DEENのライブパンフレット

昨日買ったもの。
Tシャツは買えなかったけど、こっちはしっかり手に入れた。
メンバーたちの素敵な写真がたくさん。

後半部分にはインタビュー記事もあって読み応えがあった。
この人たちのライブのたび思うのが、非常に腰が低くていろんな人に対して感謝の気持ちや言葉を忘れないキャラクターだということ。
それが非常に自然で、だからといって堅苦しくない魅力的な人たち。
楽曲も魅力的だと思うんだけど、こういうところもとても好きで、また行きたくなってしまう。
昨日は、会場に来られなかったファンの方にも「応援してくれてありがとう」のメッセージを投げかけてたからなあ。

悲しいことに、このライブが始まる数時間前、会場からそう遠くないところで恐ろしい事件が起こり、それで命を落とした人がいる。
秋葉原通り魔事件ー。
その中にはここに来るはずだった人や、そういう人の身内とか友人とかそんな関係だった人もいたかもしれない。
秋葉原は私にとっていろいろな意味で身近な場所だから、自分が巻き込まれていた可能性だってゼロではなかったのだ。
実家から私を心配するメールが来たり、友人のブログで次々にこの事件の話がアップされたりとただごとではない雰囲気だったのに、ライブ会場だった武道館は全くそんなことを感じさせなかった。

私は撮影散歩やライブをひとり楽しんだ。
現実逃避と思う人もいるかもしれない。
でも、撮影散歩もライブも最初から予定してたこと。
現実逃避しようとしてやってたわけではない。
だけど、それが「当たり前の楽しみ」としてできなくなる可能性もあったかもしれないと思うと恐ろしい。

ゆうべは帰ってから、家族とお互いの無事を喜びあい、落ち着いたところでこのパンフレットに目を通した。
ライブそのものの感動と、当たり前のことが当たり前にできる喜び、家族が目の前にいるという幸せ、いろんな感情が出てきた。
そんなこんなで夜はろくに眠れなかった。

そして私は先ほど、再度パンフレットに目を通した。
昨日の興奮した頭とは違う、落ち着いた頭と目で。
そこで思ったことは「やはり」なのか「意外にも」なのか、いつどんな状況で見ても素敵なものだな、だった。

これ、買ってよかったよ。
今後も何かあったとき、私を励ましてくれる１冊になるだろう。


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