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ひでさんの気まぐれ日記

旅の様子や趣味を書いていきます

中仙道15 食

2024-11-07 22:34:54 | 街道歩き

中仙道15 食

今回の旅での食を中心に書いていきます。

先ずは旅の初日、彦根に宿を取ったので近江牛を頂きたいという事で駅からは少々離れていますが徒歩圏内の焼肉近江屋に行きました。

せんなり亭伽羅とも迷ったのですがかしこまった懐石よりも気分的に自由なこちらを選択しました。

この焼肉屋さんは近江牛の色々な部位が楽しめるお店、聞いたこともない部位などが多いので若い定員さんにお勧めを聞いたところ「タン」との事、とにかく普通のタンとは違う激ウマという事でお勧めされた「特上和牛タン(味わいが別格)」と、「ハラミ」、そして聞いたことのない「クリミ」を注文。
 

先ずは特上和牛タン、確かに今まで食べたことのあるタンとは別格でした。
 

そしてハラミも激うま

クリミはうで肉の赤身との事ですが確かに「甘くておいしい」に偽りなしの旨さでした。

〆めはこれまた初めての南高梅冷麺(ハーフ)、この南高梅が入ることにより冷麺がよりさっぱりとした味わいになり焼肉の締めとしては最高で、大満足の初近江牛となりました。

2日目の昼は結局彦根へ戻ってから駅前にある近江ちゃんぽん、これも食したかったので遅めの昼飯という事で彦根城に行く前にササっと頂きました。

昼が遅かったので彦根城から戻ってから少しばかし休憩してから夕食、目当ての「八千代 駅前店」に行くと何と20時半閉店との事で店じまいしていた所でした。しかたなく近くを探索していると鮨屋を見つけたので入ってみることにしましたが、ここが大正解!鮨割烹銀水はお手頃価格で極上寿司を提供してくれるお鮨屋さんでした。追加で頼んだ赤貝は、カウンター前のネタケースの目の前にあった赤貝を取り出してそのままさばいての提供、身とひもを一貫づつとしての一皿で極旨でした。

   

3日目の昼、この旅初めてのまともな昼食は有名店「逢坂山 かねよ」のきんし丼、始めて食す卵焼きと鰻の取り合わせと、関西の鰻(焼き方が違う)にわくわくドキドキ、鰻は近くに行きつけができて最近よく食べる機会が有るのですがなんか違う、これが関西の鰻なのか「かねよ」さんの鰻なのか、はっきり言って地元のお店の鰻の方が好きだなと思った次第です。
 

3日目夜は京都、京都の食を満喫したいという事でホテルそばの豆腐懐石「豆水楼」に予約を入れて入店、早い時間なのでカウンター席には私一人(後からもう一人ご来店)という贅沢な空間での夕食となりました。
高瀨川のコースを注文、先付からメイン、デザートまで特別な夕食となりました。

湯豆腐はおかわりOK、1回だけおかわりをして京都の絶品お豆腐を堪能しました。

 

そしてこちらは4日目の朝、ホテルの朝食。
宿泊した「ソラリア西鉄ホテル 京都プレミア 三条鴨川」ではゆっくりと良い時を過ごさせていただきました、
できることならここへ2~3泊したいところですが事情により今日までの旅程となります。
  

最終日は京都の列車と寺院観光の後に京都の老舗喫茶巡り。
1店目は「フランソア喫茶室」、1934 年開店のフランス風カフェは内外装とも落ち着いたクラシカルな洋風建築で多くのお客さんで賑わっていました。
頼んだのはシナモンシュガートーストと特性プリンに珈琲、どれも美味しかったです、ドライオレンジの刺さったプリンが映えます。
定員さんのコスチュームもクラシカルな感じで、インバウンドで人混みの京都の中にあって落ち着ける異次元な空間で良いひと時を過ごせました。

  
 

続いて2軒目「喫茶 ソワレ」、
ひっそりと佇む(最初通り過ぎた)喫茶店は階段を上って2階に行くと異次元の素敵な空間が広がっていました。
戦後ほどなく開店したというこの喫茶店、ここが京都四条大橋のそばとは思えないノスタルジックな空間で頂くゼリーポンチはこれまた格別でした。

 
(いい写真が撮れなかったので喫茶ソワレさんのwebより拝借)

