スペシャルオリンピックス

スペシャルオリンピックス。という名称を　初めて聞きました。
どういう大会かと言うと　知的発達障害のある人々が　世界から参加する
オリンピックです。

体の不自由な人の大会、パラリンピックは　随分　有名になって私も
名前ぐらいは知っていますが　スペシャルオリンピックスは　
知らない人のほうが多いかもしれません。

今日　岡山で　（ビリーブ）という映画を見ました。
知的発達障害のある人たち　9人が集まって撮影チームを組み
小泉首相や　KONISHIKIにも　突撃取材する様子を取ったドキュメンタリー映画です。

　上映の後は　　中村勝子さんの後援を聞きました。
中村さんは　ご自分でおっしゃっていましたが　ごく　普通の方。

それなのに　この方の熱意で　今　スペシャルオリンピックスという知的障害者の大会が　日本に根付き　11月には　自主的に申し込んだボランティアによって　熊本で大会が開かれます。

知的発達障害者は　様々なことができないのではなく　できないと決め付ける社会が　
彼らを排除していると中村さんはいいます。

自分と違うものは　切り捨てる、排除する、これって　行き着くとヒトラーの
ナチスの考え方ですね。

この考え方の対極がスペシャルオリンピックスの精神です。

映画を見たり　講演を聴くと　私たちが持っている価値観が一変します。
中村さんの講演を聞く会場は　皆　涙、涙。

障害のある人も　知的発達障害のある人も　皆　手を携えて歩めるように
自然とお手伝いができる人間になりたいです。
心が　洗われる映画でした。