余録

新天地

佳松園

2009年02月03日 06時49分39秒 | こんな事
目が覚めてしまうと床から離れてしまう。
つくづく年だなァ・・・一人で思いやる。
布団の中は暖かくて気持ち良いのに起きてしまう。
眠くないから居ても立っても居られない・・そんな気持ちになる。

今の時期は寒さの底・・と予報をTVで知った通り底冷え・・?だ。

寒いのにいつまでも寝ていられる状況にありながらわざわざ起きる。

ストーブの上に置かれたヤカンの注ぎ口から蒸気が上がっている。
今ヤカンに水道の水を入れた。
左手で持ち上げてみると軽い、ヤカンを振ってみた・・ヤカンの水が揺れない。
ほとんど水が空の状態だ。
まだ点けたばかりのストーブから湯気の出る早さに不審に思った。

左足に置かれたストーブで暖はとれるが右足は爪先が痺れるような麻痺しそうな冷たさが襲ってくる。
あくびから吐く息が白い。
部屋の中は冷え切っている。

1月31日~2月1日にかけて温泉に行った。
一泊二日の旅行。
双子の孫も日本を離れた。
孫が生まれた時から1月7日の日本を発つ一歳半までほとんど毎日のように過ごしてきた。
骨休みを兼ねて早めに計画した。
東北の雪とゆったり温泉につかるのが目的だった。

1月31日朝雨が激しく降っていた。
前日から雨は激しかった。
出発の朝タクシーを頼んで駅に行く。
雨が降らなければのんびり駅まで13~14分歩くつもりだった。

大宮駅から新幹線はやてに乗車。
往路はさほど感じなかったが帰りのやまびこに乗って驚く事があった。
はやての仙台まで止まらなかった速さにびっくりした。

新花巻駅ではやてを降りた。
初めて見る新幹線駅ホーム。
ホームに柵があって歩くスペースが別にある。
ホームには売店やベンチが無い。
昼食の予定を新花巻駅中で計画していたが無い。
コーヒースタンドがある。
改札を出ると狭い広場に小さい売店ばかりが目につく。
待合室の観光案内があって昼食場所を訪ねた。

新花巻駅の外に大きな建物を案内された。
駅前は大きな広場がある。
横殴りの雪が歩く前方を遮ってしまう。
積もった雪の踏みしめられた跡、車の通ったタイヤのわずかな細長い足跡を踏みしめた。
顔をあげられない。
下を向きながら歩いた

わんこソバ定食@1500円。
12個の椀が出てくる。
それぞれの椀に汁が入っていた。
天ぷらもついてきた。
昼を食べ終え駅から観光しながら宿に向かうバスに乗車。

予定のバスルートが雪の影響で変わってしまった。
予定は山の中にあったようです。
宮沢賢治の児童館。
子供のように楽しい物が見られた。



宇宙の部屋、天空の部屋、大地の部屋・・等。
バスの出発まで時間があったから賢治の教室まで見た。
賢治童話に出てくる動物、植物、鳥、星が楽しい空間の中で紹介されている。
二館共通券を購入した。
二館で550円。
二館合わせて100円安くなる。

次の観光が新渡戸稲造記念館。
5000円札に印刷されている。

最後に萬鉄五郎記念美術館。
入館料400円。
現金支払い。
短い生涯で油彩画、水墨画、素描、ノートが展示されている。
観光バスは町中に駐車し、雪道を徒歩で5分ぐらい歩いてたどり着いた。

佳松園は花巻温泉の中では一番奥に建っている。
温泉はつるつるしっとり。
部屋からは裏山を見る感じで落ち着いた静かな環境。




内風呂はヒノキ?のようだった。
露天風呂は丸い木の浴槽。
雪見の落葉樹を見ながらの温泉も久し振り。

部屋で食べた夕食、朝食は広間のテーブルで・・・
おもてなし料理に良かった。



これからもこんな旅を続けて行こう家族でと・・・
帰路に就いた。


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