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中国語言学院の倒産について

新宿の中国語言学院の倒産について記録を残したいと思います。

もうすぐ「財産状況報告集会」ですね

2014-12-10 16:51:12 | 日記
特に進展もなかったのでしばらく更新もありませんでしたが、いよいよ間もなく「財産状況報告集会」となりました。

授業料が返ってくる見込みがどれくらいあるのかは不明ですが、一応今晩ひととおりの書類を手元に準備しておこうかと思っています。
また、質問の機会が与えられるのかもよく分からないのですが、私達の前納した少なくない授業料が突然消し飛ばされてしまったという今回の一件に際し、一体何があったのかを知る権利はある程度あるのではないかと思うので、疑問点をそれなりに整理しておこうかと思います。

ところで、皆さんはそもそも 財産状況報告集会 には出席されますか?
正直なところ、行って一体どんな利益があるのかということを考えると、何とも表現しがたい虚無感を憶えざるを得ません。
言葉が過ぎるかもしれませんが、更に愚弄されて追い返されるだけの可能性も充分に考えられるなか、自分の仕事をやりくりしわざわざ有給休暇を申請してまで集会に出席する意味って何なのだろうかと思ってしまいます。
客観的に見れば、授業料の返還がない限り、過ぎたことと早く忘れて時間を前向きな方向に使うほうが最終的には利益が大きそうな気もします。
でも私の場合は、法律的な背景は一切分からないのですが、リスクの説明等もなく他人のお金を集めたのち倒産で返せませんの一言で何もなかったことになってしまいかねない世の中の仕組みとは一体どのようなものなのだろう、という、自身が当事者ともなったこの疑問に対して少し向き合ってみたいという思いから、(今のところ)出席してこようかと思っています。

なお、こんなブログを書かせて頂いていますが、(こんなことをわざわざご大層に宣言するのもなんなのですが)私自身は会場で特に何か行動を起こしたいとか、皆さんと団結して戦いたいなどといった意思はまったくありません。
ごくごく普通の素人債権者として静かに出席してきたいと思っています。
それでは皆さん、会場にて。

破産手続開始通知書が届きました

2014-09-24 09:42:43 | 日記
出張で少し家を空けていたのですが、帰ってみたら 東京地方裁判所 民事第20部 から封書が届いていました。
届いたのは2週間ほど前のようです。同封されていたのは以下の3枚です。

・破産手続開始通知書
・破産債権届出書
・封筒表書見本/債権者会場のご案内

見慣れない用語だらけでうまく要約できないので、適宜マスクしたものを以下に載せます。

破産手続開始通知書:


破産債権届出書:


とりあえず、破産債権届出期間が 10/8 までとのことなので、早々に揃えて破産管財人の方へ郵送しようかと思っていますが、早速もろもろの疑問が...。

破産手続開始通知書について:
・「(4)破産債権届出書『及び交付要求書』の提出先」とありますが、この『交付要求書』というのは何なのでしょうか?(特に同封もされていないようでしたが)
・「(2)破産債権届出書は、...左綴じにしてください。『資格証明書』は不要です。」とありますが、これもまた何でしょうか?

破産債権届出書について:
・「届出破産債権の表示」では、授業料はどれに該当するのでしょうか?(売掛金?貸付金?その他(立替金、求償金等)?)
・「別除権」とは何でしょう...。
・「(3)執行力ある債務名義または終局判決」というのは、きっと一般の生徒には関係ないですよね...。
・「少額配当金受領については...配当金を受領する『意思』があります。」とありますが、権利 とかいう言葉ではなく『意思』という言葉を使うんですね...ちょっと違和感が。あるいは、僕が何か読み間違っているのでしょうか。

破産手続開始通知書には「...破産手続開始前の事情に関するお問い合わせ及び債権についての照会は申立代理人まで...」とあるので、こちらに連絡すれば答えて頂けるのでしょうか。
あまりに私の日常とかけ離れた作業なので正直気が重いですが、なんとかがんばって調べてみたいと思います。

まったく連絡がありませんが…

2014-08-23 11:07:57 | 日記
6月の頭に債権調査票を送ってから2ヶ月半ほど経ちましたが、その後全く連絡がありませんよね…。
皆さんのところには、何か連絡はありましたか?

