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Amadeus

クラシック音楽を中心にした音楽評論
カメラ時評ほか

トーマス・ヘンゲルブロック指揮ハンブルク北ドイツ放送交響楽団

2015-12-13 04:50:31 | clasic
クラシック音楽館 2015年9月13日


トーマス・ヘンゲルブロック指揮ハンブルク北ドイツ放送交響楽団


6月に来日したハンブルク放送交響楽団。1945年以来、イッセルシュテット、ヴァント、ドホナーニといった錚々たる指揮者が伝統を築き上げ、名声を高めてきました。首席指揮者のヘンゲルブロックは、古楽からオペラや現代音楽、さらには演出まで手がける才人。
今回の来日では、マーラーの交響曲第1番「巨人」が、のちに削除された「花の章」を含む5楽章形式で演奏されました。
最新の研究結果を反映した「1893年ハンブルク稿」に基ずくもので、今回が日本初演です。大作曲家マーラーの創作過程を知ることができる貴重な機会です。

1.バイオリン協奏曲 ホ短調作品64  メンデルスゾーン作曲

2.交響曲第1番 二短調「巨人」<1893年ハンブルク稿>  マーラー作曲

 管弦楽:ハンブルク北ドイツ放送交響楽団
 バイオリン:アラベラ・美歩・シュタインバッハー
 指揮:トーマス・ヘンゲルブロック

 [収録:2015年6月4日/サントリーホール]

 トーマス・ヘンゲルブロック
ヘンゲルブロック(トーマス) の画像

トーマス・ヘンゲルブロックThomas Hengelbrock1958年6月9日 - )は、ドイツ指揮者

 

1985年、ドイツの古楽アンサンブル、フライブルク・バロック管弦楽団の設立に加わり、1997年まで指揮を担当。以降ドイツ・ハルモニア・ムンディに多くの優れた録音を残す。1988年から1991年まではアムステルダム・バロック・ソロイスツとも仕事をした。1995年にはブレーメン・ドイツ室内フィルハーモニー管弦楽団の初代芸術監督に任命され、彼らのバロック期のレパートリーを広げた。

1993年にはウィーン音楽祭のアン・デア・ウィーン劇場でのグルックの『アンチェステ』でオペラ指揮者としてのデビューを果たし賞賛された。次いでベルリンとウィーンでのグルックの『アウリスのイフィゲニア』、ボン市立歌劇場でのモーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』を指揮し、ボンでの演奏ではノルトライン=ヴェストファーレン州の批評家たちから「ベスト・コンサート・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。他にもプラハコペンハーゲンパリでのパーセルの『アーサー王』、ベルリンでのバルトークの『青ひげ公の城』などを指揮している。

多くのオーケストラやオペラハウスから招聘を受ける、人気と実力を兼ね備えた指揮者であり、2000年からウィーン・フォルクスオーパーの音楽監督、2001年からフェルトキルヒ音楽祭の監督を務めている。2011年からNDR交響楽団の首席指揮者に就任。同年のバイロイト音楽祭では新演出の『タンホイザー』で指揮を務めたが、この年限りで降板となった(翌年はクリスティアン・ティーレマンが指揮を担当した)。

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トーマス・ツェートマイヤー バイオリン・リサイタル

2015-12-12 05:12:15 | clasic
クラシック倶楽部 2015年9月7日


トーマス・ツェートマイヤー バイオリン・リサイタル


「24の奇想曲」から第1~第5番、第9~第11番、第13番、第14番、第16~第18番、第20番、第23番、第24番
  パガニーニ作曲
 
  バイオリン:トーマス・ツェートマイヤー

 [収録:2014年10月17日/トッパンホール]
 

トーマス・ツェートマイヤー(ヴァイオリン)


