Prosciutto e formaggio ... e calcio(仮)

イタリアのサッカークラブ・パルマを応援する方向にはあったブログ

Commento!(L.Vicentini、N.Scala、K.Zommers+α、A.Lucarelli)

2017-08-31 18:30:00 | パルマ・談話関連15-16
▽一昨季第35節関連談話・その04
試合数日前のL.Visentini(Direttore Generale - D.Rovigo)の談話より。
日曜のParma戦に向けて- 私達にとっては重要な、そして立派な舞台―たくさんの観衆が見守る―での試合になり
ます。謙虚な姿勢で試合を迎えるつもりです。ここまでの努力を台無しにはしたくないですし、少なくとも1PはRovigoに
持ち帰りたいですね。Parmaの強さは私も理解しています。何しろここまで(Campionatoでは)1度も負けていませんから。
しかも彼らはこの試合で優勝を決めて地元のTifosiと一緒に祝いたいと考えています。困難な試合にはなるでしょうが、
私達にとって大切なのは“良いパフォーマンスをすること”ですから。もちろん勝利は目指しますが、必須ではありません」

話を続けて- 私達の現在の位置(※6位。Lega Pro昇格Play-offに進出出来る5位・Ribelleとは3P差)は自分達が
開幕前に予想していたものとは異なっています。D.Rovigoが非常に競争レベルの高いGironeに配属されたということも
分かっているつもりです。今の目標はPlay-offへと進出することですが、同時に未来に向けて動き始めてもいるんです。
またLega Proへの可能性ということでは、(財政難などにより)欠員が出た場合に繰り上げで昇格することもありますよ」




4月第3週後半に行われたイベントでのN.Scala(Presidente)の談話より。
自身がAllenatoreとして関わっていた頃のParmaを振り返って- “私達の”Parmaには秘密というものが何一つ存在
しませんでした。優れた人々が集まって構成されたシンプルで謙虚な集団…それが私達でした。選手達はピッチの上
でも友人同士であり、そこには尊敬の念と無条件の相互尊重が存在していました。そういった姿は現在だけではなく、
未来においてもこの世界に生きる人々にとっての“手本”となるものでしょう。彼らの・その当時の話をするのは私にとって
常に心が躍ることですね!7年間にはいろいろなことが起こりましたが、私には決して忘れられない日々になっています」




4月第3週半ばに市内の小学校で行われたイベントでの選手・関係者の短い談話をまとめて。
Kristaps Zommers(Portiere)
“チームワーク”の重要性について- Squadraがちゃんと機能する上でそれはとても重要なこと。大きな目標を達成する
唯一の方法とも言えるだろう。Parmaは大きな目標の達成まであと少し。日曜には全てが正しく機能するのを願ってる」
「Prima Squadraに帯同しているA.Panciroli(P/Juniores Nazionali)はすぐにSerie Dでプレー出来るようになるだろうか-
良い取り組みを続けていればチャンスもあるんじゃないか。もしそうなれば僕としても嬉しいし、そこには何の問題もない」


Fausto Pizzi(Responsabile del Settore Giovanile e del Parma Femminile)
Parma1913について- "Maglia Crociata"はとても大きな価値を持つものです。私達はゼロから、『この地域の(若い)
人材を掘り起こそう』という情熱とともに全てを始めました。Parmaは“栄光の歴史”を持つ、偉大なるクラブなんですよ。
私達はまずこの事実を皆さんに知って頂かなければいけません。このクラブには伝えるに値する立派な価値があります」


Andrea Panciroli(P/Juniores)
Parmaへの移籍と自身の現状について- Parmaに加入出来たのには多少の幸運もあったと思うし、諦めなかったのも
理由の一つだろう。そしてきっかけをくれたF.Pizzi(Resp. Settore Giovanile)には感謝しないといけない。Prima Squadraの
一員として何度も招集されているけど、Serie Dの試合への出場はまだ叶ってないね。“壁の高さ”は否定出来ないな」




4月第3週半ばの"Fourfourtwo"でのA.Lucarelli(Difensore)の談話より。
新しいクラブでの再出発について- 私達が今プレーしているのは凹凸が激しく芝生の生え揃っていない醜いピッチだ。
『原風景のようだ』と言えば聞こえはいいが、客観的に見ればそんなところでプレーするくらいなら現役を退いた方がまだ
マシだろう。しかし私は『Parmaにとどまる』と決断した時点で自分がそうした状況に陥るであろうことを知っていた。私が
重要視したのはParmaでプレーすることであり、私を愛してくれる人々がいる街で・このmagliaを着てプレーすることだった」

話を続けて- 私はこの街で現役を退くことになるだろう。それは昨年に起こった出来事とは関係ない。昨季は大きな
苦しみを味わったが、それでも私は『ここにとどまり、このクラブの歴史の一部になる』と宣言した。それは自分自身のため
でもありまたTifosiのためでもある。クラブが消滅の危機に瀕した時の彼らの声が私にその決断をさせたんだ。Parmaで
プレーを続けるという選択は決して簡単なものではなかったが、しかし私はこれまでとは異なる新しい現実に適応した」

Mercato(047:Marzo-Aprile 03、D.Galloppa)

2017-08-31 08:00:00 | パルマ・移籍関連17-18
▽3月第5週から4月第2週までの移籍関連の発表・情報・噂・発言などのまとめ。
その03。

== 3月第5週・後半(1) ==
"Gazzetta dello Sport" 「ごく近い将来、"Azzurri"にEmerson(D - ROM)が初招集される可能性がある」

Valerio Di Cesare(Difensore)がイベントで
自身とSquadraの現状について- Parmaでは上手くやれている。仲間からはベストな形で迎え入れてもらった。残り
7試合では自分達が望む結果を得るために努力する。私はLega Proを知らなかったが、プレーするとタフなものだという
ことが分かった。それはParmaが相手となると対戦相手が100%以上の実力を発揮するという理由からだ。獲得可能な
多くの勝点が残されている。目標達成は義務だ。何故ならば、ParmaはLega Proとは何の関係もない存在だからだ」


その他メディア 「深刻な財政難に苦しむLatinaは結局競売に掛けられることになった。全部で5度の入札期限が設定
         されており、最初の締め切りは4月11日になろう。最後まで入札がなければ“ゼロからの再出発”となる」


Luca Carra(Direttore Generale - Parma1913)
10日前のFano戦(※#30、PAR 0-1 FAN)について- 率直に言って、あれはどこまでも“奇妙な試合”だった。もしも
同じ試合を10回やり直すとすれば、10回ともParmaが4-0で勝つはずだ。Gubbio戦(#31)では正しいリアクションをした」


"Gazzetta dello Sport" 「今夏のMilanの守備強化の“第一歩”はMusacchio(D - Villareal)になる。本人がMilano
               行きを強く望んでおり、また来夏で契約満了となることから相場以下値段での獲得も可能」


