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銘玉をデジタル一眼で楽しむ

ライカ等クラシックレンズをマウント変換アダプター介してデジタル一眼で自由自在に操る。

FUJIFILM X-T10 + KMZ Jupiter-12 35mm f2.8

2015-07-20 11:58:42 | 日記
前回の X-T10 に Nikon-S 28mm を取付けたマウントアダプターは前にご紹介した Nikon-S/Contax 外爪 → Leica M 簡易アダプター に M → X マウントアダプターを重ねて使ってます。
Zeiss Opton Biogon 35mm f2.8 も X-T10 で使えること確認致しました。
本日は同じ合成アダプターで、後玉の出っ張りのある Jupiter-12 を付けて撮影トライ致しました。
APS-C撮像素子でEVF付きでフランジバックが最短のX-T1シリーズでレンズの焦点距離が1.5倍です。
Sony α7シリーズに搭載可能ですが、この種クラシックレンズで楽しむ場合、連取の中心部を利用できるAPS-C搭載機が効率的です。
既にここでも触れましたが、Sony NEXシリーズでは後玉が撮像素子マスクに接触するので、其の儘撮りつけ出来ず、接写リング等介してのマクロ撮影に限られます。
このJupiter-12 35mm f2.8 は旧 Carl Zeiss Jena Biogon 35mm f2.8 の Rpssian Copy で フランジバックが微妙なレンズです。今時X-T10で巧く利用できる精度の高いアダプターを探すのはなかなか大変です。
そのものズバリの代物はございません。
試行錯誤で今まで Sony NEXシリーズや Canon M3 で使ってきたNikon-S/Contax 外爪 → Leica M 簡易アダプター を基本に、市販の (Leica M → X) を調達して、合成アダプターとしました。
Nikon-S レンズ 28mm, 35mm、Zeiss Biogon 35mm f2.8 では略問題なく撮りつけ操作出来ましたが、果して Jupiter-12 は問題なく取つけ可能か、操作上問題ないか、恐る恐るの心境でトライしました。
X-T10のフランジバックからして理論上は嵌る筈ですが、撮像素子をガードするマスクや、其の間にシャッター機構もあり、無限遠で後玉が接触しないか心配でした。
注意深く後玉を前面に出すようにレンズヘリコイドを廻し距離指標最短側にしてX-T10に取付けました。







室内でピント確認するとレンズ距離指標最短距離 0.9m ですが、このセットではより近くに焦点が合ってます。
若干乍らマクロ効果がでて居るようです。離れ乍らヘリコイド回して試したら、被写体距離約 8m 以上は結像しないこと確認sました。どうやら、この合成アダプターでは Jupiter-12 には10分の数ミリ程度長いようです。
この儘では近距離撮影に限定されますが、ISOを高めて絞値を絞って、被写界深度活かせば、より離れた被写体を狙うことも可能です。
幸いにX-T10は電子シャッター搭載しており、ブレ防止にも役立つでしょう。

本日は合成アダプターの儘で、草花を近接撮影してみました。
Raw撮り、RAW FILE CONVERTER EX 2.0 powered by SILKYPIX 現像です。




















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