
山口 龍蔵寺 愛染明王
お父さん!
お母さん!
ボクを苛めないで!
ボクを打たないで!
そんな悲痛な幼子の
叫び声が聞こえてくるようだ
お父さんお母さんが
苦しんでいると思うから
子供たちは我慢しているんだ
この子のためにもという
親としての情愛は
どこへ行ってしまったんだろう
児童虐待の相談件数が、昨年だけで1万件を超え10年前の倍にもなるという。核家族化が進み、世間と隔絶した中で、親の苦悩の捌け口が、何の抵抗も出来ない幼子に向かっている。かつての日本人の道徳的、儒教的魂はどこへ行ってしまったんだろう。こういう事件がなくなり、一人一人が家族を思いやり、人と人とが労わり合うことなくして、安息、安住出来る社会は成り立たない。
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