Sebastian Frey(Ex Calciatore del Parma)
現役時代を振り返って- 自分がMagliaを着てプレーした全クラブに敬意を持っている。Firenzeでは6年間過ごして、
様々な感情を経験したことは思い出深い。そしてParmaも素晴らしい場所だった。4年の間に多くの友人が出来たよ。
それからGenoaやVeronaでも良い経験が出来たと思っている。…Inter?俺にとっては忘れられない“初恋の相手”だ」


"Tuttosport" Gagliardini(C - INT)の台頭に進路を阻まれたBrozovic(C - INT)はこの夏にクラブを去るだろう」

"Calciomercato.com"など
「MilanはKalinic(A - FIO)の獲得を検討するが、しかしハードルは高い。Dortmund(Germania)行きが有力なSousa
(All. - FIO)
はKalinicを連れて行きたいと考えているし、またFiorentinaは高額売却が見込める国外のクラブ―具体的
にはWest Ham(Inghilterra)など―への放出を想定していて、国内のクラブへの移籍に決して前向きではないからだ」


Daniele Casiraghi(Centrocampista - Gubbio)
昨夏にParmaとの契約に近付きながらも、結局は実現しなかったことについて- 『障害は特にない』と考えていたが、
最後の最後に道が閉ざされてしまった。結果としてGubbioでプレーすることになって、今では現状に満足しているけど」
優勝争いについて- Parmaは『Campionatoで優勝すること』を目的に構築された。全部門に実力者を揃えている。
Veneziaが今の位置にいるのは妥当なこと。ParmaがPlay-offに進むようなら、戦力値の高さが明確に示されるはず」


Giampaolo Dallara(Imprenditore)
Parmaについて- Proprietaの意思は明らかに『勝利すること』にある。Play-offに回れば、そこからのSerie B昇格は
難しい。私達は優勝を信じつつ、今後の成り行きを見守っている。…来季について?それも全て今後の結果次第だ」


その他メディア 「Coppa Italia Lega Proの"Finale"、その第一戦はGirone CのMateraがVeneziaを1-0で下す」





▽移籍関連談話
3月第4週半ば頃のD.Galloppa(Centrocampista - Carrarese)の談話より。
2009年夏のSienaからParmaへの移籍を振り返って- 正直言って、最初は受け入れがたいものだったよ。ヴァカンスの
最中に『あなたはParmaと契約したのか?』と尋ねられたのが全ての始まりだった。でも僕はParmaとの契約の話なんて
一切聞いていなかったからね。Parmaが僕に興味を持っていたのは事実だったけど、当時Parmaの強化担当者だった
P.Leonardi(Ex Direttore Generale del Latina)に会った時も『申し訳ないけれど移籍はしない』と自分の気持ちを伝えた」

話を続けて- 移籍を拒否した理由は簡単で、(その夏に)Serie Aへの昇格を決めたばかりのクラブではプレーをしたく
なかったからだよ。その先の自分のキャリアを考えた時にそういうクラブへ移籍が“ブレイクスルー”になるとは考え辛かった。
むしろSienaでプレーを続けた方がその可能性がある…とね。でも結局はParmaとの契約にサインすることになる。それは
そうせざるを得なかったから。Sienaは僕の売却によって1000万euroの移籍金収入を得て、それでLegaへの登録料を
払い込んだ。つまりは、僕がParmaへ行かなければSienaがCampionatoから締め出されていた可能性もあったんだよ…。
その年のParmaは好成績(※8位)を収めて『移籍は成功だった』と言えるけど、心の底から満足していたわけじゃない」






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今年の夏の甲子園はここ数年よりレヴェルが低かったように思う。あと良い当たりでもないのにボール飛びすぎ。
バットかボールを数年に一度いじるんだよな…バットよりもボールの方が(チーム間での)不公平はないけど。
ああ、広陵の中村君は良い選手だった。見た範囲では粗はなかったね。今後に期待したい。

Commento!(L.Minotti 2/2、A.Melli、F.Corapi)

2017-08-30 20:00:00 | パルマ・談話関連15-16
▽一昨季第35節関連談話・その03
4月第3週半ばの"SKY"でのL.Minotti(Resp. Area Tecnica)の談話より。後編。
古巣のCesenaは現在Serie Bで戦っている。"Bianconeri"はtransfataで苦しむ傾向があるようにも思われるのだが?-
Cesenaは非常に攻撃的なスタイルでプレーしています。Casaでは地元の声援・熱意を背に受けられますし、人工芝の
ピッチも彼らのクオリティを高める要素になっていますが、transfataではそうした恩恵を受けられません。また若い選手が
多い構成も結果的にはその経験の少なさがマイナスに働いているようです。TransfataではCasaでの試合よりも個性を
発揮出来ていないんですよ。しかしここに来てSquadraの調子は上向きになってきていますし、終盤戦に向けて彼らが
“台風の目”のような存在になる可能性は十分あります。Cesenaは(Serie Aへの)昇格Play-offに進めると思います」




4月第3週後半に行われたParma関連書籍出版イベントでのA.Melli(Ex Team Manager del Parma)の談話より。
Calciatoreの引退と、引退後のことについて- Calciatoriにとって引退の決断は決して簡単に出来ることではありません。
引退の決断とは幾多の紆余曲折のその先に存在するものです。その一方、世界一素晴らしいこの職業を去ることで、
その決断をすることで人間的に成長するという面もあるでしょう。私はそれほど年齢を重ねる前に引退をしました。望めば
現役を続けられましたが、『もう自分には一定のレベルでプレーする力がない』と認識した時に引退時期を悟ったのです」

話を続けて- 私は心身をリフレッシュするために引退後の1年間を“休暇の時期”に定めました。現役時代には出来
なかった様々なことをやる時間にしようとしたわけです。私が幸運だったのは、自分が進む道を早い段階で見出せたこと
ですね。ただDirigente(※役員)になってはみたものの、最初のうちは何をどこから始めればいいかさえ把握していません
でした。『この仕事を選んで良かったのか?』と自問自答することもありました。これは克服するのが難しい課題でしたね」




4月第3週半ばに行われたイベントでのF.Corapi(Centrocampista)へのインタビューより。
市内の小学生を対象とした講演会への出席について- 私にとって楽しい朝だった。子供達と良い時間が過ごせたね。
今日の講演の目的は子供達にParma Calcioを知ってもらうこと、そしてCalcioとの距離を縮めてもらうことにあったんだ」
次の日曜はどんな1日になると予想しているか- まず何より期待しているのは勝利だ。応援してくれる人々のためにも
全力で勝利を目指さないといけない。一応数字上の問題はあるけれど、『Campionatoを制覇した』と言ってももう差し
支えないだろう。ただ私達は試合を通してTifosiに更なる喜びを与えたいし、彼らのサポートへの感謝を示したいんだ」

Parmaの優勝は今や既成事実として受け止められている- 私は2週間ほど前のインタビューでそういう話をしていたよ。
『一つにまとまってプレーし続けられるなら、ParmaはCampionatoを勝ち取るだろう』とね。今は私達を含めて誰もが“行き
着く先”を知っている。ゴールテープはそれこそ目と鼻の先にあるのだから、チャンスは確実にモノにしなければいけないね」
どういう気持ちで日曜の試合(※第35節・D.Rovigo戦)を迎えようとしているのか?- 状況ははっきりしているし、特別
緊張はしていない。もちろん気持ちの昂りはあるよ。試合になれば緊張すると思うけど、それが良い刺激になればいい」