ソーダの中に浮かぶゼリー、現代となっては非常にシンプルな味ではありますが、戦後間もなくから開業しているこの喫茶で味わうという事に意味が有ります。

今回の喫茶巡りは2店目で終了、本当は3~4店巡りたかったのですがこの後行きたいところも有るし、トースト、プリン、珈琲、ゼリーポンチと立て続けに食して少々おなかにたまっている事も有るのでこの辺にしておきます。この続きは次回また。


中仙道15 2日目

2024-11-05 22:09:45 | 街道歩き

中仙道15 2日目

2日目早朝に彦根駅から近江鉄道に乗って五箇荘へ戻ります。
 

五箇荘駅到着後、昨日は中山道を折れて近道で駅へ向かったので少し戻ってのスタート、中澤酒造は駅そばですが朝7時半から開いているはずもなくちょっと中を覗き込んで本日の中山道歩きスタートです。中仙道沿いには今でも結構酒蔵があります、寄ることのできた酒蔵は佐久市の大澤酒造、木曽の西尾酒造、街道沿いではありませんが恵那の岩村醸造など、ふらっと寄って試飲なんか出来るのが歩き旅のいい所でもあります。
 

少し進むとお堀のような水路が、水路の向こうは五個荘中央公園というところだそうですが、昔何かが有ったところなのか?それとも公園としてこんな立派な堀的なものを作ったのかは謎です。

道の反対側には名残松という立派な松が鎮座していました。
「名残松」の名前の由来は不明ですが、昔中山道のこの場所には松並木が有ったそうですが河川改修工事などで数が減った中で残った貴重な松という事です。
 

五箇荘の旧地図
見づらいですが「てんびんの里」と書いてあります。「天秤棒を肩に全国を回り、一介の行商人から豪商へと発展した近江商人。その多くは近江八幡、日野、五個荘の出身。」との事で、てんびんの里という事のようです。今回の旅では近江八幡の八幡堀にも寄ってみたかったのですが中山道から折れること5km弱は往復で2時間程度、そこから1km位先にあるラ コリーナ近江八幡のも興味あったので観光も入れると3~4時間かかる為今回は泣く泣くスルーしました、いつかこの辺も旅したいです。
 

少し行くと立派な建物が、これは「旧五箇荘郵便局局舎」だそうで、石造りの立派な局舎に見えますが木造だそうです。
 

新堂町の常夜燈は昔の旅人の道標。
夕暮れにも見えますが未だ朝です。
このあたりを歩いていると左右に小高い山が見えます、この右側の山の向こうに安土城跡が有るようです。天守は有りませんが山城の城壁などは残っているそうなのでこちらも興味がりますが、思いだけ城に寄せて先を急ぎます。
 

木曽路には至る所に湧き水が有りましたが滋賀にも名水がありました。
「清水鼻の水」は湖東三名水の一つ、昨日のスタート地点醒井の「居醒の清水」もその中の1つだそうでもう一つの「十王村の水」は中山道からは離れています。
 

国道から左に折れて奥石神社方面へ、愛知川から一里半なので五箇荘駅からは1里程度、本日の街道歩きは始まったばかり。

西生来一里塚跡は住宅の駐車場の脇にひっそりと有りました。
 

中山道武佐宿脇本陣跡は町の会館
 

郵便局も趣のある建物となっています

脇本陣の先には旧八幡警察署武佐分署庁舎、こちらも立派な建物です。
 

そして武佐宿本陣跡
 

武佐宿を進むと武佐駅となりますが、こちらもいい雰囲気を醸し出しています。
武佐宿は古い建物が点在するとてもいい雰囲気の町ですが、あまり観光地化はされていない感じで宿場町の名残を大切に守っているという感じがしました。

武佐宿を抜けると中山道はまた国道になり、交通量の多い道沿いを暫く進みます。
馬淵町辺りで国道から旧道に入りますが暫く行くと中山道は行き止まり、昔はここから「日野川の渡し」で対岸まで行ったそうですが今は日野川にかかる横関橋を渡らなければ対岸に行けないため、ぐるりと大回りをして、竹林沿いの土手を進みます。

横関橋を渡り
 

土手を戻って
 

渡しの対岸へ到着、約1kmの大回りをして横関川渡し跡。
なぜ対岸に来ると川の名前が変わるのかは謎でしたが、どうやら横関川は昔の川の名前で今は日野川となっているという事のようです。

という事は正式には横関川の渡し?
 

