幻の家3

2014-08-27 09:10:40 | 日記
大きな カイロの夕日に背を向けて、白いガーデンシティーのマンションを上がって行く。
緑の蔦が絡まった入口は本当にわかりづらい

吹き抜けの階段をあがると、一人の男性が出てくれた。わたしの弟だよ、よく似た
 細長い目と、白髪。

    エジプト人はいつも、紅茶を入れてなんでカイロに?と質問。
 美しい クリスタルのシャンデリアがあるホールから、真左の応接間案内される。

  音楽を聴くかい?  ええ

    テレビになんとカラオケが。 音楽と字幕だけがでる。リラックスすれば 何もかも
   上手くいくよ。世界の名曲、に有るような音楽。部屋には かわいいものが いっぱい
     わたしは お香が好き さっそくもらう。

     真ん中にベッド、右側にソファーがあり、ベッドの上のクッションがゴロゴロしてて
 
      寝づらい。 枕の左側には 扇風機


     暑くて、白いバスルームに向かう。
     
 

幻の家2

2014-08-07 06:32:57 | 日記
わたしが正面出ないナイル沿いの入口のトイレからもどると初めて見る白髪頭のスーツの男性がわたしをじっと見て顔を真っ赤にした。
  アメリカやシンガポールは訪れても 日本は行かないアラブ人は多い。出稼ぎダンサーか日本ガイドか、エジプト政府から派遣された学生くらい

   中国の一部とか 


 ディーナが何か男性に囁いてる

  明るくなるまで居るわたしに、何人かね?と立ち去りながら 握手で紙をわたした。
  すぐ隠したのに、明くる日のセミラミスで、貴女はあの紙に、連絡しましたか?
 
   とウェイターねムハンマドに尋ねられた。表向きイスラム教なのに、こういうのは決して見逃さないエジプト人!

   ムハンディスつまり技術者は 良い職業に入る。
    今日は仕事のあとナイルの船でビールを飲んだ。わたしも行きたかったわ
   会社の同僚達とだよ。初めて車に乗って聞く
  日本より運転上手。
    君は何して居たの?
    
    わたしは騙され続け仕事をさせないようカイロ中に言い渡す、ラキア先生の
  家に。パジャマまでラキアの嫁が外人ダンサーに売り付けてた
    ラキアのベッドには カティア、純真で評判のロシアダンサーが貢ぎ物を抱え込むで寝ていたっけ   

   ガーデンシティーという アメリカ大使館のある街で車が止まった
  何人でもエジプトで有名なベリーダンサーの御友人の男に ハズレはない。
 

幻の家1

2014-08-05 02:39:35 | 日記
セミラミスに通ってた頃、ショーのあと、カフェコルネーシェに腰掛けた。
20ポンドの苺ジュース。裏からポリ容器で運んでくる。
  フォーシーズンは、客全てをストーカーするが、レモンジュースはその場で搾りたて
   どちらも 街のいいスタンドには、味もサービスも劣るが


   高い天井から、クラブやカジノから流れる客の声が響く。今夜はムハンマドが給仕
 この頃分からなかったが、ホテルマンはヨーロッパとの混血が多い ムハンマドはわたしが無視すると、とても怒る でもマフィア弁護士に追われたときは、わたしが連れていかれないように 守ってくれた。

    お馴染みのディーナが仲間と座る。彼女はスイートを持ってるから。出番を終えて歌手アムルがくる。麻美、といいつつ隣りのディーナを見てギョッとする。彼は彼女ともわたしとも恋人でない。

    トイレにいく。1階がいい、。一度 クラブ横のトイレで外人のレディーに囲まれた。  あなたここで踊ってるの? ベリーダンス、結構ね! ナイフで切られるかと 思い、アムルに相談した。