ハチの家文学館

ハチの家写真館(http://hachinoie.exblog.jp/)の文芸版

レコード

2021年02月16日 10時17分28秒 | ハチパパのひとり言

先日、朝日新聞文化・文芸欄に、「レコードのぬくもり 若者とりこに」と題して、レコードの人気が、デジタル世代の若者にも人気が出ている記事が掲載されていた。

2020年上半期の米国でのレコードの売り上げが、CDを上回ったという全米レコード協会の昨秋の発表は衝撃的で、日本でもアナログレコードの売り上げが2010年に1.7億円で底を打ち、2020年には21.2億円と10倍以上に増えた。新譜の数も42から316と7倍以上になっているという。ソニーミュージックでは4年前にレコード生産を再開、その後生産ラインも2つに増やしている。

音楽評論家の萩原健太さんによると、「CDなどデジタルは劣化しないが、レコードジャケットがすり減ったり、盤が傷ついてパチパチという音が強くなったりして、それも含めて、自分とその音楽が一緒に年を重ねて老いていく感覚があり、そういったロマンがアナログ盤にはあって、魅力に繋がっている」という。

わが家には、トリオのアンプとチューナー、デンオンのレコードプレイヤー、ダイヤトーンのスピーカーなど、約50年使い続けた真空管の音響機器があった。配線の関係か片方のスピーカーが聴けなくなっていたが、音質は抜群で手離すのに勇気がいったが、整理整頓上一昨年の断捨離ですべて処分してしまった。しかし、レコードは聴く機会もあろうかと残しておいた。
偶々、カミサンが利用している通販カタログで、ラジオ、レコードプレイヤー、CD、カセット、USBが一体となった格安の音響機器が載っていて注文、昨日届いた。音質はかなり落ちるが、レコードが聴けることと、レコードなどからUSBやCDに簡単にコピー出来るので、車でも聴けるし便利だ。若かりし頃、トロンボーンやトランペットを吹いていたし、吹奏楽団、ビッグバンドの経験もあり、音楽は手離せない。

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