21日に入院し22日に手術、29日に退院してきました。
顔面けいれんの再手術です。
覚えてる限りで経過などを書いておきます。
21日(火)入院
病室は大部屋、80歳オーバーのマダムが二人仲良くしていていい感じの部屋でした。お二人のことを心の中でプリキュアっぽくキュアシルバーとキュアゴールドと呼ぶ私。ずっと話をしてらっしゃるんですが、二人の間で微妙に話がずれていてそれでも長話、再放送も多い。
半分ぐらいの検査は通院でやっていたので、この日はMRI、CT、聴力検査、血液検査など。
聴力検査は脳波を見るタイプので頭に電極をつけるやつ。その後つむじのあたりと額が糊でべたべたになりました。
22日(水)
手術の日なので朝から絶食。10時ごろから点滴(ずっと入れとくやつ)、お昼前に尿の管をセット。前回は前の手術がずれこんで開始時間が遅れましたが、今回は予告の13時半よりも早く13時には夫と義母に見送られて手術室に運ばれました。
手術室に行って、自分のベッド→ストレッチャー→手術台と移動して、マスクをして「酸素ですよ。」と言われて深呼吸をさせられるんですが、あれはやっぱり麻酔だと思うの。
そして、ぼうっと気が付いたら回復室にいるっていうのがいつものパターンです。夫に時間を聞いたら17時半ぐらいでした。
点滴が4つぐらい刺さってるのを見て、うわーっと思いましたが、すぐに一つだけになりました。今回は寒くなかった。
吐き気もなくて、この時点ではけいれんは全くありませんでした。
20時半ごろに夫がもう一回来てくれて、それまではうつらうつらしてた模様。このころ、痛み止めの座薬をもらいました。水もちょっと飲んだような。
23日(木)
回復室にいたのですが、朝から普通のおかゆの朝ご飯が出ました。
全然食べられませんでした。回復室で体を拭いてもらいました。べたべたしてたので気持ちよかった。顔を拭くようにタオルをもらったのですが、なんかぼうっとして隅々まで拭かないうちに回収されてしまった。とりあえず、額の黄色い色を取って(動かないように頭を固定する関係で額に2か所と後頭部に辺りにボルトをしたので、そのための消毒だと思う)口の周りのべたべたが取れました。
その後、大部屋に戻りましたが昼も食べられませんでした。ベッドのまま移動してCTを撮ってもらいました。
夜からちょっと食事が食べられるように。水は吸い飲みで好きに飲んでました。
尿の管を外してあげようかと言われたのですが、動きたくなかったのでそのままにしてもらいました。
傷は痛くて、左を切ったので右下に寝るか、真上に向いて寝るかしかなかったのでつらかったです。
24日(金)、25日(土)
この辺がちょっと記憶があいまいです。ずっとぼうっとしてた、眼鏡もしてないので看護婦さんみんな美人だった。
先生は土曜の朝に傷を見てくれました。ホッチキス9か所と糸で縫ったのが4か所あったと思います。
たぶん24日に管を取ってもらって歩いてトイレに行くようになり、25日は風呂に行って頭を洗ってもらったり、体を洗ったりしました。車いす移動でMRIも撮りました。
けいれんは戻ってきてて、手術直前よりも激しくプルプルしてました。ただ、私は手術前には痙攣よりも引きつりのほうがひどくて、その引きつりはなくなってました。傷は上のほうはだんだん痛みが取れてきました。
26日(日)
午後に別の先生が傷を見てくれて浸出液が多いから脳の水が漏れているのかもしれない、なるべく横にならずに起きているようにと言われました。
超ビビりました。
半泣きで夕方から消灯まで起きてたら、寝るときには傷が無茶無茶痛かったです。でも痛み止めを飲んで夜は結構寝ました。6時に夕食を食べて7時過ぎにはもう眠くなっているという、幼稚園児のような生活です。
まだご飯が食べれなくて「お粥、おかず半量、ゼリー付き」というメニューだったのですが、看護婦さんに「もっと食べてください」とか「食べられないんですか」とか言われてキレそうでした。まあ、デブですから食べるように見えるよね。
27日(月)
主治医の先生が傷を見て、火曜、水曜で抜糸して、帰りたいなら水曜か木曜に帰っていいとか言うじゃないですか。
もちろん帰りたいですよ。
