設計あらかわ日記

荒川香奈が設計目線で伊藤工設計の家づくりをお届けします

長期優良住宅の維持・保全

2016年12月19日 | 長期優良住宅

点検ラッシュだった先週、先々週。

たくさんのお客様のお宅にお邪魔させて頂きました。

お久しぶりにお会いするとついついお話しが盛り上がって長居してしまします。
年末の忙しいのにもかかわらず快く承諾いただいて、ありがとうございました。


伊藤工設計では【長期優良住宅】の認定を受けることが標準となっていますが

この長期優良住宅の認定を受けるには「30年間の維持・保全」という項目があり、建て主様は定期的に家中の点検を行う必要があります。

伊藤工設計では引渡しから節目の年にお邪魔して、一緒に点検を行い、必要があれば補修などを行っています。


先日伺った5年目のお客様のところにお邪魔したときについにお客様のもとに「長期優良住宅の維持保全の「現状報告書」がとどきました」とお知らせいただきました。
うちで建てたお客様では初めて一体どんな書類がくるものなのかと見せて頂きました。



A4の紙2枚の丸をつけるだけの簡単な報告書でした。

これに点検を行ったことがわかる「点検チェックシート」を同封して送り返します。



伊藤工設計から点検後に郵送される「点検チェックシート」は大切に保管していていただければ、問題ありません。

こうした手間をかけていくことで、住宅の性能を保つ意識が生まれますし、例えば将来、住宅を手放すことになって中古物件として売りに出される際にも「長期優良住宅」であることで住宅の価値も違ってきます。

快適な住宅に住むためには維持・点検はとても重要な項目になってきます。