
2013/7/7 円安調整のいまは中國の経済動向注視で様子見
●アメリカの出口発言と中国の経済成長の低落による見通しの悪さは一番の輸出先である日本にとっても、重石となって円安も小休止状態で5月23日以来の市場の反動もここにきて調整段階といってもいい。しかし中国の強い金融引き締めの効果が効いて、大きな反動が抑えられてともかくも、クラッシュに至らなかったことはよかったというべきだ。 政治は冷却しても経済まで同じく冷えてはお互いになんの得もない。 ただ日本側としてはもう少し円安が進行して少なくとも今の水準の100円よりは限りなく105円くらいまでのなだらかな反動安を願った向きは多かったかもしれない。 さすれば勢いのついた輸出の返り反動がさらに強まって復元力を確かなものにしたに違いない。 従ってこれからは暫くは、中国経済の調整を起点に商品価格や資源国通貨には力強さが見えず、リスクオン相場のエンジンは出力が弱そうだ。 当面の円安/株高のテンポはゆっくりにならざるを得ないだろう。 然しながら日本の輸出が強い自動車などをエンジンにすれば日本株には円安に振れると株価は上昇しやすくなる銘柄が多い。ドル/円が100円以下を志向して、今年初めのような円安/株高という好循環相場が、7月以降に再来することを期待する見方が増えているようだ。 取り敢えずは参院選での6年ぶりの捻じれ解消を現実のものとしたときには、心理的には政治の重い空気に風穴が空いて別の景色風景もみえるかもしれない。
そのためにも経済に影をさす政治の動きには見通せない暗雲が晴れることをそろそろお互いがお互いのために思考する時期ではあるまいか?
2013/7/6 争点なき参院選にも憲法改正の太鼓が聞こえて来出した。
●北東アジアの政治基盤の変化が長い間の日米安保の機能変化を促進していることから、ようやく日本は外交・防衛でも独自の道の模索を一定の範囲内で背負う時代周りになってきているという。 もちろん安保の解除ではなく、米国のある意味負担軽減と世界におけるアメリカのヘゲモニーの世界的な再編成と後ろ下がりもないとは言えない。 とくに西太平洋における中国の進出が、そのことの相克の原因でもあるようでもある。 そのために戦後所与のそれとかは別としても国の大本である憲法が俄かに現実性を帯びてきているのは否定できない。 いちばん先進的なのはもちろん与党の自民党だ。 そして改憲に積極的なのは維新、みんながあり、条件付きで公明、そして反対しているのは民主、共産その他の野党だ。 そしてそれぞれがその工程表と段取りに違いがある。 まずは改憲要件の発議要件変更について元々の2/3と1/2への変更の手法の是非がまずの入り口論。 中味では自民はいまは全貌を明らかにしていないが、まず戦力不保持の9条は当然変更のターゲットの一番地だろう。 その他は9条はそのままでその他を時代に合わせて基本的な条項を追加する加憲と云うやり方は公明が主唱し、維新のように国体の変化に沿うように道州制、や首相公選など国の統治機構改革を盛り込むものや、民主のように党内で改憲反対と容認派が雑居混在もある。 その他は共産・社民のように改憲そのものに阻止・堅持の姿勢を鮮明にしている。 ただここ4-5年前からの領土に纏わる周辺国から日本の国家主権への現実的威圧介入と瀬戸際の実行行為が予想される度合いが強くなっていることから、国民大衆も以前とはその環境が違ってきていることは肌感覚で推し量れるようにはなってきている。 これからこの戦後初のこの大改革うまく納得づくで進めるためには政治が国民大衆に寄り添った地道な理解をせしめるための、たゆまぬ努力が必要である。 こと憲法と云うような普遍的な課題に対しては党利党略なんては通用しないし、ましてや権益絡みの現世利益誘導ではありえない。 少なくともいまの憲法は日米安保補完条約があったにしても、それほどの瑕疵はなくて、いまも現役で発布以来65年くらいは使えている。 まあメンテナンスとしては考慮の内には入ることは妨げないが、為にする意味で強引なやり方で通せるものでもない。 それこそ変える場合は国家百年の設計に耐える頑丈でしっかりしたものでないとわざわざいま変える意味もない。
すくなくとも品格があり、我々の後代の子孫に恥ずかしくない日本の遺産として相応しいものにする義務だけは決して放擲できるものではないのだから。 変えるにしても守るにしても、これは現世の我々の義務である。 いっときの国家の対外与件による高揚だけで意気がるものではない。 わたしの一抹の不安は、安倍首相にそれだけのことをやる政治家としての見識と度量が今もって信頼を託せないことだ。さらに直接的ではあるが、ある意味のこの首相の軽さをどうしても払拭できない。 むしろそれよりも中韓との政治的緊張の果てにどうしても日本としてアメリカとの安保保険契約があっても、日本としてははっきりと防衛上から余儀なくして戦争に巻き込まれる可能性を否定できないとの明確な説得力ある説明があればまだしもと思う。 とにかくこんな大問題をなし崩しでやれる訳はないのである。 もしそんなことを意図しているのに、そうでないと横着にも隠ぺいしてことを運ばんとしているならば安倍首相は単なる亡国へ導くとんでもないアホである。 日本はいまそこまで思い上がれるほど国民大衆はバカではない。
