ハチの家文学館

ハチの家写真館(http://hachinoie.exblog.jp/)の文芸版

弘明寺

2019年02月23日 11時30分11秒 | 慈しみと悲しみと

          

          

          

自宅から横浜市営地下鉄ブルーラインに乗車、乗り換えなしで乗車時間は16分、弘明寺駅で下車して門前の弘明寺商店街を抜けると山門が見える。山門には運慶作と言われる阿吽の仁王像が睨みをきかして立っている。

弘明寺は横浜最古の寺と言われ、宗派は高野山真言宗。正式名称は瑞應山 蓮華院 弘明寺、本尊は十一面観音菩薩。創建は737年(天平9年)行基が開祖したと伝わる。坂東三十三観音第14番札所でもあり、弘明寺観音の名前でも親しまれている。

山門で一礼してすぐに六地蔵が立ち並んでおり、その前には竹一管づくりの観音菩薩が祀られている。石段を少し登ると身代り地蔵があって、お地蔵さんの右肩など、痛みを癒してもらいたいことを祈願して丁寧にさする。ご真言オンカカカビサンマエイソワカを3回唱える。

更に石段を少し登っていくと本堂に到着。ご本尊の十一面観音菩薩は、鉈彫りと呼ばれるノミの跡がはっきりと表れた観音像で、行基が一刀三礼(一刀刻むごとに三度礼拝する)のうちに彫ったと言われる。

本堂横の石段脇には枝垂れ梅が綺麗に咲いていた。気温も温かくなって、春がすぐ近くにやってきている。仏壇下に保管している坂東三十三観音霊場納経帳を見たら、弘明寺には平成12年2月13日にご朱印をいただいていた。




 

 

 

 

 

 

   
   
   
   
   
   
   
   
   
 
   
 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