-ALKAN-

しどろもどろでも声は出るなり。

正月太り

2018-01-04 17:04:32 | 日記

だいぶ太りました。けっして嘆いているわけではないのです。

 去年末、毎年出させてもらっているライヴイベントで、ほぼ一年ぶりに会った友人の奥方に、「痩せ過ぎてて、正面から顔を見ても、声を聴くまで誰だか全くわからなかった」と言われたほど、私はガリガリでした。

 今はおそらく元通り、いやあるいはそれ以上に太っているかもしれません。

 両足が利かないと、運動不足になり太るのも仕方がないのですが、私はあえて、太っているのです。一昨年あたりから続いている低体温状態を懸念して、あえてカロリーの高いものを食べてているんです。夜寝るときも、毛布と真綿布団と羽毛布団を三枚重ね、敷き布団にも毛布を重ね、計五枚の布団にくるまって寝ているんです。以前の私なら、そんな事をしたら熱中症であの世行きでしょう。以前の私なら真冬でもTシャツ短パンで、掛布団も一枚で充分でした。それでも足先は熱くて、敷き布団の下に突っ込んで寝てたりしたのですが、今はその見る影もありません。朝起きても汗すらかいていません。風呂上がりに体温を測っても35度台だったこともしばしば。寝起きなど34度台前半の事もあり、そんな朝はなんだか頭もはっきりしませんし、食欲もありません。調べると、34度台の体温は、ほぼ冬眠の状態に近いのだと。

 考えてみれば、低体温状態になってから極端に体が弱くなった気がするんです。インフルエンザに罹り、頸椎ヘルニアになり、脊柱管狭窄症になり、左手がしびれ、そして今、両膝がにっちもさっちもいきません。 整形外科も、接骨院もあまり効果がみられず、そのおおもとになる原因として思い当たる事と言えば、その低体温状態しかないのです。私に出来る事と言えば、マッサージ、筋トレ、ストレッチ、そして体温の維持。

 その結果、私は自分でもわかるほど健やかにぽってりと太ったわけです。余り太った経験のない私にはむしろ新鮮で、あぁ、なんか、頼りがいがあるなぁ、この、腹回り……。などと、風呂に入るとき、目を細めたりしているのです。

 しかしそれも、膝が治るまでの事。いわば、敵を欺く前にまず見方から。体は騙されてはいません。膝が完治したらもう容赦しません。私はミュージシャンなのですから、ぽってり太っていたいわけでは決してないのです。最近はね、けっこう、ミュージシャンでもぽってりしてていいみたいですけど、エドシーランとか。まあまあ……。

 だから今しばらくは、正月太りも容認することにします。間食はしませんけどね。それは生活のリズムの問題ですから太るのとは関係ありません。規則正しく、身を律して太る。まさにアスリートと同じです。腹が減ったからって、のべつなんか食ったりするのは家畜と一緒ですからね。

 さ、今日の晩御飯は何かなぁ、お!風呂が沸いた。風呂上がりの焼酎は、お湯割りにするかなぁ、だって体温を温存しなきゃならないから。あ~、療養生活も大変だ。へっへっへ。

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