この1年はどんな1年だった?- 私のキャリアの中でも重要な意味を持つものになった。最初はピッチの内外で融合に
時間が掛かったけれど、そのうちに上手く行くようになった。途切れることなく勝点を獲得し続けたことはみんなにとっても
自信になることだったろうし、そして最初から最後まで首位を走り続けることも出来た。長い1年の中で“曇天”の期間も
多少はあったけれど、そのたびに比較的早くに調子を取り戻せたのも大きかったかな。Tifosiは常に私達をサポートして
くれていた。特に本拠地での声援は力になった。優勝という成果―場合によっては無敗での―は彼らに値しているよ。
"Tardini"には常に多くの人々が足を運んでくれたけど、次の日曜にその数が更に増えてくれるなら私達としても嬉しい」

公式発表はないが、(多数の観客がStadioに足を運ぶことを想定して)Societaはこれまで閉鎖されてきた"E.Tardini"の
一部座席を開放するだろう-
それはいい話だね。私達としてもこれまでより更に多くの人々の前でプレーがしてみたい」
戦術的な側面から日曜の試合に向けて何か言えることはあるだろうか?- 結果次第で優勝が決まるとはいえ、まず
浮かれた気持ちでプレーしないことが大切だ。細かいことまで話せないが、戦術面も頭に入れた上でプレーしなければ」

得点を決めたい気持ちはあるか- 自分が決められれば嬉しい。そして他の選手が決めてもそれと同じくらい嬉しく思う
だろう。みんなで勝利という目標に向けて戦って、その結果として相手より1点でも多く取っていれば、私はそれでいいよ」
Y.Baraye(C)は累積警告のために日曜のピッチには立てない- 他のカテゴリーでは同じようなことをしても反則を取られ
ない場合もある。出られないのは残念だね…。彼は日曜のピッチに立つに値するだけの活躍を1年を通してやってきたと
思うから。これは怪我をしているD.Giorgino(C)にも言えることだ。でも私達は“彼らと共に”ピッチに立つつもりでいるんだ」

個人レベルでこの1年を振り返ると?- 『ポジティブな1年だった』と総括していいじゃないかな。…自己採点すれば?
採点はメディアの人達に任せるよ。自分ではプレーの質でもまた勝利への貢献という点でも良い1年だったと思っている。
開幕前に思い描いていたり公言していたことはちゃんと出来たんじゃないか。これから先も自分の力を証明し続けたい」
誰もがParmaの優勝を疑ってはいないが、数字上でそれが確定すれば今度はSocietaとの間で“未来”に向けての話し
合いを行うことになるだろう-
今のところは来季以降のことは考えていない。まずは日曜の試合で優勝を決めて、そして
それをみんなで祝いたいね。将来の話をするのはそれが終わってからのことになる。どうなるか…期待して待つとしようか」

Commento!(C.Zaccardo、P.Carmignani、L.Minotti 1/2)

2017-08-30 07:00:00 | パルマ・談話関連15-16
▽一昨季第34節関連談話・その13
4月第2週末に行われたChievo戦(※Serie A第32節)後のC.Zaccardo(Difensore - Carpi)の談話より。
試合(※CHV 1-0 CRP)を振り返って- 残念です。引き分けになりそうな試合展開でしたが、最後に交代出場した
ばかりのS.Pellissier(Attaccante - C.Verona)に得点を決められてしまいました。自陣エリア内にCarpiの選手は7人も
いたのですが、しかし誰もPellissierをマークしていませんでした…。しかしそれだけが今日の敗戦の理由ではありません。
Carpiにもっと冷静さや明晰さ、そして情熱があったならば、試合の結末はもっと違っていたものになっていたはずですよ」

話を続けて- 少なくとも引き分けには持ち込めた試合ですし、またそうしておかなければなりませんでした。残念ですが
自らのナイーヴさがCarpiの致命傷になったんです。また失点後にも問題はありました。点差はたった1点なのにそれだけで
勝利を諦めてしまっているような空気がありましたね。みんなが『絶対に勝つぞ!』という気持ちを持っていれば、その後に
得た3~4度のチャンスで得点出来ていたはずです。今季は終幕が近づいてきましたが、まだ6試合あります。Carpiには
あと18Pを加えるチャンスがあるんです。Serie A残留を諦めることはありません。まずはそれぞれの試合に集中しましょう」

更に話を続けて- 今Carpiにとって大切なのは次のGenoa戦(※第33節)です。それ以外の試合は考える必要があり
ません。もしここで勝てなければ残留の可能性はかなり低くなると認識しておくべきです。心理面で変更することは特に
ないですね。とにかくプレーに集中することです。誰かが妥協したり諦めたりしなければまだ希望はありますよ。ここからの
勝点はこれまでの試合での勝点よりずっと価値や重みがあります。私達は過去の失敗から学習しなければいけません」




試合翌日の"Sportparma"でのP.Carmignani(Ex Allenatore del Parma)の談話より。
Parmaは敵地でImoleseに逆転勝ちを収め、これであと勝点1を加えればCampionato優勝が決定することになりました。
Misterはこの状況をどのように御覧になっていますか-
昨日の試合も決して簡単なものではありませんでしたが、しかし
Parmaは勝利しました。その意味ではこれまでの試合と何も変わりはなかった…と言えるでしょう。Parmaは野心を持ち、
そして野心だけではなく競争相手より優れたSquadraを構築する能力を持ったスタッフを擁してもいました。他のクラブより
少ない準備期間で“Campionato優勝”という成果を出したことは、彼らに対する評価に付加価値をもたらしていますよ」

話を続けて- Societaは常に・非常に野心的な未来像を描いています。先程私は『少ない準備期間で』と申し上げた
わけですが、それはあくまでも“表向き”のこと。実際にはかなり前から強化プロジェクトが練り上げられていました。誰もが
それを知っていましたが、当人達が公表してこなかった…というだけです。これは来季の強化に関しても同じことですね。
Lega Proで優勝するのは簡単なことではありません。しかしParmaはそれに挑戦するでしょう。先週ProprietariはN.Scala
(Presidente)
L.Minotti(Resp. Area Tecnica)L.Apolloni(Allenatore)などの続投を決定しましたが、妥当な判断です」

今夏のMercatoではLega Proでの戦いに備えて“革命”が必要なのでしょうか?- 大きな変化はない…と考えますね。
Societaはどんな人材が必要かを十分理解しています。Parmaの“障害”となるクラブの価値もよく把握しているでしょう」
A.Lucarelli(Difensore)はここに来て来季も現役を続けることを明言しています。おそらくはSocietaも彼と再契約を結ぶ
ことになるでしょう-
Lucarelliの判断をきっと誰もが喜んでいるのではないですか。彼はまだ多くのものを与えられますよ」

