計方の若隊士の役で、江木俊夫(フォーリーブスのね)がゲスト回でした。
実直な良い隊士なのだけれど、会計方というところをつけ込まれ、悪い隊士から金銭の貸しを頼まれ、それが戻ってこず、責任をとらされ刑場へ。
江木さん熱演でした。
悪い隊士に「本当のことを言ってくれー」と叫び声をあげて。
栗塚さんの2作の場合、
ラストシーンは、処刑された隊士の家族と、偶然、町で会ってしまい、
「鬼や。新撰組は鬼やー」という言葉を浴びせられながら、黙って去っていく という終わり方でした。
しかし、始末記は、江木さんの叫ぶシーンで終了。
救いようのないラストシーンにショックを受けている視聴者をTVの前に置き去りにして、エンドロール。 この終わり方が強烈だったので、心に刻まれている一作となっています。
また、梶芽衣子ゲスト回も心に残ってます。
この作品、NHK大河と同じような、スタジオ撮りだったような気がします。(京都撮影所みたいな感じではない)
そういったところも、栗塚作品とは違った演出・脚本なので、印象に残ってます。
ついでに・・・・
栗塚土方と島田順司沖田が好きな私ですが、
このお二人以外で、良いなぁと思ったのは、NHK大河『花神』の、長塚京三の土方と森田順平の沖田です。
あっ・・・マニアック過ぎましたね(^_^;) すみません
草刈沖田、古谷土方の新選組はありましたね~。その時 平幹近藤だったんですね。たしかに印象としては草刈沖田が強烈でした。
あの方長身でソース顔。芋クサイ日本の侍の印象を払拭するに十分なキャラがありましたね。バイクの映画でも「汚れた英雄」のレーサーの主役でバイク映画で賞讃を総なめにされていました。
TVは史実に忠実ですと視聴率が落ちるのでここはスター性が必要なのでした。沖田総司は長身で、使い手、美男子ということから草刈正雄さんはすっぽり入ったのでしょうが剣客という視点からはちょっと違うなーという感じがします。
新選組は今でいうとテロリスト暗殺特殊部隊のアサシン軍団ですから、なにかすごみがあった方が迫力ある気がします。その点平幹さんは冷酷で非情な雰囲気があるので近藤勇よりむしろこの方がとも思えます。
平幹さんは土方でもよかったかも。史実の土方は冷酷で拷問も上手かったなどと書いてありましたのでこれも良かったかもしれません。
しかし・・・役者さんは日常の顔が全く逆でも、カメラに収まると印象が全く変わるというのは本当に面白いものです。
ありがとうございました。(^^)/
雨が降らない梅雨ですね。梅雨に雨が降らないと、作物に影響が出るので、困りますね。
新撰組始末記について、コメさせてください。
この新撰組始末記が放送される前から、巷では沖田総司ブームが起きておりました。
漫画では「天まであがれ」(新撰組漫画のバイブル的存在)が人気、新人物往来社からは新撰組の本がたくさん出てたし、宝塚も『星影の人』という沖田総司ものが上演されてました。
そんな好条件の中始まった始末記なので、視聴率良かったと思います。
なんたって沖田役が草刈正雄さんだもの。
草刈さん、すでに映画で沖田を演っていました。
草刈さん、今もご活躍ですが、この時の人気はもの凄かったですね。
その草刈さんが、また沖田を演るってんで、それはもう大評判でした。
しかも恋人役は竹下景子さん。
角川博の歌う主題歌もヒットしました。
そして土方役は古谷一行さん(まだ金田一になる前のね)。
古谷さんの土方は、栗塚さんのとはまた違った良さがありました。
厳しい時の顔と沖田と談笑している時の優しい表情を演じ分けてる感じで。 人気出ました。
平さんの近藤勇は、多摩出身の土臭い近藤勇のイメージよりも、京都で洗練された雰囲気を漂わせる近藤だったと思います。 草刈人気と古谷さんへの注目の陰に隠れてしまったような印象もあります。
草刈さんの沖田総司の髪型は、もちろん月代などありません。
現代風のワイルドな髪に、一応、髷をつけましたみたいな感じw w w。 地毛だったのかも?。
でも、いいんです、許されるのです、草刈さんだからwww・・・そんな時代でありました
平幹二郎さんの詳細な解説ありがとうございました。
平幹さんて長身でニヒルだから机龍之介のような役柄ははまり役と思っていたらやはりあったんですね。机龍之介は片岡龍之介 仲代龍之介 雷蔵龍之介の三人と平龍之介で四人ですね。(ほかにも大河内龍之介もあったと思うのですがかなり過去なので。笑)ニヒルさからいえば平龍之介が一番です。
見て見たかったです。
私的には三匹の侍あたりが一番ポピュラーでしたが、そういえば半七捕物長ありました。ありました。
幡随院長兵衛とはまたまた通な役柄あったんですね。浴衣姿で旗本の槍を受け止め最後ははてるんでしたっけ?