またまた国道に合流して進むと道の駅が有りました。
 

「道の駅 竜王かがみの里」、あと10分ほどで11時なのでここで昼食にしたいと思い休憩スペースでしばし休憩。11時になったのでレストランへ行くとお休み、通常月曜日休みのところ月曜が祭日だったので振替で火曜休みのようです、この旅はことごとく昼食にありつけません。
同じように張り紙を見て途方に暮れているご夫婦が居ました。
結構魅力的なメニューが張り出されていたのですが。
  

気を取り直して先へ進みます、今日も昼飯抜きっぽい雰囲気になってきました。
大篠原一里塚の痕跡はどこか不明。守山宿に行くまではひたすら県道を進みます、こういう道標の乏しい時は中山道アプリが大活躍します、道を逸れないように注意しながら進み守山宿に到着です。今日は草津までの予定なのでもう一息。
 

今宿一里塚、
説明パネルには県内に現存する唯一の一里塚と書かれていました。
今まで中山道を旅して数は少ないですが当時のまま現存する一里塚は幾つも有りましたが、滋賀県内にはほかの街道も含めここだけのようです。
 

今日の目的地草津宿も近づいてきました、中山道は人と自転車位しか通れないトンネルを使ってJR東海道線を潜ります。
 

草津駅は目の前。
今日朝早くから歩き始めたのには理由が有ります、せっかく彦根に泊まるのなら彦根城も行ってみたいという欲張りな気持から最終入場時間の16:30までに彦根城へ行くためです。
前回の旅では犬山城を臨みながらわけあって結局行かずじまいでした。
時間はまだ早いですが駅前にある匠壽庵でお土産を買い14:21のJR琶湖線で彦根へ戻ります。

 

本日の歩行距離
 

 


中仙道15 1日目

2024-11-04 22:42:51 | 街道歩き

中仙道15 1日目

中山道歩きもいよいよ今回でFinal、今日から3日間かけて中山道の終着点京都三条大橋を目指します。

前回、前々回は初日鉄旅で英気を養った後2日目からの歩き旅でしたが、今回残りの距離を考えると3日間必要なため初日からの歩き旅となります。順調に出発点である醒ヶ井駅に行けるかと思いきや、東海道新幹線のLED掲示版に東海道線が橋梁に車両が衝突した影響で運転見合わせと!場所を確認すると岐阜と名古屋の間だったので大丈夫かな?と米原駅で新幹線を降り駅のアナウンスを聞くと乗るはずだった在来線が運休、醒ヶ井行は30分後の列車の電車という事なので駅周辺で時間をつぶしましたが結局それも遅れて予定から40分遅れで醒ヶ井駅へ到着しました。

半年ぶりの醒井、前回の旅で地蔵川沿いの道がとても趣が有ったので予定ではこの醒井宿の町並みを少し散策してからの出発と思いましたが時間が無い、暗くなってからの歩き旅は危険なので早速中山道を進みます。
ところでJR駅の名前は「醒ヶ井」ですが宿場町としては「醒井宿」、なぜ駅名には「ケ」がついているのかは不明です。某webサイトによると「サメガイ」と読む際わかりやすいように表記したという事が真相らしいと書かれていました。確かにケが無いと「サメイ」「サトイ」とかいろいろ読めてしまいそうです。
醒井宿を抜けてすぐ廃屋?といった佇まいの(失礼!)建物が、ここは地元では有名な近江牛のお肉屋さんらしくしっかり営業中です、中のショーケースにはお肉が並んでいました。歩き旅で生肉を買うわけにもいかないのでこのまま進みます、もしいつか車旅でこの辺に来ることが有ればこのお店でお肉を買ってBBQも有りかもしれません。この旅は歩き旅なので4日分の荷物を背負っての旅です、このような時に備えての小型ストーブやコッヘルを仕込んで置く余裕は有りません、出発前に計ったらリュックの重さは7.8kg有りました。

先に進むとここもチェック済みの「虹鱒料理おたべ」が、ここは虹鱒料理で有名なお店で虹鱒のお刺身が頂けます、ちょうどいい時間帯ですが本日定休日、わかってはいましたが残念。