この日もMRIがあり、一人で歩いて行けるほど元気になってました。帰りたい一心でご飯も「ご飯小盛、おかず普通量」に変えてもらいました。食べてみたら8割ほど食べられました。
MRIの結果と合わせて、傷から出ている汁は脳ミソの汁じゃなくて傷口がやけどになっててその汁だということになり、安心しました。小学生みたいな説明ですが。
28日(火)
部分抜釘。何箇所かホッチキスを取りました。
ご飯は食べられるようになりました。
明日退院です。12時に主治医が外来の後に傷を見て、それから帰っていいということでお迎えのスケジュールを立てました。入院費も概算してもらって11万持ってきてもらえば十分ですとのこと。
後は消化試合です。元気になっててなかなか夜寝れませんでした。
29日(水)
朝から先生が来ていきなりの抜釘。昨日の説明では治りきってないところは残して金曜に外来で抜釘という話だったのに、いきなり全部取ってばんそうこう。キズパワーパッドみたいなやつですね。
10時ごろに退院の資料などの説明があって、何時に帰りますか、帰っていいですよ、っていうか早く帰ればみたいな口ぶりなのでちょびに連絡して迎えに来てもらい、予定より1時間半早く退院しました。
≪まとめ≫
今回の入院では、手術の内容についてとか、その後のこととか、どんな障害が出るかもしれないとか、そんなことの説明は一切ありませんでした。
私が2回目の手術で、その間もずっとボトックスで通院したので、先生的には前回と一続きでどこかで説明していたと思っていたのかなあと。でもちょっと一言ぐらいはほしかったわ。
まあ私も頭を固定するボルトが痛かったから耳の上にはボルトをしないでくれとかいろいろ言ってたし、主治医の先生っていうのも手術の直前まで会ったことなかったし、そういうのがあったからかなあ。
前回の手術の先生は私の手術の直後に違う病院に行ってしまい、その後はいろんな先生に見てもらい、ボトックスの先生は外科ではなかったので、私としては院長が主治医だと思ってましたが、違ったようです。
院長が二回目の手術もしましょうって言ってくれたのに。
前回やったところが外れているということでの二回目の手術でしたが、はずれてなかったそうです。二本の血管があって、前回は1本だけ移動させればよいという判断だったのが、そうではなかったようで今回もう1本も移動させてもらい、痙攣がだいぶ治まりました(31日現在)。
≪退院後≫
退院当日 29日
家に帰って、持っていった荷物を片づけましたが、それだけで疲れました。
体重も3キロ落ちましたが、体力もかなり落ちてます。
汗と浸出液で傷パッドがべろべろになって剥がれます。2回張り替えました。貼ってくれたちょびが傷が思ったよりグロいという感想をくれました。
退院翌日 30日
今日は受診予定ではありませんでしたが、汁が出るので外来を受診。
全然知らない若い先生の診察室に呼ばれて話をしてたら、院長がつかつかとやってきて見てくれました。大きめの傷パッドの中にガーゼをはさむという技で対応。これはなかなか良くて、はがれずに長持ちしました。
若い先生はなんかすねた感じでした。
退院2日目 31日(これを書いている日)
予約していあった主治医の先生に受診、ちょっとだけ汁が出てるのでガーゼを張って、夜ははがしてそのままでいいということになりました。そしてまた来週火曜日に外来を受診して見てもらうことになりました。
外来受診が多いのは、病院が自宅から近いのでマメに外来に来るから退院させてくださいという交渉があったからです。
病院にいても退屈だし、エアコンが苦手なので一日中エアコンの中にいるのはつらかったです。あと80歳くらいのおばあさんの中にずっといるのもつらくはないけど楽しくもないしな。
女性は退院したらすぐに家事フルスロットルになる人が多いのでゆっくり入院してもらってますと病院の人は言っていましたが、家事をしないから帰っていいですかともお願いしました。夏休み中のちょびが自宅で家事をしてくれるので助かっています。
もうちょっとのんびりさせてもらいます。
手術して、けいれんと引きつりがほぼ消えたので、私は手術してよかったと思います。
高額医療の手続きをして入院費用は10万ほどでした。ボトックスは二か月に1回1万5600円だったので、手術は高くないと思います。