こちらからできることが全くないというのも、なんともやるせない感じですが、ただただ連絡が来ることを信じて待つしかないものなのでしょうか。
ちょっと遅きに失しているかもしれませんが、来週あたり、公的な機関に相談してみようかと思います。

ところで、いろいろ検索すると、こういった語学学校の倒産などの相談先として「国民生活センター」と「消費生活センター」の2つが出てきますが、Wikipediaによると違いは以下のようなもののようです。

国民生活センター:消費者庁が所管する、独立行政法人。全国の消費生活センターなどから情報を収集。→国の機関。
消費生活センター:地方公共団体が設置している、行政機関。→地方の機関。

というわけで、まずは近くの消費生活センターに相談するのがよさそうです。
http://www.kokusen.go.jp/map/
中国語言学院は、教室は渋谷区、"本店"は新宿区だったので、どちらに相談すればいいのかな…と思ったら、「各地消費生活センター窓口で相談できるのは在住の方が原則です」とのことでした。

商業登記簿謄本

2014-07-02 12:35:11 | 日記
最近は特に動きも無いようですが、皆さんのところには何か郵送物や連絡などありましたでしょうか?
最初の破産の連絡からもうすぐ1ヶ月ですので、そろそろ裁判所から破産手続開始通知書が送られて来るのかな、と思っているところです。

ところで先日、興味本意と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、こんなことでもなければまず足を運ぶこともないだろうと思い、初めて法務局へ行ってみました。
そして中国語言学院の商業登記簿謄本(正式には登記事項証明書、あるいは履歴事項全部証明書と言うのでしょうか)なるものの取り寄せをしてみたのですが、これが受付の機械をちょっと操作するだけで、ものの数分、数百円で取得できてしまい、むしろ拍子抜けした感じでした。なおインターネットから郵送での取得も受け付けているようです。

"本店"が西新宿にあること、資本金が200万円であることなどが書かれていましたが(だからどうということは特に何もないのですが)、ちょっと驚いたのは、取締役の方の住所が載っていることでした。
何かと個人情報個人情報と騒がれる昨今、ちょっと怖い気もするのですが…今どきグーグルマップですぐに現地の様子なども分かってしまいますし…会社の設立とはこのようなものなのでしょうか。

今回の一件では、いろいろと初めてのことが多く、勉強になるといえばなるのですが、同時に溜め息をついてしまうことも多いような気がします。

“債権者集会” について

2014-06-13 23:50:13 | 日記
このブログをご覧頂いている方なら、聖林言語学院の倒産の件もすでにインターネット等でご存知なのではないかと思います。
『尖閣諸島問題の影響を受けた語学教室経営業者が破産』
http://blog.livedoor.jp/kabaraiwewb123/archives/52324867.html
帝国データバンクの記事:
http://www.tdb-news.com/bankrupt_detail.html?ID=47878
http://www.tdb-news.com/bankrupt_detail.html?ID=48355
私も中国語学校を探していたときに、ここの新宿教室を一度下見しました。以前中国語言学院があった荒井ビルの、確か隣のビルにあったような気がします。

上記の記事によると、聖林言語学院の破産は以下のように進んだ模様です。

 ・2012/12/21(金) - 事業停止、自己破産申請の準備に入る。
 ・2012/12/26(水) - 18:00から “債権者集会”。
 ・2013/01/30(水) - 裁判所から破産手続き開始の決定を受ける。
 ・2013/02/08(金) - 帝国データバンクが上記の記事を流す。
 ・2013/05/14(火) - 10:00から “財産状況報告集会”。

12/26の債権者集会の模様は、こちらにも書かれていました。
http://hiroheroblog.blog6.fc2.com/blog-entry-694.html

中国語言学院の場合は、2014/06/02付で最初の各種の書類が発送されています。
聖林言語学院の場合は、自己破産申請の準備からすぐに一度債権者集会が開かれているようですが、これがイレギュラーなのかどうか私にはよく分かりませんでした。
ただ下記のサイトによると、一般的には破産手続き開始決定後、3ヶ月ほど後に最初の債権者集会が、裁判所で開かれるようです。
http://www.mercury-law.com/contents.html

また “財産状況報告集会” とは、“債権者集会” の一種なようです。
http://www.bengo4.com/jikohasan/b_158900/
特に最初の債権者集会は『財産状況を報告するための債権者集会なので財産状況報告集会と称され』るそうです。
http://www.mikiya.gr.jp/insolvency.html

債権者集会の一例:
http://maplehasan.web.fc2.com/shuukai1st2nd3rd/
会社の経営などしたことのない一介のサラリーマンの私にとっては、言いくるめられてしまいそう…などと言うと失礼な表現かもしれませんが、少々ハードルの高い内容なような感じがしています。

ところでこちらのページによると、『破産管財人は、債権者集会と同時に開催される債権調査期日において、債権者からの届出債権について、調査結果に基づいて認否を行います。破産管財人が届出債権を認めれば、それで債権は確定します。』等々とのことです。
http://www.mercury-law.com/contents.html
つまり、債権者集会では、自分の債権(受講契約申込書など?)を示す書類を持参することになりそうです。

ところで、“債権者集会” というものが必ず開かれるものだということは、今回いろいろ調べてみて初めて知りました。
前にも書いたとおり、倒産の通知を受け取ったときは、このまま放置されてしまうのではないか…とも思っていたのですが、インターネットで調べた限りでは、裁判所が開催を指示?するようです。
正直なところ、行ってどうなるものではないのかもしれませんが、今回いったい何が起きたのかを知るためにも、都合が付くかぎり参加してみたいと思っています。