『至人』…ほんとうの人間になりたい

一寸先は光です。一歩、踏み出せば、まばゆい光の中に立っている自分に、気づきます。その光の中に、あなたもみんなもいます。

生きることを楽しむ

2015-04-26 | Weblog


人は歌える
人は踊れる
そしてなにより
人は自分を
創り変えられる

人は見えない世界から
いろいろなものを
引き出して
見える物に形づくる

人の想念は
あらゆる世界に分け入り
そのエッセンスを抽出して
役立つものに
変換させる

見えない世界の深遠さを
すべて知りえなくても
いま 私は
見える世界の美しさを
楽しんでいる

生きていることに
深く感謝しつつ

宇宙

2014-12-29 | Weblog


宇宙の中に

わたしは住んでいる

宇宙の中で

わたしは暮らしている

宇宙は暗黒だけれど

わたしには昼も夜も有る

平凡な穏やかな日々が

毎日毎日繰り返されてゆく

でも見つけた

傘のなかに

私の宇宙を

これが私の住んでいる星

まわりをとりまく

しずくのような星々

ああ地球は闇の中に浮かんで

輝いているんだなぁ

傘に映る街灯のように




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楽しもう

2014-12-22 | Weblog


楽しもう

地球は遊園地

スリルたっぷりの

ジェットコースター

オバケが出てくる幽霊屋敷

クルクル回るコーヒーカップ

軽やかに回るメリーゴーランド

すべて無料で楽しめます


その遊園地で

どんな人と巡り会い別れるかは

すべてあなたや私が

決めて来たルール通り

でも遊園地が楽し過ぎて

そんなルールは思い出せない


最後に乗るのは大観覧車

ゆっくり上がって行くと

地面の物すべてが

どんどん小さくなって広がってゆく

なつかしいことがつぎつぎと

思い出されてくる


さあもっともっと

素直な心で遊ぼうよ

楽しい時間は

あっという間に

過ぎ去ってしまうから


日が暮れて

閉園になるまで

このたった今の喜びを

心にしっかりと刻みつけながら

遊ぼう楽しもう



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にんげん

2014-12-15 | Weblog


金よりも
ダイヤよりも

貴重な
私の肉体

楽器であり
祈りの器である

われわれの肉体

からだの喜ぶ
ただしい使い方をしよう

いつも
キラキラ輝いていよう

だれの心の内にもある
宝石の原石を磨こう

ひかり満ちて
光り放つまで



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生きる

2014-12-08 | Weblog
ときどき
考えます

ひとりでいるとき

これで良いのだろうか

もっと他に道がなかったのだろうか

他の方法がなかったのだろうか

もし
もう少し早く

今のような考え方を知っていれば

何とかなっていたのではと


でも
これしか無かったのです

この道しか歩めなかったのです

この道を歩きながら人として成長してきました

今世
できるところまでやって

行けるところまで歩いて

もし課題が残ったら

また生まれ変わって
始めます

喜怒哀楽

まだまだ楽しみます

生きているかぎり




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木枯らし

2014-12-02 | Weblog
木枯らしが
ビュービュー吹いている

あっちでもこっちでも
ガラス戸がガタガタいっている

台所で温かい夕ご飯をこしらえていても

家族がそれぞれの部屋に
いるのが分かっていても

なにか落ち着かない
なぜかこころ寂しい

風さん
そんなにキツく
吹かないで

あんまり吹き荒れると

玉ねぎ焦がしちゃったのも
おかずの出来が遅れたのも

木枯らしさんのせいにしちゃうよ

でもでも
風さんありがとう
洗濯物を乾かしてくれてありがとう

私には
風の乾燥機が一番助かるよ

指先冷たくなるけれど
洗濯物が乾くのが
ほんとにありがたい





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迎えにゆく

2014-12-01 | Weblog



たった3分の距離だけど
ほんの少しの雨だけど

透明な傘を持って
迎えにゆく

街灯が明るい
夜のみち

保育園の前を通り

小学校の門の前を過ぎ

交番の横がもう駅

改札から
ちょっと離れて

傘を差したまま
待っている

お疲れさま

ちょっと待って
と言いながら

タバコに火を点けて

開いて差し掛けた傘を受け取る

透明な傘から
見上げる空は暗いけれど

街灯は明るい

私の心も明るい






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よろこび

2014-11-30 | Weblog


生きていることを
楽しめる幸せ を

感じることのできる
自分を喜ぶ



なにげなく
ただそこに在るものの
美しさにきづき
ただよろこぶ



むしんに
ひとつのものをみる

ひとつのものを見つづける

みるものと
見られるものの
さかいめは
無くなってしまい

見られるもののなかに
視ているものが
同化している



うつくしいものを
みるよろこび
うつくしいもののなかに
はいりこんで
うつくしいものを
しずかに
たべつくす
よろこび





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わたしは信じる

2014-11-30 | Weblog


わたしのよろこびは
うつくしいものに
であうこと

わたしのしあわせは
あなたが一緒に
生きているということ

たとえ
なにもかも
無くなってしまった
としても

永遠のいのちがあると
わたしは信じる

昼の空に
星が見えなくても

海の上から
魚の姿は見えなくても

わたしは知っている

わたしは感じる

泳ぐ魚を

きらめく星を

あなたの姿を