顔面けいれんの再手術です。
覚えてる限りで経過などを書いておきます。
21日(火)入院
病室は大部屋、80歳オーバーのマダムが二人仲良くしていていい感じの部屋でした。お二人のことを心の中でプリキュアっぽくキュアシルバーとキュアゴールドと呼ぶ私。ずっと話をしてらっしゃるんですが、二人の間で微妙に話がずれていてそれでも長話、再放送も多い。
半分ぐらいの検査は通院でやっていたので、この日はMRI、CT、聴力検査、血液検査など。
聴力検査は脳波を見るタイプので頭に電極をつけるやつ。その後つむじのあたりと額が糊でべたべたになりました。
22日(水)
手術の日なので朝から絶食。10時ごろから点滴(ずっと入れとくやつ)、お昼前に尿の管をセット。前回は前の手術がずれこんで開始時間が遅れましたが、今回は予告の13時半よりも早く13時には夫と義母に見送られて手術室に運ばれました。
手術室に行って、自分のベッド→ストレッチャー→手術台と移動して、マスクをして「酸素ですよ。」と言われて深呼吸をさせられるんですが、あれはやっぱり麻酔だと思うの。
そして、ぼうっと気が付いたら回復室にいるっていうのがいつものパターンです。夫に時間を聞いたら17時半ぐらいでした。
点滴が4つぐらい刺さってるのを見て、うわーっと思いましたが、すぐに一つだけになりました。今回は寒くなかった。
吐き気もなくて、この時点ではけいれんは全くありませんでした。
20時半ごろに夫がもう一回来てくれて、それまではうつらうつらしてた模様。このころ、痛み止めの座薬をもらいました。水もちょっと飲んだような。
23日(木)
回復室にいたのですが、朝から普通のおかゆの朝ご飯が出ました。
全然食べられませんでした。回復室で体を拭いてもらいました。べたべたしてたので気持ちよかった。顔を拭くようにタオルをもらったのですが、なんかぼうっとして隅々まで拭かないうちに回収されてしまった。とりあえず、額の黄色い色を取って(動かないように頭を固定する関係で額に2か所と後頭部に辺りにボルトをしたので、そのための消毒だと思う)口の周りのべたべたが取れました。
その後、大部屋に戻りましたが昼も食べられませんでした。ベッドのまま移動してCTを撮ってもらいました。
夜からちょっと食事が食べられるように。水は吸い飲みで好きに飲んでました。
尿の管を外してあげようかと言われたのですが、動きたくなかったのでそのままにしてもらいました。
傷は痛くて、左を切ったので右下に寝るか、真上に向いて寝るかしかなかったのでつらかったです。
24日(金)、25日(土)
この辺がちょっと記憶があいまいです。ずっとぼうっとしてた、眼鏡もしてないので看護婦さんみんな美人だった。
先生は土曜の朝に傷を見てくれました。ホッチキス9か所と糸で縫ったのが4か所あったと思います。
たぶん24日に管を取ってもらって歩いてトイレに行くようになり、25日は風呂に行って頭を洗ってもらったり、体を洗ったりしました。車いす移動でMRIも撮りました。
けいれんは戻ってきてて、手術直前よりも激しくプルプルしてました。ただ、私は手術前には痙攣よりも引きつりのほうがひどくて、その引きつりはなくなってました。傷は上のほうはだんだん痛みが取れてきました。
26日(日)
午後に別の先生が傷を見てくれて浸出液が多いから脳の水が漏れているのかもしれない、なるべく横にならずに起きているようにと言われました。
超ビビりました。
半泣きで夕方から消灯まで起きてたら、寝るときには傷が無茶無茶痛かったです。でも痛み止めを飲んで夜は結構寝ました。6時に夕食を食べて7時過ぎにはもう眠くなっているという、幼稚園児のような生活です。
まだご飯が食べれなくて「お粥、おかず半量、ゼリー付き」というメニューだったのですが、看護婦さんに「もっと食べてください」とか「食べられないんですか」とか言われてキレそうでした。まあ、デブですから食べるように見えるよね。
27日(月)
主治医の先生が傷を見て、火曜、水曜で抜糸して、帰りたいなら水曜か木曜に帰っていいとか言うじゃないですか。
もちろん帰りたいですよ。
