ALTER EGO

La vie est belle sauf la mienne?

わたしはどこから来たのか

2015年10月18日 | Ma vie
どこへ行くのか。わたしの人生は何なのか。他の人のことは知らないけど、自分のことはわかる。

わたしが「魂」だったとき、わたしはこの地上以外のどこかで何の苦痛も苦労もなく幸せに暮らしていた。しかしある日、何かはわからない/覚えていないがひどく悪いことをしたらしく、罰を受けることになった。そうしてこの地上に送り込まれることになった。

だからわたしがこの地上に生まれてきたのは罰を受けるためだった。罰なんだから人並みの幸福、ふつうの人がふつうに享受している幸福はない。あるいはふつうの幸福を幸福とは感じられないようにあらかじめ設定されている。

だからわたしは決して幸福にはなれないのだが、そのことでもう文句は言わない。幸福になろうともがいたりはしない。幸福になろうとする努力ももうしない。罰は罰としてきちんと受け入れる。わたしはこれでいい。

ただ、だからといって、どうせ自分はだめなんだとひねくれるつもりはない。罰を受けるために生まれてもちゃんと前を向いて誠実に生きていく。ただ自分の「不幸」の原因がどこにあるのか、それを知っているのは悪いことではない。それがわかっていれば、不幸も受け入れやすいでしょ。

そう気がついてから、自殺は考えなくなった。物心ついてからずっと考えてきたけど誰にも知られていないけど未遂も何度かしたけど。この世に生を受けたのが罰だとすれば、その罰を自ら終わらせる権利はわたしにはない。だから自分で死んだりしちゃだめなんだよ。最後までちゃんと苦しまないと。

ただ、この罰が早く終わらないかなと思うことはあるよもちろん。そんなことを思っているうちは決して終わらないんだけどね、こういうことって。