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明治カール 東日本での販売終了

2017-06-01 07:45:08 | 商品・サービス
明治を代表するスナック菓子「カール」。そのカールが、9月をもって中部以東での販売を終了し、西日本限定展開になる事が発表されました。また、販売が継続される西日本でも、味は現在の7種類から、チーズ&うすあじの2種に絞られるとの事です。

カールの売上は最盛期190億円程から現在60億円程に落ち込んでいるらしく、売上の低迷の理由は「消費者の人気がコーン菓子よりもポテト菓子に移行したもの」と明治は分析。3年ほど前からブランド存続を検討し始め、ブランド力を強めるために2016年に「大人の贅沢カール」など新規商品でテコ入れを図りましたが、なかなか売上回復につながりませんでした。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170526-00000058-it_nlab-life


西日本限定になるとはいえ、別にこれまで売上げに大きな地域差はなかったようです。西日本限定になる理由は、現在は生産拠点が全国5ヶ所にありますが、今後は愛媛のみに縮小されるため、流通の関係上、東日本での販売終了を余儀なくされたという事です。卸売業者が独自に東日本に出荷する事は不可能ではないものの、それはコスト的な問題で難しいかもしれません。

カールのイメージキャラクターであるカールおじさんは、日本人なら誰もが知っている程に有名ですが、そんな知名度の高いカールの売上げがここまで低迷していたとは驚きです。これも時代の流れという事でしょうか。