日記

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小児救急 「悲しみの家族たち」の物語 ★★★★

2005年10月26日 00時33分27秒 | 読書
子供が生まれると、こういう本を読もうって気になるんだな。嫁が先に貪るように読み始めたが、かわいそうで読んでいられない、と言っていた。
小児医療がここまで悲しい状況にあるとは知らなかった。子供が生まれるまでは、何となく大変なことになっているようだな、程度の認識だった。

医療事故のニュースを聞くと、医療関係者を非難することしか考えていなかったが、それだけではこの状況は変わらないということをこの本に教えられ、反省した。

ただ、先日babyの肩の関節が外れてしまったとき、近くの小児科に電話したら「昼休みに入りました」と言われ、救急車を呼んで救急病院に搬送された、なんていう経験をすると、実際ひどい病院もあると実感する。子供の脱臼なんてよくあることで、病院は他にいくらでもあるだろうと言わんばかりだ。