らくがき絵日記

日々のささいな事のらくがき
あるいは、本当のらくがき

みーかーづき

2016年01月13日 20時37分53秒 | 携帯から
『箴言集』を読む。
ラ・ロシュフコーは『ダルタニャン物語』にマルシヤック公爵として登場していると書いてあった。中学か高校の時にワクワクドキドキ読んだけど、記憶から出てこなかった。

残った言葉は
「いくら頭で勝負しようとしても、結局、心にはかなわない」
「哲学は、過去や未来は簡単に癒してくれるが、今の悲しみにはなんの役にも立たない」

年を重ねたとしても、心が強くはなりはしないなと切なく思うのである。

ダルタニャンを読んでた頃と違い、最後がハッピーエンドだと分かっていても、争いや哀しみや傷つけ合う場面は飛ばしながら読んでしまう。

物語の中に自分を投影して、一緒に冒険出来ていた純粋さはどこかに行ってしまったようだ。

傷みとか哀しみは、想像上だけでも、少しずつ心に傷をつけているようだ。

全くもって、いつも幸せなんだけどもね。

幸せって、心より頭なのかも…ね。