1.世界保健機関(WHO)による緊急事態宣言
WHOは、2016年2月1日に開催された、ジカウイルス感染症に関する国際保健規則(IHR)緊急委員会(第1回)会合の勧告を踏まえ、
最近のブラジルにおける小頭症やその他神経障害の急増について、「国際的に懸念される公衆の保健上の緊急事態(PHEIC、Public Health Emergency of International Concern)」を宣言するとともに、
妊娠中及び妊娠適齢期の女性のジカウイルス感染症への感染を減少させるための各種対策を含む勧告を発表しました。
ジカウイルス感染症と小頭症等の関係については引き続き研究が行われていますが、詳細な調査結果が得られるまでの間、特に妊娠中の方又は妊娠を予定している方は、
流行国・地域への渡航・滞在を可能な限りお控え下さい。やむを得ず渡航、滞在する場合には、在ブラジル日本国大使館等からの最新の関連情報を入手するとともに、
蚊に刺されないようにするなど以下4.を参考に十分な感染予防に努めてください。