サクラ

お久しぶりでございます。

お元気でしょうか？


満開だった我が家すぐそばの緑地公園の桜達も先日の雨風に叩かれ、
随分と花びらを落としました。

本当に立派な桜並木も人が息を飲むような美しさを誇るのは、
ほんの短い時です。

例年、この時期は何かと小忙しくしており、満開時分にゆっくりと
花見をする機会を逃すことが多いもので、たまにはちゃんと時間を
とって弁当でも食べながら桜に見とれる時間を作らねばと、薄い後悔
ばかりをしております。

それでも、一時のあの身を刺すような寒さから許され、まだ残る
冬の破片に包まれながらも春独特の穏やかな日差しと薫りの中で
通りすがりに見る桜は、とても美しく嬉しいものです。

寒さを堪え忍び越えてきた、新しいことの始まりのような気持ちに
させてくれます。


日進月歩という言葉がありますが、最近特にそれをよく感じるような
気持ちになります。

前にさえ向いて足を踏み出せば、そこはさっきよりも進んだ自分がいる。
それを積み重ねれば、積み重ねた分だけ進んだ自分がいる。

進んだ距離とは、力である。
前にさえ進む意志があれば、いずれ力は強くなっているということ。

力は、知恵や決断力によって生かされ、輝かされるもの。

誰しもにそうであるように、私の身の回りでは少しずつ変化が起きそうな気配です。


花びら達が散る前に輝かせて欲しいと切に願いつつ、自分もコツコツと前に進む覚悟を決める春。


とりとめのない独り言を御容赦下さい。

皆々様にとって、幸多き春でありますようにと心から願いつつ、失礼致します。