この日もMRIがあり、一人で歩いて行けるほど元気になってました。帰りたい一心でご飯も「ご飯小盛、おかず普通量」に変えてもらいました。食べてみたら8割ほど食べられました。
MRIの結果と合わせて、傷から出ている汁は脳ミソの汁じゃなくて傷口がやけどになっててその汁だということになり、安心しました。小学生みたいな説明ですが。
28日(火)
部分抜釘。何箇所かホッチキスを取りました。
ご飯は食べられるようになりました。
明日退院です。12時に主治医が外来の後に傷を見て、それから帰っていいということでお迎えのスケジュールを立てました。入院費も概算してもらって11万持ってきてもらえば十分ですとのこと。
後は消化試合です。元気になっててなかなか夜寝れませんでした。
29日(水)
朝から先生が来ていきなりの抜釘。昨日の説明では治りきってないところは残して金曜に外来で抜釘という話だったのに、いきなり全部取ってばんそうこう。キズパワーパッドみたいなやつですね。
10時ごろに退院の資料などの説明があって、何時に帰りますか、帰っていいですよ、っていうか早く帰ればみたいな口ぶりなのでちょびに連絡して迎えに来てもらい、予定より1時間半早く退院しました。
≪まとめ≫
今回の入院では、手術の内容についてとか、その後のこととか、どんな障害が出るかもしれないとか、そんなことの説明は一切ありませんでした。
私が2回目の手術で、その間もずっとボトックスで通院したので、先生的には前回と一続きでどこかで説明していたと思っていたのかなあと。でもちょっと一言ぐらいはほしかったわ。
まあ私も頭を固定するボルトが痛かったから耳の上にはボルトをしないでくれとかいろいろ言ってたし、主治医の先生っていうのも手術の直前まで会ったことなかったし、そういうのがあったからかなあ。
前回の手術の先生は私の手術の直後に違う病院に行ってしまい、その後はいろんな先生に見てもらい、ボトックスの先生は外科ではなかったので、私としては院長が主治医だと思ってましたが、違ったようです。
院長が二回目の手術もしましょうって言ってくれたのに。
前回やったところが外れているということでの二回目の手術でしたが、はずれてなかったそうです。二本の血管があって、前回は1本だけ移動させればよいという判断だったのが、そうではなかったようで今回もう1本も移動させてもらい、痙攣がだいぶ治まりました(31日現在)。
≪退院後≫
退院当日 29日
家に帰って、持っていった荷物を片づけましたが、それだけで疲れました。
体重も3キロ落ちましたが、体力もかなり落ちてます。
汗と浸出液で傷パッドがべろべろになって剥がれます。2回張り替えました。貼ってくれたちょびが傷が思ったよりグロいという感想をくれました。
退院翌日 30日
今日は受診予定ではありませんでしたが、汁が出るので外来を受診。
全然知らない若い先生の診察室に呼ばれて話をしてたら、院長がつかつかとやってきて見てくれました。大きめの傷パッドの中にガーゼをはさむという技で対応。これはなかなか良くて、はがれずに長持ちしました。
若い先生はなんかすねた感じでした。
退院2日目 31日(これを書いている日)
予約していあった主治医の先生に受診、ちょっとだけ汁が出てるのでガーゼを張って、夜ははがしてそのままでいいということになりました。そしてまた来週火曜日に外来を受診して見てもらうことになりました。
外来受診が多いのは、病院が自宅から近いのでマメに外来に来るから退院させてくださいという交渉があったからです。
病院にいても退屈だし、エアコンが苦手なので一日中エアコンの中にいるのはつらかったです。あと80歳くらいのおばあさんの中にずっといるのもつらくはないけど楽しくもないしな。
女性は退院したらすぐに家事フルスロットルになる人が多いのでゆっくり入院してもらってますと病院の人は言っていましたが、家事をしないから帰っていいですかともお願いしました。夏休み中のちょびが自宅で家事をしてくれるので助かっています。
もうちょっとのんびりさせてもらいます。
手術して、けいれんと引きつりがほぼ消えたので、私は手術してよかったと思います。
高額医療の手続きをして入院費用は10万ほどでした。ボトックスは二か月に1回1万5600円だったので、手術は高くないと思います。