北陸自動車道の下を潜ると「久禮の一里塚跡」が現れました、塚というよりも跡という事で石造りの碑が鎮座しておりました。
  

ここを過ぎると番場宿に入っていきます。
 

番場宿本陣跡の碑は住宅の花壇の中にひっそりと置かれていました。
 

番場宿を過ぎると危惧していた峠越え、最近熊の出没もよくニュースになっているので人里を離れるのが少し不安ですが、ここはその山を抜けると直ぐに彦根ですし左は高速なので大丈夫でしょうと進みますが、右側に広がる田園の先の山のふもとにはずっとバリケードが設置されています、熊とは言わないまでも猪とかは出没しそうです。この旅最後の?ちょいきつめの上りが続きます、11月というのに気温も高めで汗をかきながら磨針峠を進みます、峠越えは舗装されていない山道よりもこのような道路化された舗装路の峠が地味にきついです、ちょうど下りに差し掛かった辺りで5~6人の歩き人とすれ違いました。旅人?といった様子で無い人も2人くらい、どこ行く?散歩?寄合?
 

峠を下るといよいよ本格的に滋賀といった感じで、有名なフジテックのエレベーターテスト棟が見えてきました、ここは米原駅からも見えますし新幹線に乗っていれば目につくあれです、手前には東海道新幹線700系が小さく写っていますが写真では小さすぎて判別不能。

磨針峠を下りると鳥居本宿、何やら歴史のある建物があり「赤玉神教丸」と書かれています、赤玉と言えば昔よくお世話になっていた富山の「廣貫堂赤玉はら薬」ですがこちらは滋賀の老舗有川薬局、ちょっと寄っていきたいところですが閉まっています、今日は祭日なのでお休みのようです残念。
 

少し進むと鳥居本宿本陣跡、

と横道の向こうになんやら趣のある建物が、鳥居本駅の駅舎はとても歴史のある佇まいのいい駅舎でどうやら登録有形文化財にも指定されている建物だそうです。こういう建物は大事に残したいものです。
 


中に入ってもドームのような作りがとても立派なモダンな駅舎でした。
 

鳥居本駅を過ぎると江戸へ118里、京都へ18里の看板が、旅もいよいよ終盤です。
 


午後1時を過ぎたところで丁度いいところにお蕎麦さんが、と思ったら準備中の看板が、よく見ると「本日分のお蕎麦は完売となりました」の看板が、残念。
 

当初の予定ではランチは本宮宿のCafeでと思っていましたが、電車遅れもあり40分近い遅れが出ているためここでランチを取ると目的地に行く前に日が暮れそうなので泣く泣くスルーして先を急ぎます。本宮宿入り口の少し脇にあるビリオン珈琲店でこんなものとか、
 (ビリオン珈琲webサイトより)

こんな素敵なランチをと考えていましたが、暗くなってからの歩き旅は危険なので。
 (ビリオン珈琲webサイトより)

結果、前々日に買ったものの食べきれずリュックに入れて持ってきたクロワッサンが昼食になりました。
この旅はこんな感じで昼食を飛ばすことが多い旅でした。


滋賀に入ってこのような看板が増えた気がします、「子供が走る看板」これはおそらく飛び出し注意の喚起看板かと思いますがほぼこのデザインです。
 

調べてみると「飛び出し坊や」というキャラクター?だそうで「誕生したのは今から50年前の1973年。
車の普及により全国で事故が増え続けたため、「こどもの交通安全」の願いを込めた「飛び出し坊や」が東近江市で生まれました」という事らしいです。
滋賀に入ってから感じるのは狭い道でも車がとてもスピード出す事、これは前回の旅で岐阜から滋賀へ入るとき感じましたが岐阜は安全運転、滋賀では熱い運転と感じました。でも道も狭いので車同士のすれ違いや、人が歩いていたりすると十分距離を取ってスピードダウンしてくれます。後に、南下するとまた様子が違ってきます。

 石畑一里塚の里
とは?

石畑一里塚を過ぎると愛知川宿へ入っていきます。

すでに17時前で日も随分と傾いてきましたが今日の目的地はこの先の五箇荘、五箇荘駅のそばには中澤酒造が有りちょっと試飲していきたいところですが営業は17時まで、そしてそもそも今日は祭日なので開いていないと思います、今日はことごとくお店に恵まれませんが時間的に急げば予定より1本前の電車に乗れそう(1時間に1本)なので少しペースを速めます、昼間にお店に恵まれなかった分宿泊地の彦根でその埋め合わせをするつもりです。