美しい国よりも知恵のある賢い国の国民でありたいとは彼の言葉の裏返しであるがそういいたい。 政治に望むのはそれだけだ。 トンボが翅と足をむしられてで幼虫のようになってでも今度は蝶にならんとしてとにかく平和を望んでいる。 その希望がまたまた蝶になってまた翅をむしられて地を這うのはまっぴらごめんなのだ。 そうでない道を模索するのも日本の政治家の務めだ。 またまた同じ道程の遡りではどうみても政治家としては知恵と努力が無さすぎる。 日本の独立独歩とはそんなもんじゃない。 いつも戻るのは右寄りの民族主義的な遺物への回帰しかない。 あまりに知的でないし、単純過ぎる。 こんなことでは中華文明に吸収同化してしまうだけであります。 新しい日本らしさの努力をしてこなかったから、いまここでそれなりの知恵が出ないようにも思う。 もっと若い人にも尋ねたらいい。 かれらこそある意味新しい日本人の萌芽を持っているかもしれないし、これから生きてゆく彼らにはそれを求める明らかな権利があるはずだ。 ともあれ憲法なんて意識しないで生きて行けることがいちばんで、まあ空気みたいなものであってほしい。 あまり喧々諤々で騒ぐものでないのがいちばんなのにどうも遠くで太鼓の音がしてきたょ。
2013/7/6 消費税には是非とも軽減税率を。
●三党合意でこの秋には消費税は決まる可能性が高い。 一応、4-6の景気動向の結果を見てとなっているが、いまの景気実績にもすでに先行で増税を織り込んでいることもあることは考慮しておくべきだ。 その判断に際して問題の軽減税率に対して当初から明確にこの趣旨を一貫して貫いているのは公明党だけである。 ただ消費税反対という各野党のお座なりに比べてこの党の現実的な判断の一貫性はたいへん存在感のあるものである。 自民がこの党と連立する必要性を持つ由縁でもあるのはこういうことをみても当然である。 党歴と組織力の広範囲にわたる都市での強さは1000万票という基礎票がそれを裏打ちしている。 とにかくいまのアベノミクスの強さではこの秋に仮に最終的に消費税を決定するよりも、2-3年の先延ばしで税収の安定的な収入を図るのがいちばん、次善にはやはり軽減税率の導入だ。 当初からこの軽減税率を提唱しているのは、いまもなお公明党だけだ。 この党も関西大阪からを嚆矢とする。 そのことからすれば大阪・維新は今回の参院選では橋下党首は参院選のスタートをこの大阪から発した。 ゼロからの反撃になるかどうかは、やはり国民大衆生活の土台からが大阪の感覚に合っているかどうかを問われる7はずだ。 その意味ではなぜにもっと消費税についてもただ反対よりも、もつと深く掘り下げてたとえば軽減税率などの生活を守る方向性には疎いのかと思う。 道州制、国体の変革、憲法改正、慰安婦、などと蛇がまるで牛を呑みこむような素材ばかりにうつつを抜かさずに国民大衆に近いそれでも大きく密着した課題から訴えることなどを扱わないのは残念というよりなにか体制側のやはり補完に向かうのかと、その中途半端な喰い散らかしを憂うるものである。 演説で自民に対抗する勢力の結集などといまになって喚かれても空々しい限りである。 出来ない理念よりも出来る現世ご利益もなければ国民大衆はいつまでも後をついてはゆかないだろう。 困ったときは毎度大阪への甘えはこれが最後である。
2013/7/5 アベノミクス一本で争点を消した選挙に野党が沈む
●自民はもうアベノミクス以外の争点を抑えて選挙に臨んだことは得だった。 先の党首会談でも殆どは安倍首相に質問が集まり、彼も予算委員会などでも答えた内容を殆どオウム返しで終始していた。 とくに野党の民主の海江田氏の迫力が衆院選の結果を反映していまもその後遺症から脱却できていない。 それに維新とみんなの今になっても不都合な関係はもう回復はありえない。 ひとり共産党がいぶし銀の落ち着きを見せていて、いかにも両極が回り回っていままた健在であるのは不思議である。 対案を出せないで反対する野党に対してとにかくアベノミクスを引っ提げた自民の選挙組み立ては、なにか自民が新たにすべてが脱皮したような錯覚すら覚えさせるマジックのようだ。 それを前にして何のすべもなく自民独走をまたまた予感させる雰囲気には、ある調査機関でも自民70議席の数字結果に自民関係者が慌ててその報道が漏れることを怖れたという。 そして投票率が45%以下以下でどうもそれだからいまの自民の強さは想像を超えているとも。 戸いうことは反面、いかに対極の野党群が方向性を見いだせていないかに尽きる。 ただアベノミクスもよくよくみれば実は昨年の夏から秋にかけて株市場は上向いていたのだ。 もし民主の野田の惑乱の衆院解散がことしの春ごろであれば、あれほどの脳天逆落としは、いやもっと言えば満願で任期終了選挙を期待する民主党員の殆どが望んだこの夏ごろにでも、衆参同時選挙にでも