Mercatoの話題としては、『A.Gilardino(Attccante - Palermo)が復帰するのでは?』との報道が出ていますね- 仮にも
復帰となれば、それは彼のキャリアを大きく変えるものになるわけですが『絶対に有り得ない』…とも言い切れませんね。
Parmaは誇れる歴史を持ったプロクラブです。もしGilardinoが『Serie Aでやれることは全てやり尽くした』と考えているので
あれば、Parma復帰も有力な選択肢に成り得るでしょう。(Lega Proから)2年でParmaをSerie Aに連れて行くために」






▽一昨季第35節関連談話・その02
4月第3週半ばの"SKY"でのL.Minotti(Resp. Area Tecnica)の談話より、前編。
昨秋の試合で大怪我を負ったD.Dessena(Centrocampista - Cagliari)について- Danieleは辛く・厳しい時期を生きて
います。私はDanieleがまだ彼がParmaでプレーしていた頃面倒を見ていました。今はようやくトンネルの先に“光”が見え
始めてきたのではないでしょうか。彼は一人の人間としても素晴らしい選手です。“偉大なる復活”を遂げることでしょう」

あなたはParmaで素晴らしい仕事をしている。Lega Proへの昇格もすぐに決まるだろう- まだ決まってはいませんよ(笑)
この前の日曜の勝利(※第34節、IMO 1-3 PAR)によって、私達は目標達成にあと一歩のところまで迫りました。昨日
L.Apolloni(Allenatore)は選手達に『私達は地に足をつけて前進し、自らが掲げる目標を通過しなければならないんだ』と
訓示したそうです。私達は現状に満足していますし、この溢れんばかりの熱意の中で呼吸出来ることを幸せに感じます。
ですから日曜の試合(※第35節・D.Rovigo戦)が楽しみで仕方がありません。その日は“大いなる祝祭の日”になること
でしょう。私は本拠地の"Tardini"が観客で一杯になるのを願いますし、実際それは単なる希望で終わらないはずです」

Mercato(046:Notizie、Marzo-Aprile 02、Over o Under)

2017-08-29 20:30:40 | パルマ・移籍関連17-18
▽移籍関連情報を中心とした(比較的)最新の話題より。
Galuppini(A)がModenaへ貸し出される。
Galuppiniは1993年生まれのItaliano。Parmaは今夏に契約していた。

○その他に移籍関連の大きな動きはなし。
Matriの移籍は確実とされているが。水面下での動きはあるような、ないような。

○9月9日(15時)に開催が予定されていた第3節・Brescia戦は。
翌10日の17時半開始に変更された。同時間帯に市内で行われるイベントとの警備の絡みが理由とのこと。

○Ancona戦(※昨季第34節、PAR 0-2 ANC)を巡る試合不正疑惑に関する情報。
検察はこの件に関して「重大な懲戒処分に当たる行為は見当たらず」との結論を出したようだ。…ふむ。それもまた
おかしな話ではないか。"Il Mattino"の報道が事実なら「組織的な八百長行為があった」と考えるのが妥当だし、
報道がでっち上げ・事実でないのなら"Il Mattino"の責任が問われるのが当然だと思うけど。もう少し見守るか。
それにしても、ダントツ最下位で降格したAnconaにガチで2戦2敗だったというのもそれはそれで恥ずかしい話やね。

○約2週間後に開幕戦を控えたPrimaveraは。
先日Torinoに0-4で敗れたのに続き、週末にはFiorentinaに1-5で大敗した。ちなみにTorino・Fiorentinaは
"Primavera 1"、Parmaはその下位カテゴリーの"Primavera 2"が所属なのでCampionatoでは対戦しない。




▽3月第5週から4月第2週までの移籍関連の発表・情報・噂・発言などのまとめ。
その02。

== 3月第5週・前半(2) ==
"Corriere Fiorentino" 「FiorentinaにとってDi Francescoの招聘は“クラブ関係者の総意”と言えるものだ」

Hernan Crespo(Allenatore - Ex Modena)
かつて一緒にプレーしたEnricoの息子・F.Chiesa(A - FIO)について- 以前Parma(のPrimavera)で指導していた時に
彼に苦しめられたことをよく覚えている。父親との関係もあって彼のことは大いに応援しているし、見守ってもいるんだよ」


"Gazzetta dello Sport" Spalletti(All. - ROM)の去就が不透明なRoma。次期指揮官への就任が有力なのは
               Emery(All. - Ex Valencia)の招聘だが、“夢のシナリオ”はConte(All. - Chelsea)を…」


Andrea Pisanu(Allenatore - Melita)
自身の現状について- Melita(Malta)では良い時間を過ごせている。クラブとの契約は夏以降も残っているが、別の
国で仕事をするのも良いと考えているし、Italiaへ戻るという選択肢も排除するつもりはない。去年の夏にLega Proの
クラブ数が増えた(※54から60クラブへ)のは、自分にとっては『魅力的な選択肢が広がった』と受け止められる変化だ」


"Gazzetta dello Sport" 「CinesiはDe Sciglio(D - MIL)との契約延長を望むが、肝心のDe Sciglioには…」

Pordenone公式発表 「クラブはBerrettoni(A - Pordenone)との契約を2018年夏まで延長した」

Manuel Nocciolini(Attaccante)
Squadraの現状について- 勝利は気分を良くしてくれる。しばらく難しい時期を通過していたが、一年の中で調子の
波が訪れるのは当然。大切なのは前を向き改善のために努力すること。得点の喜びを仲間と分かち合えるのは良い」


Mauro Lovisa(Presidente - Pordenone)
Padovaについて- 彼らがこのままの勢いで勝点を伸ばすようなら、2位確保はもちろん逆転優勝の可能性さえある」

"Corriere dello Sport" 「Italiaの進撃は止まず。今度はOlandaを撃破(※Amichevoleで2-0で勝利を飾る)

"Gazzetta dello Sport" 「MontellaはPellegrini(C - SAS)の獲得を希望している」

"Corriere Fiorentino" 「次期指揮官として有力なのはDi Francesco。これは決して根拠のない予測ではない」





▽"Over"と"Under"、それぞれの該当選手のまとめ。
現地日曜時点での所属選手を"Over""Under"に分けてまとめておく。「*」印は今夏の新加入選手。
Serie Bでの"Over"の選手登録枠は18名だが、Lucarelli(D)が対象外なので実質19名。

[Portieri: 2/4]
(Over)Frattali、Nardi*  (Under)Adorni*、Dini*
[Difensori: 7/11]
(Over)Coly、Di Cesare、Gagliolo*、Garufo、Iacoponi、Lucarelli、Pinto*  (Under)Germoni*、Ramos*、Saporetti、Sierralta*
[Centrocampisti: 9/10]
(Over)Barilla*、Corapi、Di Gaudio*、Dezi*、Giorgino、Munari、Scaglia、Scavone、Scozzarella  (Under)Mazzocchi
[Attccanti: 4/7]
(Over)Baraye、Calaio、Evacuo*、Nocciolini  (Under)Frediani*、Insigne*、Mastaj


