うろうろとする日々

松岡正剛氏の逝去への反応

松岡正剛氏が亡くなった。

小生の年代だとやはり、工作舎時代の本にお世話になったという感じだろうか。

バブリーだったなー。でも字も小さくて当時いろいろなひとが寄稿したりして、今よりも若手の学者の発表の場は提供されてたと思う。

今読んでも日本の科学精神のシリーズなんかはいいと思うのだけど。

もちろん遊とかもですね。

でもって、いろいろといわれる情報の歴史ですが、正直なところ自分は買いました。

で買った後に得意げに会社の奴が某社から贈呈されたのを見せびらかされて、ケッっと思ったものです。

結局あれは某通信会社のお客様への贈呈本だったのですね。それにしてもバブリーだったなあと。

そういう70年代から90年代のシーンを編集者として過ごされたということだと思います。

例えば林達夫氏と比較する人もいるようですが、それはちょっと違うかなと。やっぱり松岡氏は編集者だったんだと思います。

そのあとのネットの使い方などはいろいろと試行錯誤されていたし。

小生は松岡氏が翻訳していたリチャード・ワーマンの本は一時期熱心に読んだのですが改めて見ると再読の価値ありかなと。

ということで、学者の皆さんのコメントは拝読しつつも松岡氏が与えてくれたものに感謝しつつご冥福をお祈りしたいところです。

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