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鎌倉日記17・・・初夏の鎌倉ぶらり旅、杉本観音から五大堂不動院へ

2014年05月10日 17時37分44秒 | 鎌倉日記

                     

                                板東三十三観音第一番札所 鎌倉 杉本寺 仁王像 

大型連休明けの5月7日、運動不足をカバーする意味もあり、久しぶりに鎌倉へカメラを背負って散歩に出かけた。朝の寒さもなんのその、五月晴れのこの日は汗ばむほどで、初夏を感じる気持ちのいい日だった。

最寄駅の横浜市営地下鉄中田駅からJR戸塚駅まで4分、横須賀線に乗り換えて14分、乗車時間18分で鎌倉駅に到着。古都鎌倉は私にとって、カメラをひっ提げひょっこり出かけるのにうってつけの、贅沢な散歩コースである。

今日は是非とも「左可井」で穴子丼を食べたいと、近くの杉本寺バス停で降りて、お昼までの時間調整のつもりで杉本観音にお詣りしたが、今は階段の工事中で参道の写真撮影は叶わなかった。

杉本観音は板東三十三か所観音霊場の第一番札所としても有名で、恵心僧都、慈覚大師、行基菩薩其々の作とされる十一面観音の三尊が秘仏として祀られ、衆生の私たちはお前立の十一面観音や脇立の不動明王、地蔵菩薩、毘沙門天、運慶作とされる観音三十三身など拝観できる。誰もいないうちに、秘仏本殿の前で般若心経を唱えさせていただいた。家で毎朝読経しているが、由緒あるお寺の本堂の荘厳なみ仏を拝みつつお経を唱えると、背筋がピンと伸びる気がする。

お目当ての「左可井」は第1と第3の水曜日は定休日の札がかかっていた。前回は長蛇の列で諦めたこともあり、早めの11時20分に行ったのに残念、またかと悔しい思いをしたが鎌倉は近い、いつでも来られるとあっさり諦め前回同様すぐ近くの「竹冶」で昼食をとり金沢街道を南へ歩いて五大堂不動院へ向かう。

五大堂不動院は初めてだが、本堂は閉められたままで、「境内の写真撮影禁止」の張り紙もしてあった。ご住職の奥さんらしき人が境内の草取りをしていたが、挨拶だけして早々に立ち去った。鎌倉では本覚寺も境内の撮影が禁止されているが、何故境内もダメなのか首を傾げたくなる。

金沢街道沿いには滑川という細い川が流れている。生活道路としての橋がたくさん架けられており、所属写真サークルの秋の写真展テーマ「橋のある風景」を撮ってみたが、見ごたえのある写真は一枚もなかった。場所がどうこうでなく、腕前のなさを自覚して鎌倉駅までのバスに乗った。鎌倉日記はずっと書き続けたいテーマのひとつである。26/5/7

 

 



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