現時点で"Over"は22名なので、3人多い。今後補強が行われた場合は更なる放出も必要となる。
まあ必ずしも「放出が必要」とは限らないがね。クラブとしては“Migliettaの数”を増やせばいいだけなので。

RISULTATO(Campionato - 01^giornata)+News(Movimenti)

2017-08-29 01:35:09 | パルマ・試合関連17-18
▽第1節・試合結果詳報
○Parma 1-0 Cremonese●
Marcatori…40':Calaio-rig.-
Portiere…Frattali
Difensori…Iacoponi、Di Cesare、Gagliolo、Scaglia
Centrocampisti…Munari、Dezi、Barilla(74' Corapi)
Attaccanti…Nocciolini(58' Insigne)、Calaio、Baraye(82' Lucarelli)
A disposizione…Nardi、、Germoni、、Giorgino、Mazzocchi、Scozzarella、、Di Gaudio、Evacuo、Frediani
Ammoniti…Munari(P 44' #1)、Salviato(C 83')、Insigne(P 90+3' #1)、Pesce(C 90+4')
Espulsi…
Arbitro:E.Abbattista


Cremoneseとの開幕戦は1-0で勝利。Calaioが前半に得点を挙げ、そのリードを最後まで守り切った。
本拠地で・同じ昇格組を相手に無難な結果を出したと言えるだろう。開幕戦ということもあり観客動員も好調だった。
なお、次の試合は日曜に予定されるNovara戦である。





▽動静(2016/10/05~10/17)
10/05(水):朝9時から、通常通りCollecchioで翌週月曜のFeralpiSalo戦に向けて再始動。アスレチック系のメニューを
       こなした後、“攻撃対守備”という形式での技術・戦術トレーニングを行った。故障中ののMazzocchi(C)
       Coly(D)の2人は別調整が続く。練習終了後の正午からはGuazzo(A)が当番会見に出席している。
10/06(木):午前と午後の二部練習。午前は技術・戦術トレーニングを。午後からは前週土曜のSambenedettese戦
       出場組はCasellato(RPA)の指導下でトレーニング。そして同不出場組はBerrettiとの練習試合を行った。
       結果は1-0でPrima Squadraの勝利。得点者はGuazzoだった。またMiglietta(C)は股関節の治療を行う。
       その他では、午前の練習終了後にはBaraye(C)が開幕以降では初めて当番会見に出席している。
10/07(金):午後から練習。紅白戦などを行う。故障者の状況に変化なし。当番会見にはRicci(D)が出席した。
10/08(土):10時から、公開で。ジムワークの後、インテンシティやリアクションスピードを養うトレーニングや小サイズの
       ピッチでの試合形式の練習などを行った。故障者の状況に変化はない。当番会見にはCanini(D)が出席。
10/09(日):午前中に非公開で練習を行った。昼過ぎからはApolloni(All.)が定例の試合前日会見に出席した。
       その他、この日のCollecchioにはVeron(Ex Calc. del PAR)が来訪。クラブ関係者と旧交を温めていた。
10/10(月):20時45分から、"Tardini"でのFeralpiSalo戦。結果は1-2で今季2敗目。StadioにはFischiが響き渡る。

10/11(火):朝から練習。前日の試合出場組はジムワークを、同不出場組はピッチで紅白戦的な練習を行った。
       試合で負傷退場したNocciolini(A)は故障箇所の検査。Mazzocchiは別調整。Colyが練習に復帰する。
       その他では、練習終了後の12時からはGarufo(D)が“Twitterを介して”の当番会見を行っている。
10/12(水):この日は15時半から。試合出場組と不出場組に分かれての調整。Noccioliniは超音波検査の結果、
       「左太腿の筋肉に損傷が発見され、復帰まで3週間必要」との発表がなされる。Noccioliniは練習には
       不参加だったが練習前の当番会見には出席。その他、この日の練習にはScala(Pres.)Carra(DG)
       Galassi(DS)Minotti(RAT)といった面々だけではなく数名の大口株主も足を運んで視察を行っていた。
10/13(木):午後から。ジムワークや戦術セッションや小サイズピッチでの演習を行った。Canini(D)が別調整に。
       練習前にはScala・Minotti・Galassiが共同記者会見を行い、「Apolloni続投以外の選択肢はない」と強調。
10/14(金):16時半から最後の調整。練習の前にはApolloniが試合前日会見に出席している。
10/15(土):20時半から、敵地でのForli戦。2点先行される苦しい展開も、5-3で何とか勝利して連敗は回避した。

10/16(日):午前中に練習。前日の試合出場組は軽めの調整を。同不出場組はアスレチック系のメニューなどで
       十分に身体を動かしていた。NoccioliniとMastaj(C)は故障箇所の治療。当番会見にはEvacuo(A)が。
10/17(月):休養日。

Commento!(L.Apolloni 2/2、L.Minotti、A.Lucarelli、M.Piacedda)

2017-08-28 19:30:00 | パルマ・談話関連15-16
多少談話の順番が前後してますが、それほど重要なことじゃない(開き直った)





▽一昨季第34節関連談話・その12
4月第3週半ば、"B Italia"戦後のL.Apolloni(Allenatore)の記者会見より。後編。
あなたは(第35節・D.Rovigo戦が開催される)日曜の"E.Tardini"ではStadioの全てのセクターが開放されることになると
考えているのか?
- 私の脳裏に浮かぶのは、自分の現役時代の光景です。日曜に"gialloblu"一色に染め上げられた
Stadioを再び目に出来るかと思うと、それだけで幸せな気分になりますが、私は選手達にこう言い聞かせているんです。
『私達は試合の前後関係に囚われることなどなく、目の前の試合のことだけを考えてプレーをする必要があるのだ』…と。
自分のしたいことをするのは、自分に出来ることをやった後の話。私達はプレーに最大限の集中をしなければなりません」
その日曜の試合にはY.Baraye(C)C.Longobardi(A)の2人が怪我や累積警告の影響で出られそうにないが、ただ今日の
M.Guazzo(A)の2得点はあなたを安心させたのではないか?-
MatteoはRosaに所属する一員で、ピッチに立つことが
可能です。彼は良い形で練習が出来ていますし、次の試合では先発に名を連ねる有力な候補者の1人になりますよ」




4月第2週前半のL.Minotti(Resp. Area Tecnica)の記者会見より。
Under-21 Serie B選抜とのAmichevoleを翌日に控えて- 私達は大急ぎでカテゴリーを駆け上がろうと考えています。
それはこのクラブをCittaやTifosiが値する場所まで連れて行くためです。先程のA.Abodi(Presidente - Lega Serie B)
発言は私達の考え方とよく似ていますね。彼が語る価値観やモデルは私達が実現したいと考えているものと同じです。
明日の試合ではParmaの若き精鋭達に更なる脚光が当てられることを願います。個人的な話をさせてもらえば、私は
"maglia azzurra"に強い思い入れを持っています。"Maglia azzurra"に袖を通すと現役当時の喜びが蘇ってきますよ!」

