学ぶ事

堺祭りの茶席に行きました

市民茶会なので、茶道を習っている人が正客になるとは限りません

亭主さんとの遣り取りでは
『あれあれ…』と思う場面に遭遇することもあります
正客の席に座るのには、ちょっとした知識も必要なのですが
それをご存じない方もおられるようです

今回、私もありえん事に正客の席に押し上げられてしまったのですが

亭主の方が、どんな人が正客になっても上手く席が運んでゆくように
とても上手に客あしらいをされていたのが印象的でした

その分、客との間は少し距離のある感じを受けましたが
客が困らぬように上手く話題を提供し
道具の話しをされ
心映え鮮やかで、きっぱりした姿に学ぶ事も多かったと思います

こんな場所では
お席のしつらえだけでなく
人のあり方を見るのだなあ…と思います
人にどう接するか…
亭主の人格がジャッジを受けるのですよね