Simple is burst

あちらとこちらをいったりきたり。。。

遅刻

2006年07月31日 02時59分23秒 | Weblog
ちょうど半年前、たしか1月の終わり頃のこと。
その日は冬の朝の強烈な睡魔に負けて、寝坊してしまった。
急いで準備をして、朝食もろくに食べずに家を出て、自転車に乗り、駅へと向かった。
小さな雪の粒を顔面に受け、顔を真っ赤にしながら自転車をこぐ。
手が痛い。手袋してくればよかったと後悔するが、そんな余裕はなかった。
駅に着くと、自転車を止めるところが無かった。
いつもなら自転車置き場はガラガラなのに、たった1時間違うだけで、
自転車置き場は隙間なくギッシリ詰まってた。
仕方なく近くのコンビニに止める。
撤去されたら、それはそれで仕方が無い。
外と空気が違う駅の中へ入り、冷たい指で
券売機のボタンをぎこちなく押して、券を買う。
券を買う必要はなかった。定期がある。
今までこんなミスをしたことは無い。
寝ぼけているせいか。それともいつもと駅に来る時間が
違ったせいで、リズムが狂ったのか。
返金するのも面倒なので、泣き寝入りする。そもそも自分が悪い。
改札を通り、ホームに出る。電車が来るまであと30分。
通勤ラッシュの時間帯を過ぎていたので、電車の本数も少なかった。
それを根拠付けるように、ホームには自分を除いて3人しかいない。
いや、こんな寒い中で30分も前からホームで待ってる人の方が珍しいのかもしれない。
暖房の効いた待合室で待てばいいのに、極寒のホームで待つのは、自虐行為だ。
この人達は、いったい何を考えてこんな自虐行為に至ったのだろう。
よくよく考えてみれば、自分もその一人だ。
自分はいったい何を考えてこんな自虐行為に至ったのだろう。
何も考えていなかったからこうなった。そうとしか言いようが無い。
他の人達もそうだろうか。
問いかけるわけでもないが、ふと隣の男の人に目を送る。
どうやら、そうらしい。
質問したわけでもそれに答えたわけでもないが、顔を見れば分かる。
失敗したな、という顔だ。他の人もそんな顔をしている。妙な親近感が沸いた。
一方的な自分の妄想だけど、ここの人達と心が一つになった気がする。
理不尽な寒さに耐える運命共同体。
そうこう考えているうちに、電車が向かってくる音が聞こえた。
ついにきたか。長かったような短かったような30分。
これでこの場所も卒業だ。
電車の姿がついに見えてきた。
さっき隣にいた男の人が、早足で前に出た。
やっぱり1秒でも早く暖房の効いた電車の中に入りたいのかな、
、、、と思ったが、違った。
男の人は、黄色い線が見えないのか如く、
足を止めることなくそのまま線路へと飛び込んだ。
ちょうど同じタイミングで、電車が通る。
黒板を引っかくような強烈なブレーキ音にまぎれて、
「ドム」と鈍い音が聞こえたような気がした。
その音が、今も鼓膜にベットリとへばり付いて離れない。

ペットボトォ

2006年07月29日 11時28分11秒 | Weblog
2リットルのペットボトルにありったけの味噌を詰め込んで、
ボトルの腹をギュッと絞ってドビュッと味噌がブリブリブピピと
ごめんなさい。すいません。もうしません。
欲しがりません。勝つまでは。
贅沢は敵。敵は敵でも素敵。
嗚呼憧れの西洋文化。
ハンヴァーガー片手にコークを飲み干す。
ギブミーチョコレイト。
オォ、サンキューありがとう。
その味は甘くてクリーミーで、
こんな素晴らしいチョコレイトをもらえる私は、
きっと特別な存在なのだと感じました。
今では、私がおじいいちゃん。
孫にあげるのはもちろんヴェルタースオリジナル。
なぜなら、 彼もまた、特別な存在だからです。