Serie Bについて- 私は以前"SKY"でCommentatoreを務めており、そこではSerie Bとも関わりを持っていました。私は
Serie Bが良い舞台だと考えます。雰囲気は素晴らしく、昇格・降格Play-offに向けて全クラブが全力を尽くしています」
Parmaとしては明日の試合にどんな姿勢で臨むつもりなのか?- 最大限の敬意と『素晴らしいパフォーマンスを披露
したい!』という情熱を示しましょう。軽視するつもりはありません。私達は前向きな気持ちで明日の試合に臨みます。
技術的な観点から言えば、これまで出場機会に恵まれて来なかった選手をプレーさせたいですのが、そうでない選手も
積極的にピッチに立ってもらうことになるでしょう。たとえAmichevoleであっても私達としては負けたくはないですからね」




「Parma - B Italia」前半終了後のA.Lucarelli(Difenosre)の"SKY"での発言より。
前半を振り返って- "B Italia"のCentraliのプレーはかなり気に入った。上手く行けば彼らは"Calcio Italiano"の未来を
担う人材になるかもしれない(※B ItaliaではA.Barzagli-D、Juventus-など、その後有名になった選手がプレーしている)
D.Rovigo戦(※第35節)については- 日曜の試合はCampionatoを“終わらせる”絶好のチャンスだ。数多くのTifosiが
Stadioまで足を運美、そして大いに声援を送ることになるだろう。良いプレーをして勝利で彼らの声援に応えたいものだ」
来季以降の展望について- Parmaは昨夏に新しいクラブへと生まれ変わり、再出発することになった。私達の目標は
“可能な限り最速で(※3年)”Serie Aまで到達すること。容易なことではないだろうが、上手く行けば実現は可能だね」

Parma1913と"Calcio Italiano"について- 新しいクラブは健全かつクリーンな存在だ。しかし国内の状況はこれまでと
何も変わっていない。幾つかの規則は出来たが、"Calcio Italiano"に対して楽観的な見方は出来ないな。Italiaにある
3つのプロカテゴリー全てでクラブがトラブルに陥っている。規則変更も必要だし、適切でないカテゴリーにいるなら(降格
などの)必要な措置をとるべきだ。旧Parmaの顛末は今や誰もが知る話になったが、しかしLega Proでは毎年10クラブ
程度が破産していて、そのことは果たしてどれだけの人に認識されているだろう?聞き流している人も少なくないはずだ」
自身の今後について- もう1年現役を続けると決めた。それははっきり言える。その先のことは“成り行き”次第だろう」




「Parma B Italia」試合後の"SKY"でのM.Piacedda(Allenatore - B Italia)の談話より。
試合を振り返って- Parmaにとっては素晴らしい試合になりましたが、急なオファーだったので私達には“急場凌ぎ”の
準備しか出来ませんでした。ですから今日の敗戦は最初から予想可能なものだったのです。ただこの結果はParmaが
良いパフォーマンスを披露したからこそのものなので、私は彼らを祝福しましょう。次の日曜(※第35節・D.Rovigo戦)
重要な試合のようですね。勝利を飾ってLega Pro昇格を決めるもの…と私は考えます。彼らの幸運を祈っていますよ」

Commento!(E.Filippini 2/2、A.Abodi、L.Apolloni 1/2)

2017-08-28 07:40:00 | パルマ・談話関連15-16
▽一昨季第34節関連談話・その11
4月第4週前半のE.Filippini(Ex Calciatore del Parma)の談話より。後編。
Gilaの名前が出たところで…メディアでは『彼がこの夏に戻ってくるのでは』と報じられている。Gilardinoは来季Lega Proに
昇格する(であろう)Parmaにとって大きな補強になるのか?-
私は『Parma復帰の可能性はある』と考えている。確かに
Serie AからLega Proに移るには大きな決断が必要とされるが、移籍先がParmaということであれば話は別ではないか」

今季のParmaについてはどう評価しているのか?- 彼らはとてもよくやっている。Campionatoでの戦いぶりは立派なもの
だった。他のクラブに比べて始動時期は遅かったが、素晴らしい集団を作り上げたよ。カテゴリーはSerie Dだが、それでも
彼らがとても良い仕事をしたのは事実なのだから。たとえSerie Dであってもそこで順調に仕事を続けるのは簡単でない」

それでは、Parmaは来季のLega Proでも今季同様に素晴らしい1年を過ごすことが出来るのだろうか?- Lega Proは
困難なCampionatoだ。プロとアマチュア(※セミプロ)との差は確実にある。それでも要所に適切な補強を施せるようなら
"gialloblu"も他のクラブと互角かそれ以上に渡り合えるはずだ。私はVillafrancaとの試合を見たのだが、Parmaの印象は
かなり良かった。おそらく来季のLega Proでも彼らは良い成績を残せるのではないか。少なくとも私はそう確信している」




「Parma-B Italia」前日のA.Abodi(Presidente - Lega Serie B)の記者会見より。
翌日のAmichevoleに向けて- 明日のAmichevoleは通常のそれとは異なる意味を持つ。ここには“人間的なCalcio”と
それを作り出した人々の存在がある。Stadioにはどの試合でも人が一杯で、Calcioにカテゴリーの壁は存在しないことを
Parma1913は示しているんだ。彼らが悲しみと痛みの時期を通過した後に明確なメッセージと敬意とを発信したことは
評価に値する。多くの人々がStadioに足を運ぶのは、街に近く・財政的に健全な全く異なるクラブが存在をするからだ」
Serie BのTifosiはより“自由”だが、それは試合に悪い影響をもたらしている- 私も問題の解決に向けて善処したいと
考えている。様々な種類のTifosiが居てもいいとは思うが、Calcioを愛していない者達や犯罪者をStadioの中に入れる
べきでない。"Ultras"には立派な感性と人間性が備わっていると私は知っている。そしてTifosiは街を代表する存在だ」

P.Leonardi(Direttore Generale - Latina)について- Leonardiのことは知っている。彼とは何度か話をしたことがあり、
クラブ運営や強化に関してどんなやり方が効果的であるかや成功をもたらしたかを聞いたことがある。彼が職を得ている
ことについて何かの処置を行うとすればそれは司法関係の部署であり、私からは口出し出来ることは何もない。彼が何か
責任を負わなければならないのならそうすべきだし、LatinaがLeonardiを雇い入れたこと自体同意出来るものではない」
果たしてParmaはLega Proを1年で通過出来るのだろうか?- 数年前のFiorentinaを最後に(Serie DからSerie Bへ)
2年で2段階昇格したクラブはない。私はParmaが急いでSerie Bまで昇格する必要はないと思う。とはいえ、Serie Bで
Parmaの姿を目にするのはそう遠い話でもないはずだ。彼らが目指すのは別の場所で、彼らなりの道を歩もうとしている」