なっていたら・・・もしは無けれども累々たる討死の民主野田の実に運の無さを多くの者が恨んだことは想像しても余りある。 その意味で安倍首相の強運は相当なものだ。 ただ余りの衆院の勝ち過ぎで民主が再起不能のガバナンス不如意にまで陥ってしまっていることは折角の2大政党制復活への道程をさらに遠くしてしまった。 今回も民主の一部に憲法改正を争点にすべきとの民主内部での強い意見も、同じ党内で改正に靡くグループとの対峙もあってこの党の張りぼてがいまもその痕跡と深い溝を作っていることをあらためて印象付けた。 分党論が出るのも納得だ。 そしてつまりは連合に寄り添う労働組合主導選挙ではひろく国民大衆を網羅する国民政党へのウイングの広さは破れてしまったのだ。 それにまた中韓との維持を外交の基軸にしてきた大陸派外交はもうみるも無残な反日歴史問題・慰安婦から尖閣・竹島にいたる領土問題までの広く張り出していまもその渦中に巻き込まれて民主の登場する余地はまったく無いと云ってよい酷いどしゃ降りに何のすべもない。 安倍政権はいま類いまれな党勢のさなかにあると云ってよい。 しかしよくよく見れば安倍首相の云うとおり、黒田日銀総裁の抜擢の4月4日から本当に経済で為したことはむしろ金融緩和がすべてであって、それもいままたブーメランでその時に還ってきている。 ただ幸運にもその時の4月までの含み株価が昨年の民主の末期の時より4-5割上がったことが今を支えているのであります。 勝てば官軍、政治はもちろん結果であります。 しかし本当に云うような3本の矢が連続技で連鎖効果を発揮するほど安倍首相の運頼りだけでは難しい。 ということは安倍政権の本当はこれからなのであります。 参院選後の秋からが本当の見るべき能力判定の試験だと云ってよいでしょう。 ただ心配なのはこのひとの持つ、楽観主義が行過ぎて政治運営に油断と増長と傲慢が出ることだ。 三月ごろそれが歴史問題と慰安婦で出た。 実に素直にこの人物はそれがでてしまう。 このひとのよさは案外けつまずく原因を作るのだ。 いまはとにかく番頭の菅官房長官が目配りをさらに広くしてもらうことだろう。 それと参院選までに止めたり抑えたいろいろの懸案を参院選後にまたぞろぶり返すことはものによってはさらに慎重な根回しと配慮がいる。 とくに憲法改正については公明との連立も絡んで憲法の変更したい中身を明らかにしないとこれはやり方によっては国論を二分する大問題になって中韓のつまらぬ口先介入を招くことになる。 要ご注意はもとより老婆心からだ。
2013/7/5 崩れた2大政党制への回帰はありうるのか?
●折角の2大政党制も民主の虚構のために見るも無残に瓦解して再構築の機運もないままいま参院選に入った。 やはり未熟児であったのだ。 日本の政治がいまだそれに至っていないことだ。 昨年の信じられないほどの並み居る分裂新党の時よりは減ったにしても、いまも数えるのには片手で足りない。 経済における選択と集中は政治世界では日本の場合はいまだしなのか? 形だけで云えば戦前の方がすっきりとしていた取り敢えずの2大政党制ではあった。 多党制も分からぬではないが、政治のスピードと決められる政治からすればやはり堂々たる2大政党制が効率的にもいいと思う。 そういう観点からみればいまの野党の多さは今までの党の発生と合従連衡の残滓を引きずっているが、あるべき姿としてはいずれ収斂してゆくべきである。 チマチマとした政策公約の差は四捨五入してもいいと思えるものが多い。 小選挙区制のいい意味の政権交代のメリットが生かされずにその都度の政党の低落が複数の小政党分裂を惹起させているのは人災であって基本の選挙制度の瑕疵ではない。 まあいえば、今の自公と新第2極と共産党の4つで本当はことたりるのではないか? その間の野党は自公か新第2極に居てもおかしくはない。 選ぶ方からしてもその方が非常に分かりやすい。 時々お隣の専制国家の有り様には
強力な省く力と断行力には呆れるがうらやましいと思うこともある。
2013/7/5 参院選 米倉会長「景気回復実感が課題」
■ 経団連の米倉会長は「日本の最大の課題は、ようやく上向き始めた景気を本格的な成長軌道に乗せることで、国民が景気回復を実感できるようにすることだ。そのためにも成長戦略の推進などをスピーディーに実行に移すことが何よりも求められている。国民、特に企業人には、各党の政策・政治姿勢を十分に吟味し、選挙権を積極的に行使するよう期待する」とコメントしています。
経済同友会の長谷川代表幹事は「各党には経済の成長戦略、国家運営の再構築、財政・社会保障の政策、震災復興の政策、エネルギー政策などの重要な論点に正面から向き合い、国民の判断に資するような政策論争を望む。有権者も今後の日本の方向性を左右する重要な国政選挙であることを認識し、確実に自らの一票を投じることを望みたい」とコメントしています。 日本商工会議所の岡村会頭は「各党・各候補者から目指すべき国家の将来像と具体的政策が明確に示され、財政健全化、社会保障制度改革など国民の痛みを伴う課題も含めた濃密な議論が戦わされる政策本位の選挙が行われることを期待する」とコメントしています。
