10月29日(土)
朝のうち小雨、路面ウェット、午後晴れ、路面ドライ 参加台数12台
早めに出発し、現地で足周りの点検をした。
その時はパラパラ降っているだけだったが、走行が始まる時には小雨くらいに降ってきた。
路面は水溜りこそほとんどないが、濡れている。
この状態ではコーナーでは踏めない。ターンでもサイドの引き過ぎは厳禁だ。
台数が少ないので、走行はフリー走行。
ゼッケンも関係なく、走りたい時に走りたい人が走る。
この方が好きだ。
午前コース概要
前半は奥のコーナーと島の通過とを繰り返す。後半のパイロン区間は大きなおむすびターンのあと、最後のパイロンを右周り270度ターンしてゴール。
午前の走行
スタートすると、予想通り、奥のコーナーはスピン。
コーナー立ち上がりも少しでもラフにするとスピン。
コーナーでは我慢してアクセルを開けないように走るしかない。
その分ストレートではリヤタイヤがホイールスピンしない程度にアクセルを開ける。
同じSWで参加しているMさんとのタイム勝負に徹した。彼の車はチューンしてありパワーがあるが、この路面ならパワーの差など関係無い。濡れている間だけの五分の勝負だ。(腕の差は五分ではないが・・・・)
仲間の「ウザワン」に外からのビデオ撮影を頼んだ。自分の走りを外から見れるのはめったに無い。
9時からのスタートで、Mさんとは11時までは五分の勝負だった。ところがその後路面が乾いて来たらもう勝負にならない。
ここからは自分の走りのスキルアップに専念する。
パイロン区間のサイドターンの練習だ。
路面が乾いてきたらサイドターンの感覚がまったく変わる。サイドブレーキを引いてから、ブレーキが利くまでのタイムラグが増えるのだ。タイヤがそれだけグリップしているから。
それになれるのに少々時間がかかったが、ここ数回の雨の中の練習が実を結び、コツをつかんでからは満足行くターンができるようになった。
最後15本目の走行で、Mさんのベストタイム1’05”457と0.6秒差の自己ベストタイム1’06”033を出して午前を終わった。
午後コース概要
スタートから奥のコーナーまでは午前とほぼ同じ。
左回りでコーナーを抜けると中間の島を手前から斜めに入る。
島を抜けたら左に回り外周に戻る。
右周りで外周を抜けたら、手前の島を横切るようにコースの反対側へ抜ける。
すぐに右に折れ、外周右側のパイロンを左回りに折れ、コース左側へ。
下りながら、真ん中の島一つをシケイン上に通過。
パイロン区間へ。
3本のパイロンを1本づつ、左180度ターン、右180度ターン、左270度ターン、最初のパイロンに戻り右90度ターン、最後にゴール手前のパイロンを左180度ターンでゴール。
このパイロン区間が、今回のコースの一番むづかしく、一番タイムに差が出るポイントだ。
何しろ、この区間だけで5回サイドターンをするのだから。
操作が間に合うかどうかが、鍵になりそう。
午後スタート。
2セットほど、ゼッケン順に走り、その後は午前同様フリー走行。
路面は完全にドライ。気温も上がってきた。
数本走ったところで、前出のMさんがドライブシャフトのトラブルで走行中止。
同じ車種なので自分の車を貸す事にした。
そのお返しとして、MさんはSタイヤを貸してくれた。彼の車に着けていたフロント用を、YAWARA MR2のリヤにホイールごと移植。
生まれて初めてSタイヤで走る事になった。
レースや、競技に使われる本格的なモータースポーツ用タイヤで、レギュラータイヤでも1、2を争うグリップを誇るYOKOHAMAアドバンニューネオバよりも数段上のグリップをする。
そんなタイヤだから浅間台の奥のコーナーでも横滑りをほとんどしない。
コーナー進入でハンドルを切ったらほぼそのままの軌道でクリアしてしまう。
現実には微妙に横滑りをしているが、その数倍の推進力で前に進む。
だから、横滑りしていない、と言う表現が正しい。
高速コーナーでこれだけのグリップをするということは、後半の連続ターンでどうなるか。