ところで、H.Crespo(Allenatore - Ex Modena)は『Modenaからは給料が支払われていなかった』と主張しているが…-
そんなことは有り得ない。全ての支払いは滞りなく行われている。私はCrespoを素晴らしい人物だと思っているし、それは
昨季のParmaで示されたはずだ(※CrespoはModenaから解任される前に『このクラブには、無報酬で働いている複数の
従業員がいる』と言っただけで、『夫はずっと無給で働いていた』とSNS上で打ち明けたのは本人ではなく彼の妻である)




4月第3週半ば、"B Italia"戦後のL.Apolloni(Allenatore)の記者会見より、前編。
試合を振り返って- 選手達は正しい姿勢でピッチに立ちましたね。4-1というスコアは彼らの仕事の成果が反映された
ものであり、私は嬉しく思っています。この試合では彼らの個人能力がそうした仕事によって十分引き出されたわけです」
選手達は常に一つにまとまっていた。この1年、間違った姿勢で試合に臨むことがなかった- Squadraの姿勢とは常に
そうでなければいけません。これまで私は、常にそう指導してきました。私が粘り強くやってきたからこそ今の大きな成功が
あると考えれば嬉しいことですね。“諦めない”姿勢はどんなクラブにも必要とされる要素です。時として良くないプレーを
することもありますが、正しい姿勢で試合に臨みさえしていればほとんどの試合で足を踏み外すことはまずないんですよ」

現在所属している選手との契約は今季限り。Lega Pro昇格が確実な情勢で、彼らは再契約への強い意気込みで
自らの実力を示そうとしているのでは?-
そうした要素もあるでしょうが、何か大きな目標を達成するとするなら、それは
個人でなく、Squadraとして達成されたことと考えるべきでしょう。私達は一つにまとまり続けなければなりません。私達が
大きな目標を達成したその後に、Societaは選手達と再契約を含めた来季以降の話し合いを始めることになるでしょう」
これまで(Serie Dで)対戦してきたクラブに所属する選手の中で『来季のParmaで有用な人材になるかも知れない』と
考えられる者を何人か発見しているのか?-
そうですね。既に一定の実力を備えた、若くて将来性のある選手を複数
発見していますよ。その選手達は(来季の)Lega Proで目覚しい活躍をするために必要なものを備えていると言えます」

今日はJuniores Nazionaliに所属しているN.Molinaro(Centrocampista)M.Fanti(Attaccante)が後半からピッチに立ち
なかなかの活躍を披露した-
彼らは私がこの1年間ずっと追いかけてきた選手です。Junioresは大きな目標を達成した
(※Campionato優勝)を達成したので、私は彼らに拍手を送りますよ。今日の彼らは自らの才能と将来性を示しました。
私は頻繁に彼らの練習をチェックしていますが、彼らは常に正しい姿勢で練習に取り組んでいます。彼らは常に『自らを
改善したい!』という強い意識の下に日々取り組んでいるんですよ。これはCalciatoreとして非常に重要な要素ですね」

Mercato(045:Marzo-Aprile 01)+Commento(M.Gobbi)

2017-08-27 20:00:00 | パルマ・移籍関連17-18
▽3月第5週から4月第2週までの移籍関連の発表・情報・噂・発言などのまとめ。
記事中の文字色については、「茶色:公式発表、薄い茶色:各メディアでの報道、水色:関係者発言」となっている。
新旧問わずParma絡みの選手や関係者、噂の出た選手は幅広く追いかけたり、(移籍には関係していない)様々な
短い談話も扱ったりする。Parmaとは全く関係ない公式発表や噂が紛れ込むこともあるが、きっと読む側の気のせい。
トピックによって肩書の表記が微妙に変化したり重複する場合もあるが、その辺りは雰囲気と勢いで理解して欲しい。

== 3月第5週・前半(1) ==
"Corriere della Sera" 「Milanの経営権譲渡交渉は一時は絶望視されたが、今では3億euro以上の資金が…」

Danny Blind(Allenatore - Ex Olanda)
自身の解任について- Bulgariaでの試合(※BUL 2-0 OLA)は単なる事故。Squadraは正しい線路を走っていた」

"Corriere dello Sport""Gazzetta dello Sport" Verratti(C - PSG)は今夏のItalia復帰へ交渉の扉を開いている」

"Gazzetta dello Sport" 「Milanの夏の補強予算は1億~1億5000万euro。標的はAubameyang(A - Dortmund)だ」

"Gazzetta dello Sport" Gobbi(D - CHV)は契約延長に近付く。後はCampedelli(Pres. - CHV)の決断次第」

"Gazzetta dello Sport" Montella(All. - MIL)の留任は確実で、更には契約の延長にも近付いている」

Lucchese公式発表 「クラブはGalderisi(All. - Lucchese)を解任した」

"Corriere dello Sport" Tavecchio(Pres. - FIGC)は『来季のSerie Aの開幕日は8月13日だ』と発言」

"Tuttosport" Bernardeschi(C - FIO)はJuventusへの移籍に向けて“疾走”している」

"Corriere della Sera" 「負債償却分を差し引いて、Milanが(夏の)Mercatoに投じられる金額は1億5000万euro」

"Corriere dello Sport" 「JuventusとVerrettiとの移籍交渉は既に開始されている」

その他メディア
「昨夜メディア出演したBassi(P)は選手間の結束が強固かつ肯定的なものだと強調した。実際、その前日のGubbio
戦(#31)では集団としても高いレベルでしていた。これまで首位のVeneziaが集団としての強さを称賛されてきた
一方でParmaが『“複数のソリスト”で構成されている』と指摘されてきたことを踏まえても、これはポジティブな変化では
ないだろうか。仮に優勝を逃してPlay-offに回ることになったとしても、優れた結束があればそれは大きな手助けとなる」


"Gazzetta dello Sport" FiorentinaはSousa(All. - FIO)の後任と考えるDi Francesco(All. - SAS)に接触する」

"Corriere della Sera"にて、Mike Piazza(Presidente - Reggiana)
Calcioに携わる契機について- 2009年5月にRomaでCLのFinaleを観戦して自分の心に火花が走ったのを感じた」
Reggio Emiliaでの挑戦について- 理想的な場所だと感じる。クラブの歴史、人々のサポート、立地…全てが申し分
ないものだ。私達のプロジェクトは『5年間で―少なくとも―Serie Aへの昇格Play-offに出場するレヴェルのクラブになる
こと』を目指しているが、『上に上がれば良い』という姿勢ではなく、クラブとして地力・体力をつけながら浮上を目指す」


"Gazzetta dello Sport"
Allegri(All. - JUV)の力量にはクラブの誰もが納得している。Marotta(DG - JUV)の希望もAllegriとの契約延長だ」





▽かなり前の没談話から一掴み。
2014年7月第3週初めのM.Gobbi(Difensore)の談話より。
Ritiroについて- 万事順調といったところかな。段階的にコンディションを高めているところだが、今はこれでいいんだ。
全ては8月末のCampionato開幕をベストな状態で迎えるためだから。そのためにみんなが一緒になって頑張っている」