●財界の見方からすればそうなのだろう。普通の一般国民としては、それよりも大企業に対する
法人税などの更なる減税の方だ。 庶民には絶えざる増税を厳に行っているのに、何でもかんでも大企業の先にありきの今までと変わりなき陳腐なやり方はもう聞き飽きた。 大企業は放っておいても自分で勝手に自身を始末できる能力があるし、今の時代海外で日本の硬直した高コスト体質を嫌がってすらりと海外で生産活動しているし、これからも出来るのだ。 なにも政府におんぶに抱っこまでしてもらう必要はないのだ。 愛国主義だけでは経済は動かないし、もっと厳しい経済合理性しか究極はないのだ。 その高コストのこの国をもっと低コスト、いや少なくとも合理的な水準までに低落させることが、この20-30年間のこの国の最大の課題であったのに、それが出来ないでいまも当時と同じお題目をまるで新ネタのように云っているのが滑稽であるというよりもう開いた口が塞がらない。 これが形を変えたアベノミクスの成功のための隠れた仕事なのに、もうアベノミクスもいまは行ってこいだけの操作不能のあなた任せになりつつある。 問題はじつに古くしてあたらしい構造問題という、足元の言い古された、しかし必須のこの当たり前のことででしかない。
安倍首相はアベノミクスの点数を66点と云っているが、そんな贔屓の引き倒しは別としても、この高コスト体質を、つまりは3つの糖尿病の原因である、国民大衆にいちばん密着した農業・電力・医療を正対して料理してゆくことだ。 安倍首相にはこれに対しては殆ど正対出来ていないし、むしろ電力などはいずれ必ず政権に歯向かうアゲインストになる大切な国民的、国家的課題であるのに、大方向としては歴史問題などに比べて全くの真逆に近い開き直りとしか見えない。 これではいずれアベノミクスの先行きに暗雲が来ると思う。 少なくともいまはこうだけれど先行き工程表ではこうするというプランの提示も併せて真剣に目で見えるように示唆しなければ、いずれアベノミクス効果が陳腐化すればみーんなコケタとなり兼ねない危うさを感じる。 いつまでもあると思うなアベノミクス効果である。 いまは次次と国内にいてまずはこの国の抱えるいまだ整理されていないこの3つの大難題を溶かしてゆくことだ。 海外出張セールスも大切だが、参院選後はまずはじっくりと落ち着いてしっかりとこの課題に取り組むことだ。 1代や2代でできるほど簡単な課題ではない。 しかしこれは後代の日本には避けて通れない。 誰かがやらないと、安倍首相が口癖に云うところの日本を取り戻すなんて出来ないのであります。 安倍首相にはすこし好き嫌いが激しすぎる、いいとこのお坊ちゃんのおひとよしとエエかっこうしいが大いに気にかかるところであります。 それとそのために憲法改正なんて言わないでほしい。 この3つをもしある程度できたというときには、きっとその必要性は無くなっているかもしれない。 国体の強化のために憲法を変えるということは実は話の後先が逆だと思う。 憲法改正でソト面を厳めしくするよりも、愛想のいい付き合いしやすい愛される日本の方が世界の受け止め方は絶対にいいと思う。 たかが中・韓2国の為だけに強面の設えに変えるのはやはり馬鹿げている。 やはり日本は付き合いを狭めては損する国柄なのである。 中韓とはつかず離れずしかない。 この1500年間もそうであったのは、いまも変わらないと断じておくことだ。これこそ日本から見た歴史認識と突き放せばいい。 近しいDNAほど、近親嫌悪が激しいと割り切ることです。 まずは日本がブレないことで相手にそれを知らしめる。 そんなことを知らしめるのにこの憲法までを変えることは勿体ない程の、もう日本の宝ものになっていることを忘れないでほしい。 それ以外の目的であればかえても結構であるがあまり憲法を変えやすくする96条は一瀉千里に傾きやすい日本人のためには良くないと思う。 代えない、変わらない憲法はもう日本の富士山と同じと思えなくもない。 世界遺産であります。 これは歴史的定義になると思う。
2013/7/4 侵略定義する立場にない…村山談話巡り首相発言
■安倍首相は3日に行われた党首討論会で、歴史認識に関し、「政治問題、外交問題になることを前提に、それを計算しながら歴史を読み解いていくのは間違っている」と述べた
歴史認識については歴史家の研究に委ねるべきだとの立場を改めて強調したものだ。
「過去の植民地支配と侵略」を謝罪した1995年の村山首相談話については「私は植民地支配、あるいは侵略をしていなかったということは言っていない。しかし、それを定義する立場にはない。そういう謙虚さが必要だ」と述べた。これに関連し、菅官房長官は3日の記者会見で「公式には、首相も村山談話を引き継ぐと申し上げている」と述べ、首相の発言に村山談話を否定する意図はないとの考えを示した。