Thomas ZEHETMAIR

photo
©Priska Ketterer

オーストリアを代表するヴァイオリニストのひとりとして、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ドレスデン州立歌劇場管弦楽団、NHK交響楽団、ボストン交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団など世界の主要なオーケストラと共演。バレンボイム、ブロムシュテット、ブリュッヘン、フォン・ドホナーニ、エッシェンバッハ、アーノンクール、ノリントン、ラトル、サロネンら著名な指揮者とも多く共演している。
スタンダードなヴァイオリンのレパートリーに加え、現代音楽にも力を注ぐ。初演も多数手がけ、近年では彼のために作曲されたホリガーの《ヴァイオリン協奏曲》、ディロン、ボーズの作品を初演。
室内楽奏者としても多くの著名演奏家と共演。1994年にはツェートマイヤー・クァルテットを結成、国際的に高い成功を収め、ECMニューシリーズでハルトマン、バルトーク、シューマンの弦楽四重奏曲を録音している。シューマンの弦楽四重奏曲の録音はディアパゾン賞、グラモフォン賞、ベルギー音楽批評家賞を受賞。97年にラトル指揮/バーミンガム市交響楽団と録音した「シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲」はグラモフォン賞を受賞。ブリュッヘン指揮/18世紀オーケストラと録音した「ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲、ロマンス」は重要な録音としてカタログに取り上げられている。2009年には、自身2度目の録音となる「パガニーニ:24のカプリース」を発表。10年、ドイツTELDEC社より15枚のボックスセットをリリースした。
近年は指揮者としての活動も目覚ましく、10年以上にわたって音楽監督を務めたロイヤル・ノーザン・シンフォニアとの充実した仕事に加え、各国の主要なオーケストラへの客演を重ねている。12年よりパリ室内管弦楽団の首席指揮者兼アーティスティック・アドヴァイザー。05年には、ソリスト、指揮者、室内楽奏者としての活動が認められ“Preis der Deutschen Schallplattenkritik”を受賞。ワイマール フランツ・リスト音楽院から栄誉博士号を授与された。
トッパンホールには07年、シリーズ〈話題の弦のデュオを聴く〉に出演し、ルース・キリウスと共演した。

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ぺぺ・ロメロ ギター・リサイタル

2015-12-11 06:10:16 | clasic
クラシック倶楽部 2015年9月11日


 ペペ・ロメロ ギター・リサイタル


幻想曲第16番  ミラン作曲

ラ・マンチャの調べ  トローバ作曲

ロス・マエストロス  セレドニオ・ロメロ作曲

スペイン組曲からセビリャーナス  アルベニス作曲

セビリャーナ幻想曲  トゥリ−ナ作曲

マドリード組曲第1番から  サレドニオ・ロメロ作曲

アンダルシア組曲からキューバ風幻想曲  セレドニオ・ロメロ作曲

ブレリア  サビカス作曲

   ギター:ペペ・ロメロ

 [収録:2014年5月18日/浜離宮朝日ホール]

  ぺぺ・ロメロ
 
 

ペペ・ロメロPepe Romero1944年3月8日 - )は国際的に著名なクラシック・ギター奏者。スペインマラガ出身。ギターの傑出したヴィルトゥオーソとして著名。フラメンコギターの演奏も得意とする。作曲家でロメロ・ギター四重奏団の創設者セレドニオ・ロメロの次男である。

父親セレドニオの手ほどきでギターと音楽を学ぶ。父親以外の教師についたことはない。わずか7歳にして父親セレドニオと共演して、最初の公開演奏の舞台を踏む。欧米各地で演奏活動を行い、フィラデルフィア管弦楽団クリーヴランド管弦楽団シカゴ交響楽団ヒューストン交響楽団ピッツバーグ交響楽団ボストン交響楽団サンフランシスコ交響楽団ダラス交響楽団ロサンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団ボストン・ポップス管弦楽団、香港シンフォニエッタ、ロンドン交響楽団アカデミー室内管弦楽団モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団イ・ムジチチューリヒ室内管弦楽団フィルハーモニア・フンガリカハンガリー国立管弦楽団スペイン国立管弦楽団スペイン国立放送管弦楽団スイス・ロマンド管弦楽団モスクワ室内管弦楽団ローザンヌ室内管弦楽団、アメリカ・シンフォニエッタ、ボーンマス交響楽団などの世界の主要なオーケストラやアンサンブルと共演を続けてきた。国際的な数多くの音楽祭にも多くの出演歴を誇る(ザルツブルク音楽祭シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭メニューイン音楽祭大阪国際音楽祭グラナダ音楽祭、イスタンブル音楽祭、ラヴィニア音楽祭ハリウッド・ボウル音楽祭、サラトガ音楽祭、香港音楽祭ほか)

15歳で初録音を行なってから、ソリストとして50以上のアルバムと、ロメロ四重奏団の一員として30以上のアルバムを残している。リチャード・ニクソンジミー・カーターオランダ女王、イギリス皇太子ローマ教皇らの要人に御前演奏を行なってきた。レコードは数々の授賞歴を誇り、ロメロ自身はヴィクトリア大学から名誉博士号を授与されている。

ペペ・ロメロの演奏に触発されて、ホアキン・ロドリーゴフェデリコ・モレーノ・トローバフランシスコ・デ・マディナ師ロレンツォ・パロモら、そして父セレドニオがギター作品の筆を執った。