リモコン

2006年07月28日 01時59分44秒 | Weblog
テレビのリモコンが行方不明。
いくら探しても出てこない。
ないないないない。どこにもない。
ここまで見つからないと、本当にリモコンは
実在するのかどうかすら疑いたくなる。
自分は「リモコン」と言う名の架空の道具を探しているのだろうか。
リモコンを探してると人に言ったら、
「いい年して、そんなものの存在を信じているの?」
と、笑われるかもしれない。
リモコンの存在を信じていいのは何歳までだろうか。
リモコンの存在を信じるのはいけないことだろうか。
親は子供にサンタクロースの存在を信じさせるくせに、
大人になってもサンタクロースを信じていたら、馬鹿にする。
誰が信じさせた。
騙す方が悪いのか。
騙される方が悪いのか。
とにかくリモコンが見つからない。

たったtったんったttったんntったんんたたったた

2006年07月24日 21時48分59秒 | Weblog
人間の人間たる特徴は
  手段が目的となることである
       ――――ドヴ・フーブル


らららららあすうぇーちーうぇるかむ
うぉうしちゃうりーいずんつまいあうぇーくろうずまいあす
すいふりーのにーわなアレフスターなってーうぇすちなふりーあすいめいあふらいあうぇー
ユーーベーわなーふらいざいえーめいふわりーゆーそふーおふわいあゆのー
べーあふええーららららららららららららららら
ラららららららららららららららららららーららららららららららららあなー
ぐなーいうぇいのくうなうーあばみーあうぇおーるうぇー
あららららららららららららららららららららららら
ラららららららあらららららららららあららそーユーありー捨ていまいいんふぃにーまいくろつりーそー
そーゆーなりーうぇいsぢじゅんおーするーふぉーりたーん
あらららららららあららあらららららーらららららっらなー
たいばいわふぇおうちぇーちゅらいまいふぃーどうゆーららららら
ぐーのうげふぉーゆーあしーたーららららららららららららっらららら
ラらららららららあららっらあああららrっらあ
ぴこぴこ^-ん
るるるりーんなーんなーなんnなーんnな0なーんn
あーーーなおもいでのした^-
てゅ0んてゅ0んーーん----ん
ぬんぬんー
おもいだせばはrつかはるか
未来は思い出のした
どこもでもかきれいなおおぞらのしたで
ぼぶおもいでのしたすこしだけ
るーるーるーーるうーーーーrrちてゅthつt-------んん
sルルtピj歩dんんんてゅんるウンるんてゅいんるふるるうるるるーるー
わけおするるるー
ぜのいんたいむあうぇーわらんびらsぬnみらけんなますくうぇいてゅーrふー
をんんたちいわっちのー
わんでーすぺsたんるのーてんびーかん
かsぞーく
しだーあんそくーとむくるーうぇーがーぱーわー
どらーごmmんおーるぜー
ぺーいすタイムわいごーどんまいうぃすまいうぇー
ざつうろーまいそー湾でー0うぇーsちゃるだした0-すう
にゅーをーんのべーりーえんど
たいむしじゅがーときゃ面だうんちぇんんjふどらごんぼーるぜー
ルルルルルウールウ閏ウううううううううううううーううううううう

うううううるううううううるるるるううーうーーーああーーーー
だらだーーんわわわうぇわだらーんわわららあわらっらあらん
ふぇンどーたっちまわrっちのーわんでー
輪スペシャルニュー団ぼーぽえんりーかんかぞくーあ0
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ド小戸ドランdロ亜女s度dらんんdらてゅちゅつっるうっルル売るルるるるるるるるるてゅつるるるるる
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わーーあーーーーーーーーーーー
ああああああーーああーーーーーーーーあーーーーーー
りん0-------あrこじらふぁるうるうじゅうrてりーdそんどんわな0-

わさべいーじゃんんべっくわーいーすzでだうんむにおずさーざー
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ピイpjbzぶいじゅっくいびあーずあーずびこーんあーん
あーずびこーんなーーんあーsずピ日子ウン彦ウン彦うんぼいうんpbこうんぼいうkん
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真夜中の台所、弱々しく光る蛍光灯の下で赤いウサギに向かって今までの罪を懺悔する。

