日々・ひび・ひひっ!

五行歌(一呼吸で読める長さを一行とした五行の歌)に関する話題を中心とした、稲田準子(いなだっち)の日々のこと。

地下鉄のトンネルの内側に。

2007年01月27日 | 言葉や思いをめぐらす日々
来週(昨日の日記参照)、っていう以前に、
この日もお仕事だったんだけどね(笑)

地下鉄で、お仕事場へ向かった。

地下鉄の中は、トンネル。真っ暗。
等間隔に蛍光灯があるだけで。

電車の出入り口のところに立って、
そんな外を見ていると、
自分の映っている顔が、
スライスされているようだといつも思う。

何度スライスされても、
同じ顔の薄っぺらい自分だと、
ネガティブに。

     ★

ふと、
このワンパターンに流れる景色を活かして、
トンネルに、絵を描くことはできないだろうか、
と思った。

例えば、太っていた人が、
どんどんやせていく過程。逆でもいいけど。

例えば、類人猿から始まって、
現代人に行き着くまでの人類の変化だとか。

等間隔の蛍光灯のリズムが、
そういうことを考えさせた。

実際は、
本をパラパラめくったら、
動くように見える、
アニメの仕組みではないから、
難しいかな。

なんか、遊べないのかな、とふと思った。

でも、仮に、
可能だとしても、
CMとかならヤだな。

消費者を踊らせるためならば、
真っ暗と蛍光灯のほうがいいや。

もしも、可能なら、
芸術家っぽい人に、純粋に遊んでもらって、
楽しませてほしいです。

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