ＡＲＡＢＡＫＩから歌は自由をめざす

８月２７日（土曜日）午前３時。ＡＲＡＢＡＫＩ　ＲＯＣＫ　ＦＥＳＴに参加するために宮城県は川崎町に向かって車を走らせた。

自宅からは３３０ｋｍ。渋滞がなければ３時間３０分といったところだろうか。

途中家族の「おしっこー」、「お土産買うー」という声を無視できず、到着までに５か所もサービスエリアをハシゴした結果、４時間３０分もかかってしまいました。

今回は駐車券が一番遠い「Ｐ５」駐車場に車を止める。そこからバスに乗って３０分。ようやく会場に到着です。

キャンプ泊なので、あらかじめ発送しておいたテントやらタープやらを受け取ってさっそく設営。

ちょうどＧＩＮＤＨＩファミリーも到着し、一気にいつもの感じに。

ちなみにキャンプサイトはこんな感じ。フジロックよりは傾斜部が少なく、ぎゅうぎゅう感もないので快適です。



設営が終わると達成感で「今日はステージ見に行かなくてよくない？」みたいな空気になりつつも、ようやく重い腰をあげました。

本当は「ＴＨＥラブ人間」が見たかったんだけど間に合わず、一発目は「サンボマスター」に決定。

２００３年のフジ、伝説の「ＲＯＯＫＩＥ　Ａ　ＧＯＧＯ」でのステージ以来だから相当久しぶりで、相当楽しみだった。

みうらじゅんさん曰く「ファッションじゃなくいいロックをやってる」と。

結果は・・・すばらしいライブでした。

心に突き刺ささるライブだったな。いろんなフェスやライブに行ったけど、あんなにたくさんの人たちが涙している会場は見たことがない。

９月の「LIVE福島 風とロックSUPER野馬追」でまた見よう。と今、決めた。

その余韻を残しつつフェスごはんやフェスビールを頂き、「くるり」、「ねごと」、「真心」を音だけ楽しみました。音だけね。

やはり家族で来ていると自分の思い通りに見ることはできないのか？と若干のフラストレーションを感じてしまった時間帯でしたね。




でもそんな気持ちも吹っ飛ばしてくれたのが「ＳＯＵＬ　ＦＬＯＷＥＲ　ＵＮＩＯＮ」でした。

「満月の夕」　「海行かば 山行かば 踊るかばね」　「歌は自由をめざす」全曲最高！！　

もう嬉しくて楽しくて、泣いて笑って、どんどん踊りの輪が広がっていく！

気付けばさっきまで「疲れたー」って言っていた子供達も阿呆になって踊ってました。 （子供達は帰宅後すぐにＹｏｕｔｕｂｅで　そうるふらわー　と検索してました♪）

そう、踊る阿呆に見る阿呆おなじ阿呆なら踊らにゃ損々なのだ。



その後は「ハナレグミ」のステージへ。

スチャダラのＢＯＳＥくんとの「今夜はブギーバック」はマジでアガリました！あとは「家族の風景」を家族と聴けたのは感動だった。



テントへの帰り際にＨＡＮＡＧＡＳＡステージでチラ見した「ＴＨＥ　ＢＡＣＫ　ＨＯＲＮ」の盛り上がり方の凄いこと凄いこと！

山田将司氏ｆｒｏｍ神立。茨城の誇りですね。応援してます！




夜は大人の時間とばかりにＧＩＮＤＨＩくんと二人で「Ｃａｒａｖａｎ　Ｘ　番場秀一　＋　ＣＨＩＨＩＲＯ」のステージへ。

しかーし、待てど暮らせどライブが始まらん。ＰＡの不具合？かなんか？マイクの音が出ないっぽい・・・

４０分おし位でＣａｒａｖａｎが生音＆生声のスペシャルなライブをなんと客席で！！やってくれました！！近くて感動！！

その後すぐにＰＡは復旧。



この日はキャンプファイヤー眺めながら「Ｃａｒａｖａｎ」の「ＷＡＧＯＮ」を聞きラーメンをすすって（究極に贅沢な時間）テントに戻りました。