タカシのB級グルメ日記

2024高知市納涼花火大会

ウィリアム・モリス展と織作峰子先生

2017-01-14 12:16:01 | 知のグルメ

先生にお会いするのは20数年前、高知のキタムラ主催で四国カルストを
舞台にし「土佐の祭り 」をシチュエーションとした撮影会に弥二郎と
二人で参加した時以来でしょうか。
その頃の私は、α9000にズームレンズを付けてオートフォーカスで撮る位の
撮影技量しか持ち合わせず「絞り優先」など頭の片隅にも無かった訳で
誠にお粗末な結果でしか無かったかと記憶しています。

その後、写真雑誌やテレビ等でお見受けする事もありましたが、今回再会し
その美貌に磨きが掛かっていたのには驚いた。
テレビで嫌という程見せられる70過ぎのばあさんが若返って50代に
化けて見せる化粧品のCMがありますけどベースが違いますね。
元ミスユニバース日本代表の美貌に教養と言うか知性と優しさが溢れん
ばかりに輝いています。
今回の催しの為に先生が撮影した写真集を購入すればサインをして貰える
のですが、そのオーラに負けて遠くから見守ることしか出来ませんでした。

ウィリアム・モリス展の方は副題に「原風景でたどるデザインの軌跡」と
あるように、先生が現地で撮影した静止画を大きく壁にスライドショー的に映し
キャプションと共に鳩(モリス)が年表を辿るという展示方式で楽しめます。

勿論モリスのデザインしたタペストリーや壁紙、絨毯、後年に作成した椅子や
ランプ、書籍等の現物展示もあり1800年代後半から1900年代の初め、日本で言えば丁度
明治時代、日露戦争が始まる前になりましょうか、産業革命を経てデザインの
重要性が認識され始めた時代に果たしたモリスの業績が理解できます。
また、後年(1929年)ケルムスコットを訪れた柳宗悦の民芸運動にも
大いに影響を与えたと考えられます。

 --Exihibition Data--
施設:愛媛県美術館(Yahoo!地図
所在:愛媛県松山市堀之内
電話:089-932-0010
展覧会案内:089-932-0279
会期:2017/1/7~2/12
時間:09:40~18:00
観覧料:¥1,300(一般当日)

 



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