●安倍首相はこの歴史問題で大きな間違いを犯してしまっている。 そしてどうにもその自己矛盾から逃げ切れていない。 あとあと自分のトゲで苦しむことになるのは実に残念だ。 つまり春ごろの勢い盛んのときの予算委員会でについ口を滑らせて村山談話を継承しないと明言して、これが周辺国、とりわけ韓国でも火の手が上がりアメリカに飛び火してついに談話継承の元鞘に追い込まれた。 しかし定義については歴史家、つまり学者に任せるで言い逃れたが、これがどうにも執拗な追及で交わし切れていない。 攻める方は定義自体を政治が成すべきことだと一向に譲らないのも分からぬことではない。 学者歴史家に判断を丸投げするのは政治の無能無責任といわれても仕方がない。 とにかく云った言葉を反転したことが最大の安倍首相の気おくれと肚の定まっていないことの証明だ。 安倍首相で一番心配なのがこういう緻密な討論での討論力である。 これは宰相としての核心的な資格要件であるが一抹どころかかなり大ざっぱなところがあってこれからいちばんの心配事である。 もしこんなことであれば定義が確定することがあるのかないのか分からない域に逃げ込むことで国際でも信用されなくなる恐れがある。 この問題は外交問題でこれからも深く静かに潜航してまたまた浮上することは間違いない。 圧倒的な経済・政治環境が強くならない限り執拗に追いかけてくることだけけは覚悟すべきだ。 それよりも過去に拘ることからこれからの未来志向を全力で訴えることでしか道はない。 そして対話の必要性を絶対にこちらからは断ち切ってはいけない。 そのことによって相手を対話の土表に引き込むことだ。 相手も歴史家・学者に定義を任せても答えが出ないことは分かりきっているのだ。 それの解決には現世利益で調整するしかないのである。 しかし韓国・北・中國はこの日本のアキレス腱には最後までしゃぶりついて喰らいつくのは仕方がない。 とりあえずは侵略と植民地化までは認めたのだから。 いずれにしても法体制がいまだ後進かその程度しか纏まっていない三国である。 法的に備わる時期まで肚を括って未来志向で思考する姿勢だけは維持することだ。 とにかく最高責任者はこと外交ではブレてはいけない失敗の見本である。 続く橋下党首は余計な踏込みし過ぎで、損得勘定から言えば、この方がとてつもなく大損を招いたのはご覧のとおりである。 斟酌の余地はない。 いまだ国政には関与させない方が国のレベルではいいと思う。
2013/7/4 党首討論会
●途中から観た。 政治家サイドに質問するマスコミ連中の会進行のエラそう振りには腹が立った。
政治家も一人一人の反応は違うが、其れに対してはかなり心理的には反発があったのでは? とにかく恣意的で横着な質問の仕方は観ていて不愉快だった。 とくにテレビでうしろ半分が頭の禿げたのがいたが、こいつはこういう場所においてはいけない。 まったくマスコミの中で新聞がいまでも主導しているのも実に心外な閉鎖社会だ。 政党にヨイショするしながら、こういう時はどれも横並びの金太郎あめで雁首を並べているだけだ。 とにかく質問の内容が平坦でこれが日本のマスコミの代表連中かと思わせる酷いものだ。 ある意味、政治家に阿る姿勢がみえみえでまるで卑しく厭らしい。 とくに橋下維新党首のときにはかれが慰安婦報道の誤報と釈明をした時には、この質問した禿は橋下党首の発言に反応しないですぐに他の党首に振る様な失礼で傲慢さだ。 そのくせマスコミは秋の消費税アップには新聞は対象外との特例を政府に頼んでいる。 ひな壇の政治家党首に対して下段にひな壇を設えてのこの茶番はもうある意味時間の無駄だろう。 政治家も質問自体がありきたりのワイドショー以下の内容だけに、それなりの流した返答に終始していた。 そのため全体を通して、観ている視聴者への背信とも云える内容でこんなのを大げさに党首討論会と銘打つのはインチキであるとさえいえる。 われわれはいつでも色々な方法でもっと真剣な政治突込み議論の機会は山ほどあるのだ。 観ようと思えば。 従って政治家も質問がありきたりなので真剣に答えていない。 まったくの茶番だ。 マスコミ自体が俎上に乗せられるべきで、不勉強と云うよりも既得権益に取り込まれたこのバカ業界の存在証明のためだけの無駄な仕掛けはもはや陳腐としか言いようがない。 あらたな司会者を選び直した方がいい。 質問する奴らが体制側と裏でごちょごちょと手を結んでいるのだ。 どうせこいつらが権力側にすり寄っているだけだろう。 真面目に聞かされている方がアホだ。 だから後の印象は残らない。 改革すべきはこの業界である筈だ。 とにかく国民大衆には啓蒙的で上から目線だが
中味は体制に組した横並びの金太郎あめ報道の横着さは新聞を忌避し契約をしなくなってきた時代にはなっていることを肌感覚で証明されている。 云われるように云うだけで自らの自己改革が出来ていない業界に本格的な世論の風当たりはこれからもっと募るはずだ。 もう借り物ことばの切り売りで小銭稼ぎできる時代は終わっている。 真実の向こう傷を怖れない報道こそが自らを守るすべてである。 とにかく古いのがのさばり過ぎている。 もっと若いのに登場の機会を与えてやることだ。 そした腐った溝の溜まり水を一掃して流せば自ずから新しい水の流れが蘇ってくる。 本当に臭い業界だ。
2013/7/3 都議選で共産党の進出に自公が悩んでいる?
