パンのお仕事。
エコバックをもらったところのメーカーさんの。
ちなみに、この前書いた、
100万人(10万人ではありませんでした・笑)キャンペーンの
食パンではございません(すでに達成されていました。よかったよかった)。
ございませんが、
マフィンの食べ方を広く伝えるというものだったので、
エコバックに描かれている、
あのクマなのか、犬なのか、うさぎなのか、
よくわからない
(すいません……。
あのキャラの絵本が好きな人たちには謝っておきます・笑)、
キャラクターのぬいぐるみが、
ディスプレイとして飾られていて。
「お昼休みの時は、
このぬいぐるみたちは、バックに下げてください(盗まれるので)」
と、朝、メーカーさんに言われたので、
休憩時、
飾っていた台から、
この二匹のぬいぐるみを抱きかかえた。
瞬間、ひどく愛おしい感情が……!!
な、なんじゃこりゃ~!!
あふれんばかりの愛しさが、
機械的に込み上げてきて、動揺した。
涙が出てきそうになって、怖くなった。
★
前々からわかっていたけれど、
やわらかくて小さいものを抱くと、
否応なく愛おしさが込み上げてくる。
母性というよりは、
人間の本能的なものですよね。
きっと男性でも溢れ出る感情だと思うんだけど。
だけど私は、
その理屈抜きの
お約束事のように溢れてくる感情が、
受け入れられない。
なので、
親戚や友達の赤ちゃんをお披露目されても、
抱っこだけは、遠慮させてもらっている程、
やわらかくて小さいものには、警戒心を抱いているのだが。
擬似の「生き物のようなもの」である、
ぬいぐるみにまで、思わせられるとは。
それまでかわいいとは思っていなかった
(すいません。謝っておきます。ファンの人)、
この二匹に、
すざましく愛情を注ぎたくなる。
あぁ、私を壊すものは、ナイフでもなんでもない。
むしろこんな、小さくてやわらかなもの。
この無条件さが、どうしてもダメ。
見る分や、撫でるぐらいなら、
普通なんだけど、
抱くのは、胸が潰れてしまいそうになる。
そのひどい愛おしさの先に、
自分の中にある、
虐待の芽を見て、怯える。
★
ぬいぐるみは、私が休憩の間、
スーパーの事務所に保管してもらうことになった。
そこへ行き着くまでに、会うパートさん達は、
みんな、
「いやっ!かわいい~!!」と、
目を細める。
「かわいいですよね」と言って、
私はニコニコしながら答える。
答えながら、
自分の
人間としての、女としての、
キャパの狭さを思っていた。
エコバックをもらったところのメーカーさんの。
ちなみに、この前書いた、
100万人(10万人ではありませんでした・笑)キャンペーンの
食パンではございません(すでに達成されていました。よかったよかった)。
ございませんが、
マフィンの食べ方を広く伝えるというものだったので、
エコバックに描かれている、
あのクマなのか、犬なのか、うさぎなのか、
よくわからない
(すいません……。
あのキャラの絵本が好きな人たちには謝っておきます・笑)、
キャラクターのぬいぐるみが、
ディスプレイとして飾られていて。
「お昼休みの時は、
このぬいぐるみたちは、バックに下げてください(盗まれるので)」
と、朝、メーカーさんに言われたので、
休憩時、
飾っていた台から、
この二匹のぬいぐるみを抱きかかえた。
瞬間、ひどく愛おしい感情が……!!
な、なんじゃこりゃ~!!
あふれんばかりの愛しさが、
機械的に込み上げてきて、動揺した。
涙が出てきそうになって、怖くなった。
★
前々からわかっていたけれど、
やわらかくて小さいものを抱くと、
否応なく愛おしさが込み上げてくる。
母性というよりは、
人間の本能的なものですよね。
きっと男性でも溢れ出る感情だと思うんだけど。
だけど私は、
その理屈抜きの
お約束事のように溢れてくる感情が、
受け入れられない。
なので、
親戚や友達の赤ちゃんをお披露目されても、
抱っこだけは、遠慮させてもらっている程、
やわらかくて小さいものには、警戒心を抱いているのだが。
擬似の「生き物のようなもの」である、
ぬいぐるみにまで、思わせられるとは。
それまでかわいいとは思っていなかった
(すいません。謝っておきます。ファンの人)、
この二匹に、
すざましく愛情を注ぎたくなる。
あぁ、私を壊すものは、ナイフでもなんでもない。
むしろこんな、小さくてやわらかなもの。
この無条件さが、どうしてもダメ。
見る分や、撫でるぐらいなら、
普通なんだけど、
抱くのは、胸が潰れてしまいそうになる。
そのひどい愛おしさの先に、
自分の中にある、
虐待の芽を見て、怯える。
★
ぬいぐるみは、私が休憩の間、
スーパーの事務所に保管してもらうことになった。
そこへ行き着くまでに、会うパートさん達は、
みんな、
「いやっ!かわいい~!!」と、
目を細める。
「かわいいですよね」と言って、
私はニコニコしながら答える。
答えながら、
自分の
人間としての、女としての、
キャパの狭さを思っていた。