法律事務所に来るひとたち  written by 弁護士の妻 

岡山の小倉法律事務所に来る人たちを見て
ふつうの【おばさん】が日々感じたことを書いています。

お坊さんの 法話

2006年11月01日 | おばさん日記
天台宗のお寺さんの 法話を聞く機会があった。
その方が いわれるのに 私たちが 当たり前だと思っていること
たとえば 目が見えることも 視覚障害者には あたりまえではない。
彼らは 光を感じても 色は見えない。
青、赤 黄という 色がどのように見えるか 一生涯わからない人も多い。

だからといって 視覚障害者が 劣っているということではない。
彼らは 目が見えない代わりに 聞くこと 触ることで 健常者以上の世界を
持っているという。

また 元気な人なら明日 生きていることは当たり前だが 
生死の境をさまよっている人には 明日は重い。

だから当たり前だと思っていることも ひとつひとつ感謝して暮らしましょう。
というお話。

それから 人は支えあって生きるから人なんです。という お話。

今の世の中 自分中心の人が増えた。
自分がよければ 自分さえ 良ければと思う人が多いから
親が子どもを 殺し 子どもが親を殺す。

最近 多い 自分の子どもを餓死させる親。
子どもの世話がいや。
こどもにご飯を作ることもいや。
子どもが泣けば うるさい、やかましい。
気にいらないことはしたくない。
自分中心で物事を考える。
自分の気持ちに そぐわないものは 排除しようとする。
ネグレクトも 学校での いじめも 根は同じ。

貴方が悪いという人の 下の3本の指は 自分を指している。


なるほど 名言。