●ちょっとした異次元結果だ。 マジで与党がこれからの都政運営に真剣さが必要だとのこと。
考えれば共産党は国政の討論でも云って悪いが生意気な与党よりも質問も一生県命でよく勉強している。 それに既得権益から遠くまた族議員などの発生する余地はない。 考えればつまらぬ喧嘩ばかりしているその他の野党連中よりはいいのだ。 なにせ党の歴史は古いし全国組織は確立している。 党名が共産党なので中国やロシアと同じと思われてイメージ的には損をしている。 まったく他国と違っていることを知らせる努力をすればもっと若い人らにも浸透すると思うが。 ある程度までは与党の横暴の監視のためにも共産党は伸長すればいいと思う。 とにかく次の参院選でもつまらぬ野党に取らせるよりは30議席くらいは取って頂いても結構だと思うほどだ。 横着な国会運営にもいい監視役になってくれる。 それにこの党は政党助成金を取らないことは一応金銭面では非常に清潔なところは最大のいいところでもっと評価されてもいいと思う。
2013/7/3 アベノミクスはいまも踊り場で休憩中か
●第1弾効果の余韻だけで何もしなかったと云っていたら、とうとう異次元の金融緩和も3ケ月足らずで元に戻ってしまった。 それと第3弾の成長戦略のど真ん中の本命なしの尻切れトンボでそのまま参院選への突入で、ただいま開店休業中か。 本来の第3弾こそが異次元の成層圏へのメインブースターであったはずだ。 やはり本当には日本の構造問題には手つかずでは無理なのだ。 どうもこのままでは安倍政権のアベノミクスは参院選の後の秋から捻じれ解消の余勢を買って再点火と思いきやなかなか難しいかもしれない。 この構造問題の中心的な課題は医療・農業・電力エネルギ―だ。 この既得権益岩盤のために日本の体の心底からの体質改善が出来ないために非常な硬直性が治らない。 この非効率が折角のこの国体のしなやかな変化をまたまた遮っているようだ。 口では言っても個別論では反対の壁にぶち当たっている。 安倍首相がいくら走り回って地球儀外交してのセールス活動も悪くはないが、本当は強い支持率を背景にいまこそまずは内なるこの岩盤をくずすことである。 そのことでは安倍首相は殆ど動いていないし、むしろそっちの側に立っているとしか思えない反動的でさえある。 いま現在より以上の本当のアベノミクスの成長のためにはこの三つの壁をクリアする政治を新たに設定するくらいの運動が要る。 これはいままで誰も無しえなかったこれからの日本の前に立ちはだかる内なる鮮明な敵である。 それを溶かすものは苦しいが規制改革しかない。 本当の政治はこれからが安倍政権の始まりである。 今までのようなカネの放擲だけの仕事は本来の仕事ではない。 もうその効果は既に出てしまったし政治的効果的には済んでいる。 それはしなかったよりはもちろん成果はあったにしても、それだけでは何の改革にもならない。 本当の成長のためのメインエンジンはいまから吹かせないと駄目である。 このままでは安倍政権は今までの政権と同じく既得権益と族議員の跋扈に塗れた過っての自民党時代への遡り自民党を演じるだけで終わるかもしれない。 大いに憂える。 本当のアベノミクスはこの後すぐに待ったなしである。 そこでそれ相当の成果が出て初めてアベノミクスの評価は定まるのだ。 とにもかくにもこの壁を少しでも丹念に崩すことを期待したいし、またそうでなければ世界に約束したアベノミクスはガラガラと瓦解することになる。 さすれば中韓の思うつぼではないか? 外国へのセールスマンよりもまずは国内の三つの成長への阻害要因を取り崩してゆく地道な政治を待っている。 このことは裏返せば財政規律回復とも密接に絡んでいると思う。 まずは内政を固めることだ。
2013/7/3 ある種の潮流
●昨年は今年には世界の指導者がおおどころで変わることが云われた。 そして今の時期すべての新しい指導者が立ち回っている。 やはり前に比べて変化の潮流がある。 とくにアジアのそれが激しいようだ。 その潮流に満ち潮に乗れば幸運だし、無視をすれば苦しみと座礁で漂うだけだ。
我々はその潮流に乗らなければいけない。 さもなくば失うものは大きいと云わねばならない。