知られざる真実

2006年07月22日 14時36分50秒 | Weblog
宇宙航空研究開発機構→極楽トンボ
↓     ↑
パロマ→松下幸之助←→100円傘
       ↓
電子ポット←Zune←ユンケル
  ↑
マキシマムポテト←飲むヨーグルト→割り箸
                   ↑
                  麻原彰晃
                   ↑
         使い捨てカメラ←幻覚キノコ
           ↓
ラリーペイジ←→アラン・ケイ→銀河太陽系調査団
           ↑
     西郷隆盛→形状記憶金属
      ↓
     岩崎弥太郎→薄口醤油
             ↓
           シリコンバレー→圧力鍋
                     ↓
           ニュートリノ←プラスチックマネー
             ↓
    W-ZERO3[es]←森田和義→アドルフヒトラー
             ↓
            太陽の塔→クオーツ
             ↑
            夢野久作→海老沢勝二
                   ↓
            タウリン→圧縮音源
             ↓
            ニュートン→中華バブル
             ↓
             ↓
             ↓
             Yes


ポタポタ

2006年07月21日 23時58分59秒 | Weblog
ポタポタとドス黒い液体が落ちてきた。
天井を見上げると黒い大きな円状の染み。
・・・70センチくらいだろうか。
距離があるので大きさがイマイチつかめない。
ぼー、と眺めていると、黒い液体が口に入った。
苦い。体に悪い味がする。

歌の義理姉さん

2006年07月20日 22時35分13秒 | Weblog
1970年代からタイムスリップしてきたような格好の男が体操座りで
ニヤニヤ笑っていた頃の君は致死量の水銀が含まれたマーガリンを後頭部に
塗ってランプが赤から青へと変わったらゆで上がった茄子をペットボトルに詰めて
EXPACK500で名も無き場所へとポストに入れた。それからと言うもの日本人のアイデンディティを
失った猫紳士が時折魅せる悲しみを帯びた笑みを見るに付け、殴る蹴るの暴行を加えた上で
拉致監禁、そして海へ捨てた。それがゲーム理論の基礎となったのは言うまでも無いが、
あまり知られていないのがお酢に蜂ミツを混ぜると吐き気を催しそのまま病院へ連送され、
一命を取り留めた。しかしこれがまた牛の首の皮を引き伸ばすことによって若年層への
アピールに繋がるのではないだろうか。それとも、個人間の睡眠時間の取引が正常作用されれば
右から左へとゲル状の緑色の液体をつぼへ流し込む必要はないのである。
かれこれ10年前の話になるが、バブル崩壊といっても今ほど経済が低迷していなかった頃、
家の庭に蛇が水で溶けるコーヒー粉末にまで課税する真夏の夜の夢とまでは行かないが、
それに近いものであることは容易に想像が付く。しかしそれもまた、過去から現代へと続く、
悲しみの連鎖に過ぎないのである。例えばここに一枚のコピー用紙があるとしよう。
それは私の所有物であるが、貴方はネズミではない。これは俗に言う囚人のパラドックス
というモノではないので注意して欲しい。ここでまた話は戻るが昨日食べた夕食をご存知だろうか。
それは紛れも無く、嘘である。ただただ働き、ただただ生きるのではなく、主体性を持って
鍋にお湯を注ぐ作業をいそしむ老夫婦がいる。埼玉県に在住する、吉田原夫妻だ。
吉田原さんは30年前、多量の因数分解を経て、東京が凍りついた。まだこれからである。
しかしそれもまた、運命によって磁力のように引き寄せられる、オシロスコープが
一台ウン百万するのでは、たまった物ではない。まだまだ必要なものは沢山あるのだ。
先ほどの栄養ドリンクを注射器の中にいれ、腕を丹念に消毒し、117へと電話する。
それがいたるところに潜む生活の罠ではないだろうか。本人も悪気があってやっているわけではない。
純粋な善意だ。しかしそれがなお更厄介なのである。何はともあれ、近年の文明の発達には驚かされる。
銀色のスーツを着て、チューブの中を浮遊する車で乗り回すのも、そう遠い未来では無いのかもしれない。
しかし、それはあくまで可能性であって、確実性に欠ける。確実性を重視するなら、
まず姉の友達から使わなくなった教科書を貰うことにした方が、ずっとっと有意義な人生を送れるだろう。
だがそれでは、Xの値がマイナスだった時に説明が付かなくなってしまう。
全てのXにおいて関数式が成立するためには条件を満たさなければならない。
それは、ゴムボールを電子レンジで破裂させるようなものだ。国民が黙っているわけがない。
政治家の方も馬鹿ではないので、流石にそれはしない。
暗黙の前提によって、吉田原夫妻の生活は保たれているのである。