理屈では粘る、と言うのは理解できるが、実際にどれだけの体感の差があるのかが、ポイントだ。
早くそれに慣れないとうまく走らせる事ができない。
さて、Sタイヤで実際に走行した感想は。
奥のコーナーは予想通り、異様なグリップで抜けていく。
中間の島周りにしても、外周から進入へのブレーキングも異様に止まる。
そして問題のパイロン区間。
ネオバと同じようにサイドブレーキを引いても、グリップが残りケツが出ない。
当然連続したターンでは、次のターンが準備不足で回れない。
ようやく3本目のパイロンで思いきり進入し思いきりサイドを引いて強引にケツを滑らせる。
しかし、ケツは出たがアクセルが足りず、ターンが止まってしまう。
そんなこんなでSタイヤ1本目はドヘタな走りになってしまった。
Sタイヤ2本目以降は、その感触を確認しながら走る事に専念した。
数本で、ようやくサイドターンのコツをつかんだ。
ポイントは、やはりアクセル開度のようだ。
ターンその物はガツンとサイドブレーキを引けばできるが、そのあとのアクセル操作で、ターンが続くか止まるかになるのはレギュラータイヤも同じ。
Sタイヤの場合はその開度が格段に大きい。つまりもっとアクセルを踏んでやらなくちゃターンが続かないということ。
それがわかればこのSタイヤは走りやすい。
でも、率直な感想は、「いまいちつまらない。」
Sタイヤを履いて走って初めて気づいたが、自分は、リヤを滑らせながらコントロールする走りが好きなんだ。
技術的にはまだまだだが、そんな走りを楽しんでいる事に気がついた。
Sタイヤではその楽しみの部分がない。その分タイム的には飛躍的にアップするが。
それに今回は借り物だが、もし自分でSタイヤを購入するとしたら、やはりコスト的に無理だろう。
街乗りでは使うわけに行かないから、確実にもう1セット揃えなくてはならない。
とは言え、このSタイヤは減って使えなくなるまで、持っていていい、と言う事なので、今後しばらくはSタイヤで走る。
朝のうち小雨、路面ウェット、午後晴れ、路面ドライ 参加台数12台
早めに出発し、現地で足周りの点検をした。
その時はパラパラ降っているだけだったが、走行が始まる時には小雨くらいに降ってきた。
路面は水溜りこそほとんどないが、濡れている。
この状態ではコーナーでは踏めない。ターンでもサイドの引き過ぎは厳禁だ。
台数が少ないので、走行はフリー走行。
ゼッケンも関係なく、走りたい時に走りたい人が走る。
この方が好きだ。
午前コース概要
前半は奥のコーナーと島の通過とを繰り返す。後半のパイロン区間は大きなおむすびターンのあと、最後のパイロンを右周り270度ターンしてゴール。
午前の走行
スタートすると、予想通り、奥のコーナーはスピン。
コーナー立ち上がりも少しでもラフにするとスピン。
コーナーでは我慢してアクセルを開けないように走るしかない。
その分ストレートではリヤタイヤがホイールスピンしない程度にアクセルを開ける。
同じSWで参加しているMさんとのタイム勝負に徹した。彼の車はチューンしてありパワーがあるが、この路面ならパワーの差など関係無い。濡れている間だけの五分の勝負だ。(腕の差は五分ではないが・・・・)
仲間の「ウザワン」に外からのビデオ撮影を頼んだ。自分の走りを外から見れるのはめったに無い。
9時からのスタートで、Mさんとは11時までは五分の勝負だった。ところがその後路面が乾いて来たらもう勝負にならない。
ここからは自分の走りのスキルアップに専念する。
パイロン区間のサイドターンの練習だ。
路面が乾いてきたらサイドターンの感覚がまったく変わる。サイドブレーキを引いてから、ブレーキが利くまでのタイムラグが増えるのだ。タイヤがそれだけグリップしているから。
それになれるのに少々時間がかかったが、ここ数回の雨の中の練習が実を結び、コツをつかんでからは満足行くターンができるようになった。
最後15本目の走行で、Mさんのベストタイム1’05”457と0.6秒差の自己ベストタイム1’06”033を出して午前を終わった。
