mustとwant

芝居はとりあえず一区切り。
一息ついたら、また走り出そう。
ゴールはもう少し先だから。

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大学の友人と食事をした。
就職よりもしたいことについて話をした。
私にとって就職は「しなければならないこと」で、「したいこと」ではない。
私がやりたいことは、正社員として働きながらではできないこと。
また大学に入り直して、一から勉強することだから。
それに全力投球して、身につけられる知識や技術は全部身につけたいから。
でも、自分の思いを通すには勇気が必要だし、リスクも高い。
そんなことをうじうじ話したら、彼が言ってくれた。

「無理なことじゃないんだよ。問題は踏ん切りがつくかどうか。
リスクを背負ってでもやりたいことなら、できるはずなんだから」

なんか勇気が出た。
大丈夫だよと励ますでもなく、できるわけがないと否定するでもなく、ただ、「無理なことじゃない」と言ってくれたことが嬉しかった。

確かに安定を捨てることはとても怖い。
それでも諦めきれない望みなら、挑戦してみることくらいは許されるんじゃないだろうか。