もんちゃっく

2006年07月19日 01時52分59秒 | Weblog
安売りで買った乾電池30本セット×2を、
さっそく包装をはいで全部取り出したら、
冷蔵庫の下の隙間に磁石のように吸い寄せられ、
60個の電池がゴロゴロと一斉に入っていった。
かがんで隙間を覗いてみる。暗くて見えない。
仕方ないので、冷蔵庫を張り倒した。
冷蔵庫は倒れて氷の上をすべる様にスライドし、
壁に四角い穴を開けて家の外へ飛んでいった。

ユメモ

2006年07月18日 00時57分21秒 | Weblog
とりあえず見た夢をメモ。
既に記憶が曖昧なのでグダグダだけど。

なんかヤクザっぽい人のお屋敷に招待された。
そして厚遇を受ける。
で、ビールかなんかを飲まないかと誘われる。
で、その時自分がなにかミスを犯す。そこらへん具体的には覚えてない。
そのヤクザっぽい人は別に怒ってなかったが、
「麒麟ビールに電話してダンボールもらって来い」
と言われる。
そして部屋からでて、公衆電話を探す。
部屋から出ると狭い廊下があって、廊下を挟んで向こう側にプールがある。
プールはかなりでかい。25mとか50mとかそういう規模ではなくて
テーマーパーク見たいな感じ。で、一般人がやたらいる
で、とりあえず入る。
そこでしばらく暇をつぶした後に、
プールのさらに向こう側にある暗い廊下を通る。
公衆電話発見。麒麟ビールに電話して、ダンボールをお願いする。
そこで夢は終わり。

昆虫人間はヤクルトを配達しません

2006年07月16日 03時20分36秒 | Weblog
一般的な成人男性は120グラムの思い出に相当します。
それは行く末を知らない絶対零度の磁石が初めて通った
論理回路とも言えるでしょう。
しかしそれは理屈では理解できません。
彼らは群れをなして西へ西へと兵を進めます。
1960年、何があったか覚えていますか?
重い化合物は醤油をかけると音色が変わります。
そこでは何もかもが幻想です。
世界が科学的な原理で動いてるのは確かです。
科学で解明できないものはない、と言っても過言ではありません。
しかし、人間の能力には限界があります。
科学は万能ですが、人間は万能ではありません。
だから、人間の科学力では解明できないものが存在していてもおかしくはないのです。
まさに、神のみぞ知ると言ったところでしょうか。
納豆は臭いです。

まさお、Jリーグカレーよ―――日本人ならお茶漬けやろうが!

2006年07月15日 01時17分05秒 | Weblog
ランドセルを背負った女子小学生が
「いぃぃぃぃぃ・・・ぃぃぃぃ・・・ぃぃ」
と言いながらゆっくりと首を回転させ
ちょうど3周ほど回った時点でカクンッと停止
そしてゼンマイ式の車のおもちゃのタイヤの
ようにブォオーンと一気に逆回転し
回転しながら口から鼻から耳から目から
血が「「「「どばぁぁぁ」」」」と
破裂した水道管のように噴出し
少女の周りを同心円状に血のカーペートが広がる
彼女の名前はメアリーですか?
いいえ、これはペンです

メガネをかけた老人の後頭部を軽く叩いたら、口から勢い良くソロバンがスライドして出てきた。

2006年07月10日 02時54分51秒 | Weblog
メガネをかけた老人の後頭部を軽く叩いたら、
口から勢い良くソロバンがスライドして出てきた。
シャ――――――ッ!と勢い良く、ソロバンの珠が回転する。
半端じゃない。恐らく指を当てたら、たぶん指紋がなくなるだろう。
ためしに指を当ててみた。熱い。熱い。熱い熱い熱い。
摩擦で火傷してしまいそうだ。いや、摩擦で火傷してしまった(過去形)。
これは痛い。指紋は・・・無い。無くなってしまった。
ソロバンの珠の形が、くっきりと指に残ってる。
これは押し当てたから痕が付いたというよりも、
焼印を押された、という感覚に近い。治るだろうか。治らないだろうな。