2013/6/23 アメリカのFRBバーナンキの出口論で世界が喧しい
■20カ国・地域(G20)の議長国ロシアの首脳個人代表(シェルパ)を務めるクセニア・ユダエワ氏は21日、米連邦準備理事会(FRB)による資産買い入れの縮小で最も影響を受けやすい国は中国だと述べた。 同氏はロイターに対し、「エコノミストの立場として、私にとっての最大の懸念は中国だ」と語った。 「ある意味では、中国がどう切り抜けるかに全世界の命運がかかっている」と語った。
●注目は揺らぎだした中國の今後だ。 ある意味で政治的に見るとアメリカの中國に対する反撃にも見える。 アメリカの近寄る競争者にはパンチを食らわす闘争者としての意地にもみえる。
もちろんアメリカの国益から見ての選択には違いないが丁度米中とトップ会談後の後だけにいろいろと憶測がされるのは当然だ。 しかしこの発言は世界に景気減速の予感を知らせたことになる。 日本もアベノミクスの帰趨に影響を与えかねない。 然しながらアメリカの金融依存からの脱却と実物経済志向は世界にとっても経済の本筋回帰のためにもどうしても通らざるを得ない苦渋の道筋でもある。 その震源地のアメリカのこの決定予想発言がそれほどの重さを持つものだが、早速ながら、ロシアのシルアノフ財務相がルーブル安を求める動きを示唆したが、ユダエワ氏は同調しないとした。 しかし石油輸出への依存度が高いロシアにとり、石油価格の急落はより深刻な影響をもたらすとみられる。 むしろそれよりも中国の今後は予断を許されないところだ。 これについてはこんごいろいろと取り沙汰がされるはずである。 G8には入っていないがG20の入っている中国の動きが注目される。 いわゆるbricsに共通の関心事である。
2013/6/22 話し合いの扉は常に開いている
●米中会談は終わったが、総論として用事があるとして立ち回った習は思惑に反して手ぶらで帰されたと思う。 呼びつけた訳ではないが声を掛けたら向こうの方から来てくれたオバマにとれば
手間が省けて云いたいことと押さえることは伝えられた。 一方、安倍政権としては今回のG8でもって挨拶回りは韓国と中国を除いてはし終えたというところだ。 そして残る中國には話し合いの扉は開けてあるとしてそのあとのことは相手任せにしているが、もちろんここにきて水面下で非公式、本筋の動きは活発になっているようだ。 もう後背をとにかく固め終った安倍政権は軽々に動く必要はない。 まずは参院選を迎えての最終の国内捻じれ解消の体制固めとなる。
もし日中の話し合いがあるとしてももちろん参院選後であり、かつまた靖国の例の参拝を様子見するかの国のあとあとになろう。 ただ日中の会談の設え方はかなりむつかしい判断だ。
いつも面子という上目線に拘る中国に日本がすんなりと受けるかどうかはやはり政治判断の分かれるところだ。 それがために扉は開けているという安倍首相の言葉が相手にどう伝わるかだ。
本筋では用のある方が訪ねることがこの場合の受け止め方だろう。 さて用のあるのはどっちであるか? どこかの国際会議でたまたま出会いのチャンスがと云うのがいままでも何度かあったにはあったが。 しかし通りすがりの立ち話では・・・・。 一応今回は機会を逸してしまった国交回復40周年のやり直しならば今年中はまだ時間は残されているが。
2013/6/22 これで一件落着のサル芝居
■日本維新の会の石原共同代表は21日、東京都内で記者団に対し、いわゆる従軍慰安婦を巡る発言で橋下共同代表が都議選候補者に謝罪のメールを送ったことについて、「いいんじゃないですか。これで一件落着だ」と語った。 都議選の投開票を控え、関係修復をアピールする狙いがあるものとみられる。石原氏は同日の川崎市内の講演でも、「橋下氏と一緒に維新の会をもり立てていく」と述べた。
●一時しのぎの早めの幕引きは、石原東分団の慌て振りを鮮明にした。 東京都議員選挙よりも次の参院選での議員の身分保障に危機感があるためだ。 それゆえに修復を強くアピールしたのは東の老人議員どもだ。 こんな喧嘩の生煮えでは、いずれこれで退潮に歯止めが止まらない維新は東西併せて沈み込む。 とりわけ西は最大の一歩いや三歩後退三歩前進の落ち込みストップのチャンスを逃した。 もっと俯瞰すればもうこの党は終わったねぇと云いたい。 安倍政権になった以後の半年をみても国会論議を通じて維新はその本来の活動よりも外の騒音に紛れすぎて地道な存在感が何もなかったのだ。 あるのは橋下氏の時としてのパフォ-マンスと饒舌と一部の議員の場外パフォーマンスだけだ。 まさに政党助成金の無駄に尽きる。 とくに安倍政権の最近の動きで彼らが本気になって官僚の次官級の入れ替えに走り出したのをみると行政改革と官僚制度に実質的に手を突っ込みかけてきた。 もうグローバル経済と国際を取り巻く周辺外交の課題山積を前にすれば、いつまでもこんな屁みたいな維新の小芝居にうつつを抜かしてはいられないのがよく分かる。 そういう意味ではもうこの党のガバナンスに関る下手なサル芝居はアホの骨頂はもうただでも見たくないのだ。 こんなヌエみたいなごった煮のホルモン党はもう国民大衆からはそろそろそっぽを向かれている。 少なくとも初心に戻って関西から再出発すら出来ないエネルギー不足ならば先の見通しはただ消え去るのみでしかない。 最大の元に戻るチャンスを逸したと云わざるを得ない。 どうせ本当の家庭騒動はこの先必ず勃発するがそこまでのエネルギーが本当に残っているかどうかは疑問である。 もう国民大衆は全般としては無視している。
http://www.new-life-club.com/bizdoor/