愛知川を越えて渡る橋の隣の鉄橋をカラフルな車両が走っていました、このあとこの近江鉄道に乗って彦根へと向かいます。
 

愛知川を越え中山道から折れて駅を目指します、どうやら間に合いそうです。
 

かなり薄暗くなってきましたが発車時刻の5分前に五箇荘駅に到着、本日の歩行距離は27.11kmでした。
今日からの2日間は彦根のホテルをベースにしての歩き旅となります、よって明日はホテルに荷物を置いて身軽に歩くことができるので今日よりも随分と楽できるはず。
昼が乏しかった分、彦根に行って豪華ディナー?を頂いて英気を養います。


  

 


本日の歩行距離

 

 


中仙道14 おまけ

2024-07-15 12:03:18 | 街道歩き

中仙道14 おまけ

今回の旅での食と色々

先ず初日昼は郡上八幡の「そばの平甚 本店」で自然薯そば、これは本編に写真が有るので省略しますが文書には出てきたけど写真のなかった美濃太田駅で買った「たくマヨパン」、実は郡上八幡駅から梅山駅へと行く途中の列車内で頂きました。

美濃駅手前にある末広堂美濃アイスで抹茶味のアイスモナカを頂きました、
『創業1954年以来清流長良川の水に育まれた自然味覚の手作りアイスを作り続けてきました』
という老舗店のようで地元では有名な店なのでしょうね。なかなかアイスの老舗店というのにはお目に掛かれないのでいい寄り道となりました、食べ歩きにちょうどいいサイズ、というかこの夏家の冷凍庫に常備しておきたいアイテムです。

そして夜は長良川の鵜飼い、鵜飼見物の船中で頂いた河原町泉屋さんの鮎弁当。
船中の薄暗い中で撮ったのであまり美味しそうに見えませんが美味しかったです、右のお店のメニュー写真と比べても偽りなしの内容でした。
  
(右:泉屋さんホームページより)

何度かドーミーインに宿泊していますが、名物の夜泣きそば食べていませんでしたので今回はしっかり頂きました、これが無料なんてなんというサービスの良さでしょう。
 

そして夜スマホ充電しようと思ったら充電できず、先日の北海道旅で買ったばかりの充電器が壊れたらしくまたフロントで充電器を借りる始末、何なのだか。帰宅後製造元のオウルテックに連絡し新品交換してもらいました。今までこんなことなかったのにiPhone15に変えたとたん2台続けて故障って、iPhone15の電流の引き方か何かに問題が有るのか?これから旅行時は予備としてもう一台、計二台の充電器で臨むことにします。
 

2日目朝はドーミーインの美味しい朝食。
朝はパン派ですが、鶏ちゃんなど地元の名物料理を頂けるのはありがたいです。
 

昼は結局食べそびれたので例の「サンドウイッチ」パンのみ、なので夜は奮発して前回と同じ飛騨牛「匠味」さんでディナーにしました。迷った挙句前回と同じ三種盛り、前菜からデザートまで至れり尽くせりです。

     

3日目朝もしっかりとホテル飯、今朝は昨日頂かなかったビーフシチューを中心に和食膳。

 で、毎度ですが3日目も昼めしを食べそびれましたので、14時ごろバックに忍ばせていました美濃市のCafeでコーヒーを頂いた際おまけで付いて来た菓子で空腹をしのぎます。
 

目的地の醒ヶ井駅前に「かなやKitchen」というお店が有りので遅い昼食をそこにしようと思っていました、ニジマスや近江牛の美味しそうなメニューが載っていたので列車に乗る前に寄ろうとお店に行ったら店員さんが出てきて本日は終了しましたとの事、webで見た閉店時間は17:00、今は14:30ですけど食材が終了したという事?謎です。結果3日目もきちんとした昼食にはありつけず。

夜は北陸新幹線方面にまわり、敦賀ヨーロッパ軒 駅前店にて念願のソースカツ丼を頂きました、地元の近くもソースカツ丼で有名な所が有りますがここのソースカツ丼はまた違ったタイプのソースカツ丼でとても美味しかったです。こちらの方が好きかもです。
 

で、敦賀駅から新幹線に乗った結果とてもいい風景を拝むことができました。福井、金沢からこの列車に乗った人は望めなかった風景です。

そして前後しますが噂の敦賀駅、構造が最悪でした(現時点)。
敦賀駅の改札口を過ぎてから上がって在来線の上を通り過ぎてから到着するのは新幹線ホームの一番端、そこから折れてしばらく行ってから新幹線改札という、どういう思考で設計したのか全くの謎の構造。特急乗り換えを優先したらしいですが、将来敦賀から先に延びたあかつきには乗り換えも発生しなくなるわけで、敦賀駅から乗る人がただただ面倒くさいだけの構造でした。将来的に現在来線を取っ払って新幹線駅のエリアを新駅にする構想としか考えられない構造です。
 