残された最後の日本の政治の大きな潮流が今月の参院選だ。 概ね自公で最低限の過半数は抑えることがまずは可能だ。 これで捻じれがなくなって政治に余計なマイナスエネルギーを使わなくなることはいいことだが、反面いままで6年のいい意味の緊張感が横着横柄に流れることは厳に慎まねばならない。 そのためにも自公での捻じれ解消は最低限でバーをクリアなさせしめる方がよろしい。 すでに自民はもう過っての自民政治に回帰している要素が随所に出始めている。 もう捻じれ解消の先食い現象である。 またまた派閥レベルでの族議員の跋扈や族議員の復活、それとトップ執行部のまたぞろの情けない醜聞だ。 安倍政権は昔のような強力な派閥の支えではなく、安倍首相の個人的全党的支持をバックにしているまれな政権だ。 安倍首相の権威が失墜すれば瓦解も早いが、ともかくも政権の目玉政策のアベノミクスのなんとかのクリアがいまの政権の潮流浮上のの元になっている。 ただ外交的には一時の強気が国際、とりわけ中韓、その中でも韓国の執拗な歴史問題が意外と安倍政権を執拗に揺さぶっているのだ。 さきの予算委員会で強気だった安倍首相はとうとう今までの村山談話の見直しから一転これを継承すると変じた。 トップのこういう訂正はその時から相手に乗じるスキを与える。 この安倍首相の変身はそれ以後執拗に揺さぶられている。 アメリカでもその揺さぶる同調者もいるのだ。 この安倍首相の変転がそれ以後の対韓国外交の必要以上の中國よりを助長した。 安倍首相のある種の不安はこんなところにある。 これが今度の参院選で必要以上の国民支持を与えれば安倍首相と一党は乗せられ過ぎた潮流に乗り過ぎて、今度は必要以上の強気に乗り上げる恐れが実に心配だ。 安倍首相のこの潮流にすぐに反応するある種の弱さを実に憂える。 これは維新の橋下氏が原発問題で潮流に乗り損ねてから今日の漂流への姿の回想とダブるのだ。 安倍政権を長期の政権足らしめるのは、いつに掛かって安倍首相の不退転の肚でしかない。 いまはまだ本流までに至らない潮流の支流でもつい不用意にこんな間違いを犯す心理的弱さだ。 まだまだ世界の日本の総帥として盤石の重みはない。 憎らしいがあの習のようなどっしりとした伏魔殿のようとは云わないが相手に切り返す凄み、たとえばオバマ相手に中国もサイバー攻撃の被害者だと言い募る凄み、これはその後実にいまも世界的な話題としてアメリカの信頼を裏切る大きな代償を支払わせているではないか。 だのに日本は情けないことに外交ルートで在米大使館盗聴のことは問い合わせるなどと全くの腰の引けた話だ。 それはそうとアメリカに対しての超へっぴり腰が中國、とりわけ韓国となるともう反対に超無視か反対では、まるでそこらのガキの対応だ。 そんないじめっ子程度では懐の深い中國にはうまく潮流に乗れない危惧を持つ。 とりあえず時の潮流に乗り過ぎもせずにじっくりとしっかりと見定めてから動くことだ。 そしてここだと思えば果断に行動する。 もっと安倍首相はお調子者という潮流には乗らないで、本当の潮流を見定めてほしい。 こんな軽さでは尖閣は中國の潮流に持っていかれるぞ。
2013/7/2 兵庫県知事選、コラムニストの勝谷氏が出馬検討
■4日告示、21日投開票の兵庫県知事選に、コラムニストの勝谷誠彦(かつやまさひこ)氏(52)が立候補を検討していることがわかった。 所属事務所のよしもとクリエイティブ・エージェンシーによると、勝谷氏は、「(ネット選挙の解禁で)人海戦術もいらず、自分の考えが訴えられる。メールマガジンを運営しており、情報発信の実績がある。ネットでどれだけできるか興味がある。4日まで(出馬するかしないかを)熟慮したい」と話しているという。 勝谷氏は同県尼崎市出身。早稲田大卒業後、出版社記者を経て、現在は雑誌のコラムの連載やテレビ番組のコメンテーターなどを務めている。 兵庫県知事選は参院選(4日公示、21日投開票)と同日程で、自民、民主両党の県連と、公明、社民両党の推薦を受け、4選を目指す現職井戸敏三氏(67)と、共産党が推薦する政治団体代表幹事の新人田中耕太郎氏(64)が出馬を表明している。