劇で平幹二郎さんだったと思うのですが、間違っていたら教えてください。着流しの浪人で刀をさらりとぬき町人かだれかを刀でいたぶる変な趣味の場面があったと思うのですが・・あれって舞台劇のなんだったのでしょうか?ご存じでしたら教えてください。結構ネチネチ役で似合っていました。
新選組は近藤勇だったのですね。冷酷な土方や長身で剣客の沖田総司などもやってほしかったです。
でもお亡くなりになられたのは至極残念です。合掌
また続きございましたらお手すきの際にお願いします。ありがとうございました。
それは、私が今、一番再放送して欲しい時代劇だからなのです。
理由はナベタケさん。
この半七、18年以上前、CSファミ劇でやってました。
VHSでOP曲だけ保存してあります。
ナベタケさんの時代劇ソングと言えば、燃えよ剣・大奥・新撰組血風録などの有名作があります。
しかし、他にもマイナーながら、隠れた名作というのがあります。 花の日本橋とか、千恵蔵御大の軍兵衛目安箱とか、田村正和さんの眠狂四郎とか。
1970年代のTV時代劇には、ナベタケさんの曲は欠かせませんでした。
そして、この半七も。
聞きようによっては、「ナベタケ時代劇ソングの寄せ集め」みたいな曲調でもありますが、ナベタケ好きにとってはそこがたまらなかったりするのです(笑)。
作品自体も、東映でNETなので、(燃えよ剣・花山大吉のような)東映好きには嬉しい作品でした。
中村玉緒さんが半七の恋人役でした。
当時の新聞をよむと、
平さんはそれまでは時代劇の主役は、すべて武士だった。
大菩薩峠の机竜之助・三匹の侍・眠狂四郎・樅の木は~の原田甲斐。 すべて武士でした。
この半七は初めての町人役。 サンセット77に出てくる探偵みたいなクールでスマートな捜査官みたいな半七をイメージしてらしたそうです。
確かに、謎解きが多かったので、内容もおもしろかったです。
平さんの半七は長身でクールでかっこよかったです。
また見たいなあ。どこかで再放送してくれないかなー(ToT)。
新撰組始末記と幡随院長兵衛についても、コメしたいのですが、今週忙しいので、また後ほど~
梅雨のうっとうしい天気がつづきますので、ご自愛くださいませ
梅雨入りしましたね。
平幹二朗さん、昨年お亡くなりになられました。俳優座養成所出身の名優さんがまた一人逝かれてしまい、残念です。
三匹の侍は、CS時代劇chの恩恵にあずかり、昨年、見ることができました。背が高いので、着流しが似合いましたね。
私の印象に残っているTV番組は、
① NHK大河 樅の木は残った
② 〃 国盗り物語
③ 〃 信長
④ 半七捕物帳
⑤ 幡随院長兵衛お待ちなせえ
⑥ 新撰組始末記の近藤勇
『樅の木は残った』は、幼少期なのでほとんど記憶がないのですが、平さんの原田甲斐が騒動を起こすシーンは覚えています。 壮絶な死に方だったと。
『国盗り物語』は、油売りから身を起こし、美濃の蝮といわれた斎藤道三の役。
市中で油を売る時に、銭の穴に油を筋のように通すという芸を見せるシーンがあり、そこが印象に残ってます。「とーとーたらり」という口上も覚えてます。
あと、道三の娘(後の濃姫)が、松坂慶子さんで、信長(高橋英樹)に輿入れするときのシーン。道三(平さん)が、刀を渡したら、「この刃は、父上を刺す刃になるやもしれません」という台詞が返ってくる。
明日の命もわからない戦国時代を物語っていました。