中仙道14 2日目

2024-05-26 22:04:29 | 街道歩き

中仙道14 2日目

昨日の続き垂井駅へ、垂井宿自体は昨日見ていないので垂井宿の入り口から再開します。
 
昨日はホテルに重い荷物を置いて身軽に歩きましたが、今日はそのまま帰宅するので全荷物を背負って(約8kg)の行程となります。垂井宿街中には古い建物もちらほらといった感じ、少しして垂井の一里塚が有りました。
 

垂井を過ぎると静かな山間の道をひたすら歩くと思いきや、結構やかましい。静かな道に時々ゴォーーーやガタンガタンといった音が響き渡ります、ここの山間には滋賀方面に向かって右に東海道線、左に東海道新幹線が通っていて特に東海道新幹線は結構ひっきりなしに通り過ぎてその音が山間に響き渡るのでここに暮らす住人は結構大変だなと思います。
 

ここしばらく中山道で並木道のような所を歩いた記憶ないのですが、関ケ原の東に少しの区間松並木が残っています、しばし近くのベンチで休憩です。

いよいよ関ヶ原、左に徳川家康最初陣跡を見ながら進むと関ケ原駅に到着、駅前の関ヶ原駅前観光交流館で電動アシスト自転車を借りコインロッカーに荷物を預けてさあ出陣といきます。中山道は関ケ原を通るのでこれは流石にスルーできないというわけで目指すは決戦地!岐阜関ケ原古戦場記念館の横を通り過ぎて左に曲がってしばらく進むと田んぼの中にぽつんとそれはありました。
 

見渡すと山間に柵に囲まれた陣地っぽいものが、そこが島左近陣跡、そしてその上にあるのが石田三成陣地、こののどかな山間にその昔激しい戦いが繰り広げられたとは想像もできません。
 

決戦地の後は開戦の地という事で島津義弘陣跡を通って開戦の地へ、そこは決戦地とは趣が異なり森のようになっていました。

 

その後徳川家康最後陣跡や東首塚を巡って40分ほどで駅へと戻り、駅の売店で葛アイスを頬張りながら少し休んだ後歩き再開。

当初の予定では今日は滋賀県の高宮駅まで33km歩く予定をしていましたが、予定変更し約20kmとして醒井を目的地とします。というのも昨日のダメージが大きい!足の指の付け根辺りに水膨れができてそこそこ痛みが、そしてやはり足裏の外周辺りに歩くたびに痛みが走るので長距離は難しいと判断し、早めに切り上げて今年開業の新幹線敦賀駅経由で帰ることにしました。
中仙道は暫く東海道線に近づいたり離れたりといった感じで進みます、街道から若宮八幡神社へ登る階段を東海道線が横切っていました。
 

そのあと山間の新幹線の高架をくぐる陸橋の近くに鶯の滝といういい雰囲気の滝が有りました、昔街道を通る旅人を癒す名所となっていたそうです。柏原宿はいい感じに古い建物が残った場所でした、

柏原宿の先には洒落たCafeがポツポツと出現します、しばらく行くとよさそうなお店が、普段ならふらっと入れるようなCafeも街道歩きの大荷物の大汗姿では物怖じして結局スルーしてしまいます。
 

いよいよもう少しでゴールといったところで「居醒の清水」という水のきれいな小さい池のような場所が出てきました、
 

実は醒井は水がきれいで有名なところ、池の先にはきれいな小川が流れていてその先に茶屋が有りかき氷の看板が、迷うことなくかき氷を注文し橋の上にある緋毛繊の掛けられた縁台で頂きます、

ほかのお客さんが入ってきてお店の方と話しています「梅花藻」は咲いていますかとの問いに店の方がここだけ咲始めましたとの事、?と目を凝らすと川間に漂う藻のような植物に小さな花が咲き乱れていました。

ここ地蔵川は梅花藻の名所という事でした、今日の目的地を醒井にしたのはこの先は鉄道路線と別れて山間に入っていくためで、まったく事前情報無いままに来た場所でとてもいい時間を過ごすことができました。次回はここからスタートですが、もう一度ここに戻って川沿いを散歩してからスタートしたいと思います。