『至人』…ほんとうの人間になりたい

一寸先は光です。一歩、踏み出せば、まばゆい光の中に立っている自分に、気づきます。その光の中に、あなたもみんなもいます。

よろこび

2014-11-30 | Weblog


生きていることを
楽しめる幸せ を

感じることのできる
自分を喜ぶ



なにげなく
ただそこに在るものの
美しさにきづき
ただよろこぶ



むしんに
ひとつのものをみる

ひとつのものを見つづける

みるものと
見られるものの
さかいめは
無くなってしまい

見られるもののなかに
視ているものが
同化している



うつくしいものを
みるよろこび
うつくしいもののなかに
はいりこんで
うつくしいものを
しずかに
たべつくす
よろこび





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わたしは信じる

2014-11-30 | Weblog


わたしのよろこびは
うつくしいものに
であうこと

わたしのしあわせは
あなたが一緒に
生きているということ

たとえ
なにもかも
無くなってしまった
としても

永遠のいのちがあると
わたしは信じる

昼の空に
星が見えなくても

海の上から
魚の姿は見えなくても

わたしは知っている

わたしは感じる

泳ぐ魚を

きらめく星を

あなたの姿を



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きづき

2014-11-25 | Weblog


今朝
気がついた

私の人生で
必要なものすべては
用意されているってことに

大いなる存在が
用意して下さっていたって

なぜなら
大いなる存在は
人間の生みの親だから

生まれる前に
すべてを整えるのが
親の役目だし
喜びだから

ありがとう
ありがとうございます
生まれてきて良かった




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貝の夢

2014-11-23 | Weblog
寂しい貝がひとつ
海の底に転がっていた

身に纏った貝殻は

もうボロボロで
いくつも穴が開いていた

その殻を
誰かが
ゆっくりと脱がせ
新しい殻に着せ替えてくれた

殻は薄く
中身が透けて見えそうだった

月日が経ち
貝殻には
いろいろな物がくっついて
中身は見えなくなっていった

けれど
穴はなくなっても
貝は寂しかった

貝はその寂しさを
うめる物を探していた

それが何かは
解らなかった

どこに在るかも
知らなかった

ある日
微かな音と波動が伝わって来た
愛と和らぎの波動だった

貝は
支えてくれていた岩から離れ
微かな音を頼りに
それを探しはじめた

幾日も進んで
貝はやっと
その源を見つけ出した

そこには
美しい水が湧き出ていて
清らかな渦が巻いていた

その渦が
煌めく光と美しい音を出していた

そしてあたりに
小さな透明な粒を
たくさん吹き出していた

その小さな光る粒を
ひとつ拾って

貝は胸の中に
しまいこんだ

そして貝は
自分のもと居た処へと戻っていった

貝はもう寂しくなかった
胸の中にしまいこんだ粒が
しだいに大きくなり

優しい音を奏で始めたから

はじめは微かな音も
年月がたつにつれ

澄んだ音色になり
遠くまで伝わるようになってきた

ある日
貝は似たような音が
あちらこちらから
響いてくるのに
気がついた

そして
その音がだんだんに
近づいてくるのを感じた

海の中のあらゆる生き物が同じように

美しい音を出していた
澄んだ音色は
どんなにたくさん集まっても
うるさいことはなく

静かな波動は
海から出て
空へ広がり
地球を包み

包まれた地球も
愛と平和の波動を発し始め
その波動が
宇宙へと拡がっていった

その波動が
遠くの宇宙意識に届き
宇宙意識の中に在った
深い悲しみも苦しみも
いつしかすべて消え去って

宇宙意識は
花が開くように
しずかに微笑んでいた




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歩く

2014-11-23 | Weblog
あるく歩く
前をむいて
ひたすら歩く

目標が決まったから
ただひたすら歩く

ゴールで待っているのは
輝く私の笑顔

でも
ひとあし先にも
笑顔の私がいる

ゴールまでの
すべての過程に
わたしの笑顔が待っている

足元の花を見つけ
青空の中に浮かぶ
白い雲を眺めながら

歩く歩くわたし

ひとあし踏み出せば
ひとあし分
ゴールに近くなる

目標の出来た喜びに
頬を紅潮させて
両手を振りながら
歩いて行く

途中から
まっすぐになった
あしあとを残して




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生きる意義

2014-11-14 | Weblog


生まれてきたから
仕方なく生きてきた

生活出来ないから
仕方なく働いてきた

おなかが空くから
仕方なく食べていた

でも
これって
とっても失礼な生き方だって
気がついた

無意識に
働くことを
食べることを
楽しむときも
あるには有ったけど

どこを向けば
どこへ行けば
良いのか知らなかった

いま
長い人生を
わたしなりに
わからないなりに
歩いてきたおかげで

自分のことが
すこしずつわかり
自分の目的が
それなりにわかってきた

泣き笑い
羨み恨み
怒り嘲り

地に落ち
天に昇り

あらゆる体験をして
ひとは
生きる意義を
掴み取ってゆく

生まれてきたことに感謝し
生きていることに感謝でき

本当の人生が始まる

そして
空気がどの人にも
まんべんなく
与えられているように

不公平のように見えるけど
人生はどの人にも
公平に与えられ

受ける人の思いによって
どのようにも変化してゆく
ということに気づいた

何が有ろうとも
生きていることは
素晴らしい

たとえ
無力な自分に気づいても
毎日おなじことの繰り返しのように思えても
一日一日
この世に存在することが
素晴らしい

生まれてきて
良かった





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