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2015-12-10 16:18:50 | clasic

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イリーナ・クリコヴァ ギター・リサイタル

2015-12-10 05:13:37 | clasic
クラシック倶楽部 2015年9月10日


  イリーナ・クリコヴァ ギター・リサイタル


 スペイン組曲からアストゥーリアス     アルベニス作曲、セゴビア編曲

 無伴奏チェロ組曲第1番BWV1007      バッハ作曲、イリーナ・クリコヴァ編曲

 3つの森の絵                ヴァシリエフ作曲

 古い菩提樹                 ロシア民謡、ルドネフ編曲

 アランブラ宮殿の思い出           タレガ作曲


            ギター:イリーナ・クリコヴァ

 [収録:2013年9月20日/武蔵野市民文化会館小ホール]

   イリーナ・クリコヴァ


 ロシアの南ウラル地方、チェリャビンスクに生まれ、チェリストである母に音楽の手ほどきを受け、カメラマンである父より豊かな想像力を受け継いだ。

ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院を優秀な成績で卒業後、モスクワのグネーシン音楽院、オランダ・マーストリヒト音楽院を卒業。

12歳からプロとしての活動を始め、2008年には1年間にミケーレ・ピッタルーガ(イタリア)、アルハンブラ国際(スペイン)、ウィーン・ギター・フォーラム(オーストリア)、イゼルローン(ドイツ)という著名な4つのコンクールでの優勝を含む、30以上の賞を受賞している。

ヨーロッパ、北米、アジアなど世界中をツアーしており、アムステルダム・コンセルトヘボウ、モスクワ・チャイコフスキー音楽院ホール、サンクト・ペテルブルク、ザルツブルクのウィーン・ホール、バレンシアのパラウ・デ・ラ・ムジカ、上海のオリエンタル・アーツ・センターなど世界最高クラスでのコンサートホールで演奏している。

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ミロシュ ギター・リサイタル

2015-12-09 05:29:41 | clasic

BSプレミアム クラシック倶楽部 2015年9月9日

 
 
 



  ミロシュ ギター・リサイタル
 
 


 グランソロ 作品14               ソル作曲
 

 5つの前奏曲から 第1番       ヴィラ・ローボス作曲
 

 12の練習曲から 第11番       ヴィラ・ローボス作曲
 

 12の練習曲から 第12番       ヴィラ・ローボス作曲
 

 スペイン組曲からアストゥーリアス      アルベニス作曲
                       ルーウィン編曲
 

 スペイン組曲からグラダナ          アルベニス作曲
                       ルーウィン編曲
 

 スペインッ組曲からセビリャーナス      アルベニス作曲
                       ルーウィン編曲
 

 コユンババ                ドメニコーニ作曲
 
 

  [収録:2012年7月12日/東京・王子ホール]
 

  ミロシュ
 モンテネグロ生まれ。8歳でギターを始める。幼くして主要なコンサートに出演し、国内で広く知られる。11歳でモンテネグロ音楽コンクールで優勝し、生地ポドゴリツアの音楽学校を卒業後、奨学金を得てロンドンの王立音楽院に入学。マイケル・ルーウィンのもとで勉学に励み、2004年6月、クラスの最年少にもかかわらず首席で卒業。さらに同音楽院修士課程で2年間研鑽を積み、卒業リサイタルで最優秀賞を得る。在学中は複数の財団からの支援を受けるほか、数多くのコンクールに優勝し、各地の音楽祭に出演。独奏、室内楽、レコーディングの分野で幅広く活躍する。ダダリオのJ46の弦とグレッグ・スモールマンの2007年製ギター(貸与)を使用している。2011年にドイツ・グラモフォンよりデビュー・アルバムがリリースされている。
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パトリツィア・コパチンスカヤ バイオリン・リサイタル

2015-12-08 05:14:54 | clasic
 BSプレミアム クラシック倶楽部 2015年9月8日
 
 
 


  パトリツィア・コパチンスカヤ バイオリン・リサイタル
 
 