午後コース概要
スタートから奥のコーナーまでは午前とほぼ同じ。
左回りでコーナーを抜けると中間の島を手前から斜めに入る。
島を抜けたら左に回り外周に戻る。
右周りで外周を抜けたら、手前の島を横切るようにコースの反対側へ抜ける。
すぐに右に折れ、外周右側のパイロンを左回りに折れ、コース左側へ。
下りながら、真ん中の島一つをシケイン上に通過。
パイロン区間へ。
3本のパイロンを1本づつ、左180度ターン、右180度ターン、左270度ターン、最初のパイロンに戻り右90度ターン、最後にゴール手前のパイロンを左180度ターンでゴール。
このパイロン区間が、今回のコースの一番むづかしく、一番タイムに差が出るポイントだ。
何しろ、この区間だけで5回サイドターンをするのだから。
操作が間に合うかどうかが、鍵になりそう。
午後スタート。
2セットほど、ゼッケン順に走り、その後は午前同様フリー走行。
路面は完全にドライ。気温も上がってきた。
数本走ったところで、前出のMさんがドライブシャフトのトラブルで走行中止。
同じ車種なので自分の車を貸す事にした。
そのお返しとして、MさんはSタイヤを貸してくれた。彼の車に着けていたフロント用を、YAWARA MR2のリヤにホイールごと移植。
生まれて初めてSタイヤで走る事になった。
レースや、競技に使われる本格的なモータースポーツ用タイヤで、レギュラータイヤでも1、2を争うグリップを誇るYOKOHAMAアドバンニューネオバよりも数段上のグリップをする。
そんなタイヤだから浅間台の奥のコーナーでも横滑りをほとんどしない。
コーナー進入でハンドルを切ったらほぼそのままの軌道でクリアしてしまう。
現実には微妙に横滑りをしているが、その数倍の推進力で前に進む。
だから、横滑りしていない、と言う表現が正しい。
高速コーナーでこれだけのグリップをするということは、後半の連続ターンでどうなるか。
理屈では粘る、と言うのは理解できるが、実際にどれだけの体感の差があるのかが、ポイントだ。
早くそれに慣れないとうまく走らせる事ができない。
さて、Sタイヤで実際に走行した感想は。
奥のコーナーは予想通り、異様なグリップで抜けていく。
中間の島周りにしても、外周から進入へのブレーキングも異様に止まる。
そして問題のパイロン区間。
ネオバと同じようにサイドブレーキを引いても、グリップが残りケツが出ない。
当然連続したターンでは、次のターンが準備不足で回れない。
ようやく3本目のパイロンで思いきり進入し思いきりサイドを引いて強引にケツを滑らせる。
しかし、ケツは出たがアクセルが足りず、ターンが止まってしまう。
そんなこんなでSタイヤ1本目はドヘタな走りになってしまった。
Sタイヤ2本目以降は、その感触を確認しながら走る事に専念した。
数本で、ようやくサイドターンのコツをつかんだ。
ポイントは、やはりアクセル開度のようだ。
ターンその物はガツンとサイドブレーキを引けばできるが、そのあとのアクセル操作で、ターンが続くか止まるかになるのはレギュラータイヤも同じ。
Sタイヤの場合はその開度が格段に大きい。つまりもっとアクセルを踏んでやらなくちゃターンが続かないということ。
それがわかればこのSタイヤは走りやすい。
でも、率直な感想は、「いまいちつまらない。」
Sタイヤを履いて走って初めて気づいたが、自分は、リヤを滑らせながらコントロールする走りが好きなんだ。
技術的にはまだまだだが、そんな走りを楽しんでいる事に気がついた。
Sタイヤではその楽しみの部分がない。その分タイム的には飛躍的にアップするが。
それに今回は借り物だが、もし自分でSタイヤを購入するとしたら、やはりコスト的に無理だろう。
街乗りでは使うわけに行かないから、確実にもう1セット揃えなくてはならない。
とは言え、このSタイヤは減って使えなくなるまで、持っていていい、と言う事なので、今後しばらくはSタイヤで走る。