自己正常化への道 対人恐怖症、視線恐怖症、会食恐怖症、正視恐怖症が治った男のブログ

対人恐怖症・視線恐怖症が治った男のブログ。超腕利き心理セラピスト岩波英知先生(ありがとう!)の自己正常化プログラム体験記

神経症と感情について 死んだ感情では治るのも治らない

2007-04-18 | 僕の対人恐怖症・社会不安障害が治った経緯を公開

神経症で苦しむ! 神経症ほど人の人生の行く手にふさがるものはないですよね
苦しいということは、苦痛と不安と恐怖の感情ばっかりにいじめられること
つらい、くるしい、だめだ! こればっかり。。。。。

苦しくても、未来が明るいものになるなら耐えられるけれど、明るい未来が想像できないのが神経症です。。。
お先真っ暗で悪い感情にさいなまれるだけで、希望なんてものはない!


でも、生き生きとしている人の感情とは全く違います

岩波先生ならまさに生き生きはつらつエネルギッシュ! ですが(笑)
エンジョイ&エキサイティング!を地でいってます

僕も最近では味わえるようになってきたけど、建設的な感情の心地よさ、楽しい! 嬉しい! 満足!といったものは、生きている実感を富ませてくれます。
きつい感情ばっかりしていると、感情そのものが邪魔になってきますよね。
不安とか恐怖とか焦慮感ばっかりで、生きていてつらいことばっかりです。
些細なことでもきつい感情がわき上がってくるし。

そりゃぁ、僕もたくさんきつい思いをしてきたので、楽しい、嬉しいといった感情を味わうことができないのは当然でした。
いじめを受けてから、マイナス思考と感情ばっかりになってしまったから、それがいやで心を閉ざそうとしてきました。
でも、自分の心の底(無意識)までは閉ざせないんですよね。

つらいことを心の底に押し殺しても、老廃棄物のように蓄積していっているんです。
そこの掃除は非常に大変だと思います。
だって、無意識には誰がどんなにがんばっても手が届かないし、大掃除なんかもってのほかです。
抑圧をほっておくと、もっと神経症が悪化していくだけです。
 

神経症がどん底にまでなったとき、もう楽しいって何だろう? と思い浮かべることも、僕はできませんでした。
子供の頃は確かに楽しかった経験もあるし、子供らしくはしゃいでいたこともあるし、経験しているはずなんです!
つらい期間が長いと忘れてしまう、これは怖いことだと思いました。

とにもかくにも、感情のマイナスがそのまま悩みの深さ、苦しさに直結するんだと思いました。


恩師岩波先生にはよく感情について言われました。

悪い感情にのまれるから、どこまでも落ちていく。
そういった悪い感情にどうしても知恵で立ち向かってしまうから、今までのまれ続けて苦しんできたって。

しょせん、感情に知恵で立ち向かっても無駄でした。

だからこそ、なんで自分にマイナスの感情が起こらざるを得なかったルーツ分析をして、感情の源を徹底的に見つめることをしたんですが、感情に感情を持って向き合うと、不思議に悪い感情が吹き出るのがなくなっていきました! 
これ、体験した人がよく言っているんですが、決して小細工で悪い感情を起こさないようにしては駄目だと言うことです。
つまり小ずるく知恵を使って感情を抑えようとしては駄目だってことですね。

知恵人間は身を滅ぼします。感情にかないっこないんですから!
マイナスの感情への対処法を間違えれば最悪なことになりますし、しっかり見つめて「しょうがないなー」という気持ちになれば、感情の発作、パニックに襲われることもだんだん少なくなっていきましたし、その通りだと思います。

まあ、悪い感情は、無意識への感情的抑圧が原因で勝手に出てしまうものだから、根本の抑圧を解消させていかないとダメだってことです。
僕らが知恵や小細工で、悪い感情や無意識の抑圧はコントロールできないことははっきりしています! 


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今回僕が書いた「感情」の話も掲載されていますし、すっごくためになること、刺激になることばかりです。


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