 トランペットのカプリッチョ     ジョバンニ・パティスタ・ヴィターリ作曲
 
 「サイン・ゲーム・メッセージ」からメンシャロス・ラースローへの追悼
                               クルターク作曲
 
 「サイン・ゲーム・メッセージ」から「無窮動」        クルターク作曲
 

 「カフカ断章」から誰かが私の服を引っ張った         クルターク作曲
 

 「サイン・ゲーム・メッセージ」から秋の光景         クルターク作曲
 

 「サイン・ゲーム・メッセージ」からカレンツァの舞曲     クルターク作曲
 

 「カフカ断章」から「不安」                 クルターク作曲
 

 「幼き頃の印象」から「フィドル弾き」             エネスコ作曲
 

 無伴奏バイオリン・ソナタ                  バルトーク作曲
 

 クリン                       サンチェス・チョン作曲
 

 タンゴ・エチュード第3番                   ピアソラ作曲
 
 

             バイオリン:パトリツァ・コパチンスカヤ
 
 
 
  [収録:2012年11月13日/東京・トッパンホール]
  
  パトリツァ・コパチンスカヤ
 1977年モルドヴァ生まれ。ウィーン国立音楽大学とベルン音楽院でバイオリンと作曲を学ぶ。2001年にクレディ・スイス・グループ・ヤング・アーティスト賞を受賞し、翌年にはM.ヤンソンス指揮ウィーン・フィルと共演。ほかにもベルリン・ドイツ響、マーラー・チェンバー・オーケストラ、フランス国立管などのソリストに招かれ、ザルツブルク音楽祭、ルツェルン・フェスティバル、ウィーン芸術週間に出演。通常レパートリーから現代曲まで自由奔放な取り組みと演奏をみせ、F.サイやO.ツィーカンらが彼女に楽曲を献呈した。
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N響コンサート 第1817回定期公演

2015-12-07 04:45:54 | clasic
クラシック音楽館 2015年12月6日


12月6日(日)放送
<N響 第1817回 定期公演

この9月、N響首席指揮者に就任したパーヴォ・ヤルヴィが送る就任記念演奏会。マーラーが総勢200名近い大編成で、人間の死と再生を描いた壮大な作品です。就任記念にふさわしく、生命力あふれる熱演となりました。
 
交響曲第2番ハ短調「復活」(マーラー)
 
管弦楽:NHK交響楽団
ソプラノ:エリン・ウォール
アルト:リリ・パーシキヴィ
合 唱:東京音楽大学
指 揮:パーヴォ・ヤルヴィ
(2015年10月3日  NHKホール)

 パーヴォ・ヤルヴィ
パーヴォ・ヤルヴィ

パーヴォ・ヤルヴィPaavo Järvi1962年12月30日 - )は、エストニア出身の指揮者。現在はアメリカ合衆国国籍

有名な指揮者ネーメ・ヤルヴィを父に持ち、フィンランドの指揮者パーヴォ・ベルグルンドにちなんで名付けられた。弟クリスチャンも指揮者、妹マーリカはフルート奏者である。父と同じく生地タリンの音楽学校に学んだ後、父に従って渡米した。カーティス音楽院指揮を学び、その後ロサンジェルス・フィルハーモニック音楽学校レナード・バーンスタインの薫陶を受けた。ほかに、オーマンディドラティショルティマータバティスらにも師事した。

2001年シンシナティ交響楽団第12代首席指揮者に就任した。1995年の初来日以来、日本での演奏も多い。2006年にはドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンとの日本公演を行い、ベートーヴェンの交響曲全曲演奏という企画を成功させて大きな話題を呼んだ。これまでにウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団バイエルン放送交響楽団ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団ニューヨーク・フィルハーモニックシカゴ交響楽団等、世界の主要オーケストラに客演。2006年にはhr交響楽団の、2010年にはパリ管弦楽団の音楽監督に就任した。現在、世界で最も多忙な指揮者の一人である。ドイツ・カンマーフィルとベートーヴェン交響曲全曲を2006年から2009年にかけて録音したほか、hr交響楽団とはブルックナーの交響曲録音プロジェクトが進行中である。

パーヴォ・ヤルヴィはグリーグシベリウスステーンハンマルなどの北欧の作曲家のほかに、ドビュッシーを得意としている。どのレパートリーの演奏・録音においても、丁寧な音楽作りと柔和な表情、ニュアンスに富んだデリケートな表現、自然な息づかいと切々と訴えかけるような歌によって、父ネーメとの違いを明らかにしている。概して金管楽器を目立たせて「爆演」に走りがちな父親とは対照的に、弦楽器のしっとりとした音色や木管楽器のまろやかな響きを強調する傾向にある。

日本のオーケストラでは、これまでに東京交響楽団NHK交響楽団大阪フィルハーモニー交響楽団名古屋フィルハーモニー交響楽団などと共演している。2015年9月からNHK交響楽団の首席指揮者に就任。