今季のモットーは『Europa Leagueを取り戻しにゆく』でしょうか- いつの年も私達は“昨年以上のことを成し遂げる”と
いう気概で取り組んでいる。この夏もその姿勢は変わらないが、例年以上にモチベーションが高いと言えなくもないだろう」
T.Ghirardi(Presidente)を巡る状況には少なからぬ懸念もあるのでは- Presidenteはこの前Collecchioにやってきて
『君達のことは近くで見守っているから』と言葉を掛けてくれた。彼は私達の事を信じてくれているし、私達も彼の言葉を
誇らしく感じている。更なる躍進を遂げるための戦意は大いに高まっているんだ。たとえその道程が険しいとしてもね…」

現在ヴァカンス中のA.Cassano(Attaccante)も今季に向けて意欲を高めているようです- 彼が本領を発揮するのは
寧ろこれからじゃないかと私は考えている。確かに、昨季のような“Mondialeへの出場”というような明確な目標はないの
かもしれない。それでもAntonioが活躍したいという強い意欲でプレーしみんなに多くをもたらしてくれると私は信じている」
最後に、あなた自身の未来については?- 私はこのParmaでプレーを続けるよ。『100%そうなる』と言って構わない」

Commento!(L.Apolloni 2/2、R.Pasi、E.Filippini 1/2)

2017-08-27 09:00:00 | パルマ・談話関連15-16
▽一昨季第34節関連談話・その10
4月第3週前半の"Avvenire.it"でのL.Apolloni(Allenatore)へのインタビューより。後編。
現役時代の(Parmaでの)元同僚の中で、最近でもあなたが仲良くしているのは誰か?- F.Asprilla(Ex Calciatore)とは
特に仲が良いですね。"Tino"は電話で話をするたびにParmaの試合結果を尋ねてきますよ。彼はItaliaから遠く離れた
Colombiaに住んでいるので、実際に顔を合わせるのは年に1回という程度ですが…。彼以外ではM.Osio(Allenatore、
Ex Rimini)
A.Benarrivo(Ex Calciatore)そしてA.Melli(Ex Team Manager)の名前を挙げましょう。それから少し前の話
になりますが、C.Taffarel(Preparatore dei Portieri- Galatasaray)G.Pin(Ex Calciatore)もCollecchioを訪れました」
現在の所属選手の中でAsprillaのように人々から愛されるアイドルのような存在になりそうな者はいるのか?- 1年前に
Parmaを破壊し捨て去った者達に相対する“象徴”として、Capitanoを務めるA.Lucarelli(Difensore)には大変な愛情が
捧げられていますよ!またC.Longobardi(Attaccante)には大声援が送られますし、他の選手もTifosiから愛されています」

あなたはどうやってこのParmaをCampionato優勝に導いたのか- まずL.Minotti(Resp. Area Tecnica)そしてA.Galassi
(Direttore Sportivo)
の両名が“正しい選手達”を選択したことを挙げましょう。どれだけ低いカテゴリーであっても優勝を
義務付けられた状態でその通りに勝って見せるのは簡単なことではありません。そして私は、Spogliatoioで多少の口論が
あったことを隠しはしませんよ。しかしそうした瞬間が選手達をさらに成長させてきたのです(※隠したか隠していないかは
知らないが、少なくともこの段階まで『選手間の諍いは一切存在しない』と言い続けてきたのは事実である)
。ここで私は
H.Herrera(※"Grande Inter"を率いたAllenatore。故人)の言葉を思い出します。彼は『日曜の試合とは日々の練習の
成果の反映でしかないのだ』と言いました。この言葉を胸に、私は出番の少ない者も含めて選手を成長させてきました」

来季のLega Proについて。Parmaは1年でのSerie B昇格に向けて準備をしているのか?- その質問は既に未来に
向けて行動しているSocietaに向けて下さい。私達は昇格のために必要な最後の勝点を獲得することだけを考えていく
必要があるんです。私が今望んでいるのは、Cittadella(※Collecchioが整備される以前にParmaが練習を行っていた場所)
でのトレーニングを1日限定で復活させることです。公園の中で・一般の人々の中でのトレーニングはそうない経験でした」
話を続けて- Tifosiのすぐ側で同じ空気を吸いながら練習を行うことで、彼らに対する繋がりと責任感が生まれた…
と私は考えています。以前の"Tardini"のSpogliatoioからはStadioに足を運ぶ人々が踏み鳴らす靴音が聞こえてきていた
のです。以前N.Gorica(Slovenia)で仕事をしていた時に練習場として使っていた"Lepena"は小石だらけ・穴ぼこだらけの
芝生で、Goricaの選手は常に怪我の危険と隣り合わせでトレーニング行っていました。今は立ち入りが出来なくなったと
聞いていますが、私は今Parmaに所属している選手達をそこへ連れて行きたいですね。何か得るものがあるはずです」




4月第3週半ば頃のR.Pasi(Attaccante - Imolese)の談話より。
日曜に行われたParma戦について- "Squadra Crociata(=Parma)"相手にプレーして、その上得点まで決められて
本当に嬉しい。Parmaには素晴らしい思い出があるんだ。特に8位に入った時(※Stagione 2009-2010)にはね。他の
選手とは上手くやれていたし、F.Guidolin(Allenatore - Swansea)とも良い関係を築けていた。他のクラブに貸し出され
たり怪我に苦しめられてParmaで長くプレーすることが出来なかったのはとても残念だ。その2つがなければ僕のキャリアは
もっと違っていたものになっていたはずだ…。それでもこれまでの人生を後悔はしていないし、そのつもりもない。何故なら
“目指すべき場所”がはっきりしているからさ。もう一度Serie Aでプレーする。そのために毎日懸命に練習しているんだ」




4月第4週前半のE.Filippini(Ex Calciatore del Parma)の談話より、前編。
Parmaでプレーした1年半を振り返って- Parmaでは途方もなく良い時間を過ごした。Adriano(Attaccante - Miami)
A.Mutu(A - Petrolul)A.Gilardino(A - Palermo)そしてH.Nakata(Ex Calciatore)というような偉大なCampioniと一緒に
プレーする機会を得られたんだから。そうだ、C.Prandelli(Allenatore - Ex Italia)も忘れてはいけない。Parmalatの破産が
全てを台無しにしてしまったのは悔しい限りだ。それでも、私の心の中にある記憶の数々は今でも美しいままでいるんだ」

あなたの心にもっとも深く刻まれている試合とは?また今でも連絡を取っている元同僚はいるのか- 一番の思い出は、
何と言っても1-0で勝ったInter戦(※Stagione 2003-2004、16giornata)だ。何しろ決勝点はこの私が決めたのだから!
(※ちなみに…Filippiniはこの試合の12日後に貸し出し元のBresciaに復帰し、その後Palermoへと完全移籍している)
ただ得点を決められたのは個人の成果でなくてみんなが良い働きをした結果であることは分かっている。それから、今でも
連絡を取っているのはS.Barone(All./Juniores)M.Marchionni(Centrocampista - Latina)やGilardino…といった辺りだ。
私が今住んでいるところでは夏になるとBresciaやPalermoといったクラブがRitiroを行うので、それを利用して話をしている」