■20カ国・地域(G20)の議長国ロシアの首脳個人代表(シェルパ)を務めるクセニア・ユダエワ氏は21日、米連邦準備理事会(FRB)による資産買い入れの縮小で最も影響を受けやすい国は中国だと述べた。 同氏はロイターに対し、「エコノミストの立場として、私にとっての最大の懸念は中国だ」と語った。 「ある意味では、中国がどう切り抜けるかに全世界の命運がかかっている」と語った。
●注目は揺らぎだした中國の今後だ。 ある意味で政治的に見るとアメリカの中國に対する反撃にも見える。 アメリカの近寄る競争者にはパンチを食らわす闘争者としての意地にもみえる。
もちろんアメリカの国益から見ての選択には違いないが丁度米中とトップ会談後の後だけにいろいろと憶測がされるのは当然だ。 しかしこの発言は世界に景気減速の予感を知らせたことになる。 日本もアベノミクスの帰趨に影響を与えかねない。 然しながらアメリカの金融依存からの脱却と実物経済志向は世界にとっても経済の本筋回帰のためにもどうしても通らざるを得ない苦渋の道筋でもある。 その震源地のアメリカのこの決定予想発言がそれほどの重さを持つものだが、早速ながら、ロシアのシルアノフ財務相がルーブル安を求める動きを示唆したが、ユダエワ氏は同調しないとした。 しかし石油輸出への依存度が高いロシアにとり、石油価格の急落はより深刻な影響をもたらすとみられる。 むしろそれよりも中国の今後は予断を許されないところだ。 これについてはこんごいろいろと取り沙汰がされるはずである。 G8には入っていないがG20の入っている中国の動きが注目される。 いわゆるbricsに共通の関心事である。
2013/6/22 話し合いの扉は常に開いている
●米中会談は終わったが、総論として用事があるとして立ち回った習は思惑に反して手ぶらで帰されたと思う。 呼びつけた訳ではないが声を掛けたら向こうの方から来てくれたオバマにとれば
手間が省けて云いたいことと押さえることは伝えられた。 一方、安倍政権としては今回のG8でもって挨拶回りは韓国と中国を除いてはし終えたというところだ。 そして残る中國には話し合いの扉は開けてあるとしてそのあとのことは相手任せにしているが、もちろんここにきて水面下で非公式、本筋の動きは活発になっているようだ。 もう後背をとにかく固め終った安倍政権は軽々に動く必要はない。 まずは参院選を迎えての最終の国内捻じれ解消の体制固めとなる。
もし日中の話し合いがあるとしてももちろん参院選後であり、かつまた靖国の例の参拝を様子見するかの国のあとあとになろう。 ただ日中の会談の設え方はかなりむつかしい判断だ。
いつも面子という上目線に拘る中国に日本がすんなりと受けるかどうかはやはり政治判断の分かれるところだ。 それがために扉は開けているという安倍首相の言葉が相手にどう伝わるかだ。
本筋では用のある方が訪ねることがこの場合の受け止め方だろう。 さて用のあるのはどっちであるか? どこかの国際会議でたまたま出会いのチャンスがと云うのがいままでも何度かあったにはあったが。 しかし通りすがりの立ち話では・・・・。 一応今回は機会を逸してしまった国交回復40周年のやり直しならば今年中はまだ時間は残されているが。
2013/6/22 これで一件落着のサル芝居
■日本維新の会の石原共同代表は21日、東京都内で記者団に対し、いわゆる従軍慰安婦を巡る発言で橋下共同代表が都議選候補者に謝罪のメールを送ったことについて、「いいんじゃないですか。これで一件落着だ」と語った。 都議選の投開票を控え、関係修復をアピールする狙いがあるものとみられる。石原氏は同日の川崎市内の講演でも、「橋下氏と一緒に維新の会をもり立てていく」と述べた。
●一時しのぎの早めの幕引きは、石原東分団の慌て振りを鮮明にした。 東京都議員選挙よりも次の参院選での議員の身分保障に危機感があるためだ。 それゆえに修復を強くアピールしたのは東の老人議員どもだ。 こんな喧嘩の生煮えでは、いずれこれで退潮に歯止めが止まらない維新は東西併せて沈み込む。 とりわけ西は最大の一歩いや三歩後退三歩前進の落ち込みストップのチャンスを逃した。 もっと俯瞰すればもうこの党は終わったねぇと云いたい。 安倍政権になった以後の半年をみても国会論議を通じて維新はその本来の活動よりも外の騒音に紛れすぎて地道な存在感が何もなかったのだ。 あるのは橋下氏の時としてのパフォ-マンスと饒舌と一部の議員の場外パフォーマンスだけだ。 まさに政党助成金の無駄に尽きる。 とくに安倍政権の最近の動きで彼らが本気になって官僚の次官級の入れ替えに走り出したのをみると行政改革と官僚制度に実質的に手を突っ込みかけてきた。 もうグローバル経済と国際を取り巻く周辺外交の課題山積を前にすれば、いつまでもこんな屁みたいな維新の小芝居にうつつを抜かしてはいられないのがよく分かる。 そういう意味ではもうこの党のガバナンスに関る下手なサル芝居はアホの骨頂はもうただでも見たくないのだ。 こんなヌエみたいなごった煮のホルモン党はもう国民大衆からはそろそろそっぽを向かれている。 少なくとも初心に戻って関西から再出発すら出来ないエネルギー不足ならば先の見通しはただ消え去るのみでしかない。 最大の元に戻るチャンスを逸したと云わざるを得ない。 どうせ本当の家庭騒動はこの先必ず勃発するがそこまでのエネルギーが本当に残っているかどうかは疑問である。 もう国民大衆は全般としては無視している。
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