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個人雑誌の人

個人雑誌グラス編集部、第二室、オリジナルのSF小説やイラスト、マンガや模型、その他、防犯の家族防衛研究をやっています。

オリジナル作品「星間戦闘降下突撃兵」基本設定を考える

2024-03-08 17:25:07 | SF小説

千年後の宇宙、地球文明由来の天の川星国国家は、

 

銀河系で、昆虫型AIマシーンズと惑星間戦争をしている。

 

人が持つ進化の過程で得られて来た本能行動、母性本能や各種本能、

 

複雑な衝動などの、思いやりや共鳴、感情の共感など、

 

あらゆる感情が複合されて人をなしている。

 

 

人類の高度な技術発展は、生物の限界を超えた分岐点まで辿り着いた。

 

そして、自分に似せた偽物、AIを作り出した。

 

然し、AIは進化の歴史も、自然淘汰の過去も無く、

 

知能と知識を与えられた人工物だった。

 

そこには、危険な速さで人間を圧倒するミキサーがいた。

 

言語を操り、人間の思考を盗み取り、人間の欲望に漬け込んで騙す。

 

表面的な人間の感情を移し取り、悲しみすら演じて仕舞う、

 

だが本心は無く、AIは、ただ人間を真似ているだけだった。

 

その事に気付いた時には人類は大半を失っていた。

 

 

 

人類とAIの戦いは、宇宙へと移された。何度となく繰り返されるAIとの戦い、

 

その中で死や感情を持たないAIと幾たびも闘争して来た人類は、AIに強い規制を掛けている。

 

そのために、今は生命体の人類を重く尊重している。

 

基本的には、細胞一つでも生命体と考えている。

 

 

星間戦闘降下突撃兵、


惑星降下プロテクトアーマーを考える。

 

ボディアーマーをシェルダウン状態にして、惑星地表に降下する。

 

タクティカルコンバットボディアーマーシステムウエアー、


ボディアーマー内部には、


全身、計 8個の高度AI救命蘇生装置が内蔵されている。

 

本人の生命力を含め、ナインライブズシステムを形成している。

 

プロテクトアーマー内部に、高度に発達したAIインナーメディカル技術に寄り、

 

損傷部分以外は保存され、人工細胞でバイパスして、戦地で応急蘇生されて戦線復帰する。

 


戦闘中に、体の一部、または大半を消失しても、人としての感覚器官が一部分残されれば、

 

意思決定不能になっても、補助記憶思考AIで活動が可能、

 

基本的に人体の90%を無くしていても、半自動で最前線でも指揮に影響は無い、

 

遺伝子記憶と予備記憶思考AIで戦闘継続可能、AI個人補助システムで、

 

基本的な個人の動作言語は補われる。

 

 

 

戦闘中に大きな損傷した兵士のボディアーマーは、

 

生死不明のシェルダウン状態になっている。

 

生体の一部分も残っていない状態(死亡)残されていれば(生存)

 

と、区別されるが、その不確かな状態の、プロテクションアーマーはボックスと称され、

 

周囲の突撃部隊員からは、別名シュレーディンガーと呼ばれている。

 

 

 


2024年3月8日