コロナで4月以来休館していた定例会場の老人福祉会館が再開され、趣味の句会「泉寿俳句批評会」が久しぶりに始まった。会員14人全員元気な姿で出席、和気藹藹とした雰囲気はいつもの通りだが、何となく新鮮な雰囲気もして嬉しかった。
会場は横浜市の施設だが、コロナ対策は万全で、まず靴箱使用禁止、マスク着用と体温測定があり、会場使用中は窓と出入り口を開けるよう指示がなされる(使用中館内放送で注意喚起)。1テーブル3席あるが1席のみ使用として3密とならないよう制限していた。
今日の兼題は「扇風機」、過日このブログに投稿した作品の中から1句選び、他の自由句とともに次の作品を提出した。
扇風機昭和の風を漂わせ
夏断(げだち)して腹膨るるを止めにけり
扇風機はレトロな感じがして昭和の香りがする。その風が部屋中に漂う風情を謳う。自分の句を除き、一人ずつ特選1句と並選3句を選ぶが、この句を3人の方から特選に選んでもらった。
夏断とは、夏のある期間、酒と魚・肉を断つことで、自身の出っ腹を戒めるつもりで作った。しかし、一度も守られていない。
会員のTさんが、講師役となって、俳句の季語や作り方などについて教えてくれる。今日は二ついいことを聞いた。俳句の目的は「俳句力の向上」と「健やかに和やかに」が大切という。自分も同感で、これからも楽しんでやりたいと思う。
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