ハチの家文学館

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久々新聞登場!

2009年04月17日 17時18分00秒 | 柴犬ハチのひとり言

今日の神奈川新聞別刷企画特集「55歳からの挑戦者たち」に、お父さんとボクの写真入り記事が載りました。

3年前のタウン紙の人物風土記に載っていたお父さんを見つけて、ふた月ほど前に電話がかかってきて、先月我が家に取材にみえました。
お父さんお母さんもびっくりしていましたが、取材の日、親しくしている近くのお寺さんで、お父さんボクとのツーショット写真を撮られました。さすがはプロのカメラマン、ボクも凛々しく写っていました。
記事を書かれた方もベテランで、お父さんのこといろいろ聞いてましたけど、よく纏まってるとお父さん感心してました。

ボクのお父さんは、60才の定年退職を機に、仏像を中心とした信仰のかたち、祈りの情景をテーマに、仏像写真家目指しています。最近は、関西から関東周辺のお寺さんを回っているようですが、つい3年前まで、ボクもお父さんお母さんと一緒に全国を回ってきましたよ。ずっと一緒で楽しかった。また行きたいなァ・・・。

お父さんは、仏像写真を撮るというより、仏様を撮らせていただくという気持ちで、あるがままの状況で撮らせていただいています。このため、ピンと合わせが難しく、色再現にも苦労しているようです。また、時間の経つのも忘れ、その仏様とは「もう会えないかも」という思いもあって、一期一会の気持で夢中でシャッターを切っているようです。

この間、銀座四丁目・和光のギャラリーで三好和義さんというプロの仏像写真展に行って来たようです。襖の大きさの和紙にプリントした京都奈良の国宝級の仏像写真ばかりで、お父さんとは月とスッポン、比べ物にならない素晴しい写真展だったようです。

和紙にプリントするアイデアは、お父さんも以前から考えていたことで、この写真展より前に和紙でプリントしていますが、とにかくスケールが違いすぎて、お父さんの目指すところとは違ったようです。出来る範囲でコツコツというのがお父さん流です。

会場では、プロだからということでしょうが、国宝級の仏像写真の展示販売もしていたそうです。(1枚10万円~30万円)
お父さんが横浜で仏像写真展をやったときも、売ってほしいと何人かに言われたらしいけれど、お父さんは「仏様を売るようで申し訳ありません」と断ってました。プロの世界とは違う、プロにはなれない写真家なんでしょうかね・・・。

お父さん、あるお寺の和尚さんから言われた言葉を、時々思い出すようです。「仏像写真を撮りに来る人はたくさんいるけど、ご真言とかお経をあげる人は伊藤さんだけです」と・・・。どのお寺さんでも、必ず撮影前あるいは撮影後に本堂などて般若心経をお唱えさせていただくとともに、仏様の前では、ご真言を唱えてから撮らせていただいているようです。

お父さんの顔は、3年前の朝日新聞全国版別刷特集「私のセカンドライフ」に、お母さんとボクと一緒に出て以来、読売新聞横浜版やタウン紙にも登場しています。また、一昨年秋から再放送もされているNHKテレビ「にっぽん心の仏像100選」にも、ボクとお母さんと3人一緒の写真つきで放映されました。ブログでは初公開です。とてもやさいしいお父さんですよ。








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2 コメント

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Unknown (hibari)
2009-04-18 22:47:54
ハチ君もお父さんも格好よく撮れてますよ。
二人(?)ともずっと元気で活動してくださいね。
陰ながら応援させていただきます。
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Unknown (ハチ)
2009-04-19 02:04:01
hibariさんへ

いつもありがとうございます。
ゆっくり、のんびり、仲良く
やっていきます。
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