●今回維新が候補者が立てられなかったので、兵庫県がこんな知事に4選を許せばまさに県政は全くの官選知事王国になってしまうと憂えていた。 もし新人が出なかったら選挙は白票予定だった。 ともかくも人物として過激発言で毀誉褒貶の激しいかもしれないが、ネット選挙での新しい切り口をこじ開けて呉れるかもしれない。 何もしないよりはもし出馬してくれるならばそれなりの旋風を巻き起こす可能性も無きにしも非ずだ。 もちろん彼に投票する。 この変化の激しい時代に兵庫県はこんな官選知事を4期も務めさせるのは県人の民度が問われるというものだ。 過っては知事・市長ともに全国的に革新的なひとを輩出していたのに、明らかに官僚の成り上がりをずうっと許してきた兵庫県はいまも阪神大震災からの経済発展は出来ていない。 何もしていないからだ。 無為無策の官僚政治の行き止まりをいまも脱却できていないのだ。 ただ市政だけは若い樫野という市長候補が前回の惜しい雪辱を確実に果たせそうだ。 これに勝谷候補がもし選ばれれば必ずや市政と県政は変わと思う。 グレート大阪の遅ればせの都市改革でお隣の大阪が曲がりなりにも勢いづいているのに、こっちの神戸・兵庫は全くの音なしだ。 ひとつかき回してほしいものだ。 7月4日の公示寸前に滑り込みで準備不足もあろうがネットと云う飛び道具とテレビで売った知名度をフルに活用して頑張ってほしいものだ。 ただ橋下氏の後追いだけは止めてほしい。 石原の云うとおりもう彼は終わったねぇは案外外していないとも思う。 とにかく勝谷氏の勝谷らしい粗削りだが正直な個性だけは発揮してほしい。
2013/7/2 中国の釣魚島巡航の常態化に備える
●2013/7/2 日本の構造問題は未解決のまま 「フィナンシャル・タイムズ」紙
■現時点までは、アベノミクスはうまく機能している。日本の株式市場は上向きで、不動産市場は好景気であり、消費意欲は過去6年間で最高を記録した。しかし、円安への誘導によって、本当に日本企業は世界市場で競合するだけの力を得ることができるのだろうか。多くのアナリストは、日本の構造的な問題は未解決のままであるとしている。
●これは日本人も心底ではそうだ。 みんな大震災と東電原発事故で日本のハラワタがざっくりと空いたのでその伏魔殿を少しだが垣間見た。 そこにはいわゆる政官産学のぬたくる様な癒着と既得特殊ムラが白日に晒された。 そのときに維新のはしりが颯爽としたホワイトナイトに見えたのはいまも忘れない。 それがいまは東西にガバナンスが別れた怪体な二頭建てのオロチでもがき苦しんでいる。 維新の今のざまはあの時のスタンスを徹底せずに原発で敵前逃亡の体制側に靡いたことで、その後はすべてごった煮のホルモン料理でしかない。 それを無理やり憲法改正にまとめての無理押しがいまだ。 国民大衆はその間で置いてけぼりでは選択のしようがない。 そしていつもその間を補うような政策課題の摘み食いばかりではほとほと迷うのである。 挙句の果てにはとうとう云うも愚かのタブーに食いついてとうとう食中りの大恥のを日本はおろか満天下の世界にも晒した。 やはり維新はこの日本の構造問題がそもそもの存在のスタートであったのだ。 いまその軌跡を振り返ればたった3年僅かの間で曲りなりでもそれに追随したのは2年半くらいだろう。 あとは時の政権の真っ逆さまのでんぐり返りで勝手に風で持ち上げられただけだ。 そのピークが去年の衆院選であって、その後から今まではご覧の通りの風を自らで引き起こすための自作自演の自己演出の不味さで、さらにけつまづいてしまった。 こんなおかしなパロディー党はない。 最近はこの自虐に似た党のへんてこりんなガバナンスについても党首二人の意見が違うのが維新の文化などとふざけているのはもう大阪流のギャグとしても鼻白むくらいの捨て台詞に堕してしまっている。 もう政治をし、語る党のトップとしては異次元の域に棲息してしまっている。 迷ったら元に戻る。 これが鉄則だ。 これ以上のあがきはもう更なる党の混乱をいやますだけだ。 政策の荒探しは止め、石原の云うとおりナマジ弁護士の理屈だけのかいくぐりでは論争のための論で終わる。 政治には弁護士とは別のいきている人間の、つまり生活者の情が要るのである。 橋下氏にはそれに気が付いていない。ナマジ弁護士だけではいけないのだ。 いまの政界には便法のための弁だけですり抜けようとする弁護士政治家がいかにも多すぎる。 彼らの殆どは人間性一面を欠いたロボットに近い同じ仮面を被っている。
弁は飽く迄も政策課題追及の手段であり、テコである。 もう履き違いには国民はウンザリしているのです。 はやく多々ある構造問題への回帰をすべきはないのか。 いまではちょっと遅すぎるかもしれないが。
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