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切手

2021年03月23日 12時26分30秒 | ハチパパのひとり言

朝日新聞読者投稿「ひととき」欄に載っていた、私と同じ77歳主婦の『姉の切手』に興味を引く。投稿内容の概要は次のとおりで、「そうそう」と頷く。

最近、ポストを開けても自筆の手紙や切手が貼られた封筒を見なくなった。ただこのところ、大きめの封筒にずらっと切手を貼った手紙が届くようになった。切手には「オリンピック東京大会1964」などなど・・・。4歳上の姉からだ。姉は就職してから給料で切手を買っては、切手帳にまとめて茶箱に入れていた。(中略)姉は昨年夫を亡くし、身の回りを整理する中で迷ったのが大量の切手。姉は離島に住む私のために、本土の新聞切り抜きを封筒に切手を貼って送ってくれるようになった。本土の新聞を読めるのは図書館だけなので、切り抜きが届くのがとても楽しみだ。姉の手作業に心が温まっている。

私も昨日、亡くなった前妻の50年忌で、お世話になった義姉あての手書き礼状と、お返しの簡易書留封筒に、「オリンピック東京大会1964」などの切手をベタベタ貼り付けて送った。大量の古切手は、仏像写真展など活発に活動していた頃たくさん使ったが、まだシート単位でそこそこの数残っている。亡くなった私の父が残した、南方戦線国などの使用済切手もあるが、邪魔になる物でもないので、終活で処分することなく残った家族に処分は任せようと思う。

 

 

 

 

 



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