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N響ほっとコンサート~映画音楽をN響で!~

2015-12-06 05:07:10 | clasic
クラシック音楽館 2015年9月6日


N響ほっとコンサート~映画音楽をN響で!~


毎年、子どもたちやクラシックビギナーのために行われる夏休みの特別公演「N響ほっとコンサート」。

1.バック・トゥ・ザ・フーチャー~メイン・テーマ

2.シンフォニック!「メリー・ポピンズ」

3.スター・ウォーズ組曲
ー「メイン・タイトル」「ダース・ベイダーのテーマ」「王座の間とエンド・タイトル」

4.アナと雪の女王ーLet it go (レット・イット・ゴー)

5.レ・ミゼラブルーI dreamed a drsam(アイ・ドリームド・ア・ドレーム)

6.タイタニックーMy heart will go on(マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン)

7.ゴッドファーザーーマスカーニ作曲 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」から間奏曲

8.ダイ・ハード2−シベリウス作曲 交響詩「フィンランディア」

  管弦楽:NHK交響楽団
  指揮:山下一史
  ボーカル:May J.
  ナビゲーター:平井理央

 [収録:2015年8月2日/NHKホール]

 山下一史

山下 一史(やました かずふみ、1961年 - )は、日本指揮者

 

2006年からは一般公募型大規模「第九」イヴェントの一つ「第九ひろしま」(管弦楽:広島交響楽団)に指揮者として毎年参加している。

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自然をうたうシベリウス

2015-12-05 07:29:46 | clasic
クラシック倶楽部 2015年12月4日


 自然をうたうシベリウス


 一人で森を散歩するのが好きだったシベリウス。花や木の名前、雪など自然にちなむ題を持つ小品の数々を、シベリウスやフィンランドに縁の深い出演者達が演奏。

 5つの小品 作品85から題2曲カーネーション  シベリウス作曲
  
   ピアノ:渡邊規久雄

 5つの小品 作品75から題1曲ピヒラヤの花咲く時、題2曲孤独な松の木、題3曲はきやなぎ(ポプラ)、題4曲白樺(しらかば)、題5曲もみの木  シベリウス作曲

   ピアノ:渡邊規久雄

 5つの小品 作品85から 第1曲ひなぎく、第3曲あやめ、第4曲金魚草、第5曲釣鐘草8つりがねそう)  シベリウス作曲

   ピアノ:渡邊規久雄 

 3月の雪の上のダイヤモンド 作品36題6  ヴェクセル作詞、シベリウス作曲

   バリトン:大久保光雄
   ピアノ:新田ユリ

 葦よ葦よ そよげ 作品36第4  フレーディング作詞、シベリウス作曲

   バリトン:大久保光雄
   ピアノ:新田ユリ

 春は過ぎて行く 作品13第4  ルーネベリ作詞、シベリウス作曲

   バリトン:大久保光雄
   ピアノ:新田ユリ

 4つの小品 作品115 第1曲荒野で、第2曲バラード、第3曲ユモレスク、第4曲鐘  シベリウス作曲

   バイオリン:佐藤まどか
   ピアノ:渡邊規久雄

 フィンランディア賛歌(「3つの聖歌ピアノ(左手)のために」から)  シベリウス作曲、吉松隆編曲

   ピアノ:舘野泉

  [収録:2015年11月1日/NHKスタジオ]

  渡邊規久雄


きくおインタビュー

渡邉規久雄(わたなべ・きくお/ピアノ)
1974年インディアナ大学を成績優秀賞で卒業。1976年に同大学院を修了。同年のデビュー・リサイタル以降、国内のみならずサンクトペテルブルク、モスクワ、ハバロフスクなど海外でもオーケストラと共演。ショパンのポロネーズ全曲、シューベルトの最後の3曲のソナタ、オール・シベリウス・プログラムによるリサイタル、リガ、ヘルシンキ、東京、大阪、名古屋などでの寺田悦子とのデュオ・リサイタルと、精力的に演奏活動を行っている。北欧、特にフィンランド音楽に造詣が深く、オール・シベリウス・リサイタルのライブCD3枚を発表。レコード芸術特選盤に選ばれるなど高い評価を得ている。寺田悦子との「デュオ・ピアノで聴く “春の祭典&ラフマニノフ”」をオクタヴィア・レコードから、「シベリウスのヴァイオリン作品集・(ヴァイオリン:佐藤まどか)」をALMレコードからリリース。武蔵野音楽大学ピアノ科教授。毎年8月にはドイツのインターハーモニー音楽祭で演奏とマスタークラスを行っている。

 

 

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