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きづき

2014-11-25 | Weblog


今朝
気がついた

私の人生で
必要なものすべては
用意されているってことに

大いなる存在が
用意して下さっていたって

なぜなら
大いなる存在は
人間の生みの親だから

生まれる前に
すべてを整えるのが
親の役目だし
喜びだから

ありがとう
ありがとうございます
生まれてきて良かった




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貝の夢

2014-11-23 | Weblog
寂しい貝がひとつ
海の底に転がっていた

身に纏った貝殻は

もうボロボロで
いくつも穴が開いていた

その殻を
誰かが
ゆっくりと脱がせ
新しい殻に着せ替えてくれた

殻は薄く
中身が透けて見えそうだった

月日が経ち
貝殻には
いろいろな物がくっついて
中身は見えなくなっていった

けれど
穴はなくなっても
貝は寂しかった

貝はその寂しさを
うめる物を探していた

それが何かは
解らなかった

どこに在るかも
知らなかった

ある日
微かな音と波動が伝わって来た
愛と和らぎの波動だった

貝は
支えてくれていた岩から離れ
微かな音を頼りに
それを探しはじめた

幾日も進んで
貝はやっと
その源を見つけ出した

そこには
美しい水が湧き出ていて
清らかな渦が巻いていた

その渦が
煌めく光と美しい音を出していた

そしてあたりに
小さな透明な粒を
たくさん吹き出していた

その小さな光る粒を
ひとつ拾って

貝は胸の中に
しまいこんだ

そして貝は
自分のもと居た処へと戻っていった

貝はもう寂しくなかった
胸の中にしまいこんだ粒が
しだいに大きくなり

優しい音を奏で始めたから

はじめは微かな音も
年月がたつにつれ

澄んだ音色になり
遠くまで伝わるようになってきた

ある日
貝は似たような音が
あちらこちらから
響いてくるのに
気がついた

そして
その音がだんだんに
近づいてくるのを感じた

海の中のあらゆる生き物が同じように

美しい音を出していた
澄んだ音色は
どんなにたくさん集まっても
うるさいことはなく

静かな波動は
海から出て
空へ広がり
地球を包み

包まれた地球も
愛と平和の波動を発し始め
その波動が
宇宙へと拡がっていった

その波動が
遠くの宇宙意識に届き
宇宙意識の中に在った
深い悲しみも苦しみも
いつしかすべて消え去って

宇宙意識は
花が開くように
しずかに微笑んでいた




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歩く

2014-11-23 | Weblog
あるく歩く
前をむいて
ひたすら歩く

目標が決まったから
ただひたすら歩く

ゴールで待っているのは
輝く私の笑顔

でも
ひとあし先にも
笑顔の私がいる

ゴールまでの
すべての過程に
わたしの笑顔が待っている

足元の花を見つけ
青空の中に浮かぶ
白い雲を眺めながら

歩く歩くわたし

ひとあし踏み出せば
ひとあし分
ゴールに近くなる

目標の出来た喜びに
頬を紅潮させて
両手を振りながら
歩いて行く

途中から
まっすぐになった
あしあとを残して




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生きる意義

2014-11-14 | Weblog


生まれてきたから
仕方なく生きてきた

生活出来ないから
仕方なく働いてきた

おなかが空くから
仕方なく食べていた

でも
これって
とっても失礼な生き方だって
気がついた

無意識に
働くことを
食べることを
楽しむときも
あるには有ったけど

どこを向けば
どこへ行けば
良いのか知らなかった

いま
長い人生を
わたしなりに
わからないなりに
歩いてきたおかげで

自分のことが
すこしずつわかり
自分の目的が
それなりにわかってきた

泣き笑い
羨み恨み
怒り嘲り

地に落ち
天に昇り

あらゆる体験をして
ひとは
生きる意義を
掴み取ってゆく

生まれてきたことに感謝し
生きていることに感謝でき

本当の人生が始まる

そして
空気がどの人にも
まんべんなく
与えられているように

不公平のように見えるけど
人生はどの人にも
公平に与えられ

受ける人の思いによって
どのようにも変化してゆく
ということに気づいた

何が有ろうとも
生きていることは
素晴らしい

たとえ
無力な自分に気づいても
毎日おなじことの繰り返しのように思えても
一日一日
この世に存在することが
素晴らしい

生まれてきて
良かった





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最高の一流品とは

2014-10-30 | Weblog


夢から覚めて
いま見た夢を思いかえしていた

いつものように家を出て
いつもの路を行った

広い散歩道は明るく
いつもの風景だった

雑草たちがのびやかに
そよ風にゆれ輝いている

ああ美しいなあと思い
こころによろこびが満ちてきた

そして
師の言った言葉が心の中に
うかびあがってきた

「一流の物を見なさい
一流の物を身につけなさい

そばに一流の物が無い時は
自然を見なさい
自然に触れなさい

風景も草木もすべて本物で
最高の一流品です」

風がそよいだ
草木が一段と輝いた

キラキラ輝く草を見つめていると

アラームが鳴って
夢から覚めた

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手を合わせる

2014-10-17 | Weblog


便器から立ち上がったら
手を合わせる

たくさんの物を与え
自分の体から出て行ったものに

それを出せる
健康な自分に

感謝を込めて

水を流して
手を合わせる

汚れを流してくれて
ありがとう
流れる水を作ってくれて
ありがとう

一人じゃ生きていけない
一秒たりとも生きていけない

守られて生きていることを
いつも考えて
感謝して生きる

ひとりだけれど
ひとりじゃないことを
けっして忘れない

多くの愛が
いつもそばにある

そのことに
しっかり気づいて
今を生きていく