学校をあきらめた日

小学校3年生の娘が、学校へ行かなくなりました。葛藤の日々。

負担を、分け合う

2020-03-10 02:11:00 | 日記
こんにちは、かおこです。

不登校生活も、もう4か月になろうとしています。
娘が学校へ行かなくなったのが、去年の11月中旬。
手帳や家計簿、メールなど、日付が分かるものを見返す時に、それより前の日付を見ると、
「この頃は幸せだったな」
「こんなことになるなんて、本当に思いもしなかった」
などと、つい思ってしまいます。

娘は、一人でどこかへ行くことができません。近所へのお使いもまだムリ。
買い物などの帰り、「ひとりで帰る」と言う時は、そうしてもらいますが…
基本的に、常に私と一緒。
こちらも、さすがに疲れます。
たまには、ひとりになりたい!

と、常々思っていたところ。
夫が、「確定申告の書類を出すから、娘と一緒に行ってこようかな」と言い出しました。

やったーーーー🙌🙌🙌
ひとりになれる!!

娘を留守番させて、自分で外に出る、というのは最近よくありますが……
家でひとりになる、というのが一番欲しかったことなんです。
夫も、確定申告のこの時期はどうしても忙しいのですが、一段落ついたようで、娘と外へ行ってくれました!!
本当に嬉しかったですし、助かりました。

1時間程度でしたが、ずっと読みたかった本を読み(本当に好きなので、イライラする時に読みたくなかった)、ひとりの幸せを味わいました。
「魂の解放」ってこういうことか、と感じました。

おかげで、昨日までのイライラ、ジトーっとした気分もすっかり良くなり、天気もいいので午後は近くの公園まで行ってみよう!と娘を連れ出しました。

自転車で15分程度、とても広くて、自然も豊か。人が密集することもなく、とてもいい環境です。
久しぶりに、落ち着いた気持ちで娘と散歩しました。
娘も機嫌よく、周りの出来事を見て笑ったり、私に甘えたり。持ってきたおにぎりや、パンやお菓子を平らげます。

気持ちが落ち着くと、気力も出てきます。
公園内に、図書館があるのを思い出し、ダメ元で行ってみました。
私の住んでいるエリア内の図書館は、自由な閲覧は出来ず…ここの公園は隣町なので、どうかな?と思ったのですが…

なんと!開いていました!やったーー🙌🙌
隣町の住民も登録OKで、その場で登録し、読みたかった美術関連の本を何冊か借りて来ました。

これも、本当に嬉しかった。

たまりがちなストレスが、薄まって流れていくようでした。

帰宅後も、娘とケンカせずに済み。

出かける前にも、宅配便のお兄さんと話したり、届いた荷物のお礼で実家の父に電話をしたり。隣に住む人が用事で尋ねてきたり、小学校の校長先生にも会いました。

いろんな人に会ったり、違う所に行ったりすることで、自分の負担が少し、軽くなります。

責任の重い仕事で悩んでいた時に、看護師の先輩が、「一人で抱えずに、責任を分け合う」という言葉を私にくれました。
その言葉が、よみがえってきました。

責任と負担を、自分だけで処理しようとしなくていい。周りの人みんなに、声かけるのは大変だけど、みんな引き受けてくれる。
周りの人に、感謝!

そんなことを、改めて感じました。

読んでいただき、ありがとうございました。