・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
グローバルに生きる! 第3回
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日本人だけど、地球人でもあります!という意識を
もちませんか?という趣旨で始まったこのインタビュー
ですが、今、ちょっとだけ「アメリカ人」が羨ましいです。
オバマ氏の勝利演説に、日本人の私も心が動きました。
『みんなが求めているリーダーは、こういう人なんじゃないか?』
リーダー=「あの山に登るんだ!いくぞ!」と山を指し示す人、と
すれば、あの演説を見たアメリカの人々の目の前には、
登るべき山がはっきり見えたんだろうなと。
世界は変わりつつ、あるんですね。
今回のゲストは、アメリカから帰って2年、
仕事を心から愛するネイリスト水越茜子さんです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●場所:名古屋市千種区 某喫茶店
●インタビュアー:株式会社アイミック 片岡峰子
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■水越 茜子(みずこし あかね)さん プロフィール
三重県桑名市出身。アメリカに約6年間滞在。
ロサンゼルス滞在中にネイリストになり、
2005年「ネイリンピック国際大会」「ネイル国際大会」優勝。
現在は、名古屋市千種区のネイルサロン「Hello Beauty」
でネイリストとしての腕を磨く毎日。
Hello Beautyのホームページはこちら
■アメリカには最初からお仕事でいらしたんですか?
最初は、ロス郊外の短大に通っていたんですよ。で、学生のときに
お友達になった日本人の女の子にサロンに誘われて、そのとき
初めてお客さんとして行きました。
当時(2000年)、日本では、ネイルはブームでも何でもない頃
でしたね。
で、学校を卒業して、ウェイトレスとかのアルバイト生活をしてる
ときに、その最初に誘ってくれた人が「ネイルだったら教えて
あげるから、やったら?」って言ってくれたんです。
■学校を卒業しても日本に帰る気はまったくなかった?
(アメリカに行ってから)まだ2年だったので、そんな気は
なかったですね。
■で、ネイルの世界に入られたんですね?
日本では、ネイリストの国家資格はないんですけど、アメリカは
州ごとに決められたライセンスを取らないといけないんです。
アメリカでは、人の皮膚に触れる職業は、絶対ライセンスが必要
なんですね。
で、認可されている美容学校に行かなきゃならなかったんです。
アメリカでは、費用が安いんですよ。
日本だと、プロになるのに100万円以上かかるようなところも
あるんですけど、アメリカだと、400ドルだったので、4万円
ちょっとくらい(笑)
びっちりまじめに8週間通えば、カリフォルニア州の試験を受ける
権利がもらえるんです。
400ドルだし、お免状もらって、合わなければやめてもいいかな
っていうくらいのつもりでした。
もともと、細かい仕事は好きでしたし。やってみたら結構おもしろ
くって、やればやるほど難しくて、見た目と違うんだな、と思って。
■日本にはいつ戻られたんですか?
2年くらい前です。
2000年から6年間くらいアメリカにいました。
■日本に帰ってきてどうですか?
帰ってきて、びっくりしたのは、長い爪をしていると「あなた、
そんなんでいいの?」って否定的に見られるところです。
確かに、銀行の窓口でもどこでも、仕事していて長くてキラキラの
爪の人っていませんよね。
アメリカだと、例えば銀行の窓口のお姉さんがきれいな爪をして
いると、お客さんが「その爪素敵だね。どこのサロン?」って
聞いてくるくらい。それで、クチコミで広がって、うちのお客さんも
増えたりしたんですよ。
社会的に「長い爪はダメ」ってないんですよね。お医者さんや
看護師さんみたいに実際に仕事に支障が出ない限りは。
むしろ、「いいねー、その爪」って褒められるのに、日本だと
まだまだそんな風じゃないですよね。
この間サロンにいらした市役所に勤めてるお客さんが
「ちょっと(爪に)色を付けているだけで『ちゃらちゃらしてる』って
苦情がくるんだ」って言ってました。(寂しそうな茜子さん・・・)
あと、ネイルサロンの値段が高いのに、びっくりしました。
アメリカはすっごく安いんですよ。
例えば、手だと甘皮処理して、色を塗って、20ドルくらい。
安いので、上手じゃなくても文句言われないんです。お客さんも
クオリティを求めているわけじゃないみたい。
私がアメリカで勤めていたサロンは、日本人が経営していて
スタッフもみんな日本人で、お客さんも最初は日本人が多かった
だったんですね。
日本的アートを売りにしているような、ちょっと高めのサロン
だったんです。ローカルに比べると2~3倍くらいの値段設定
でしたね。
だから、爪が折れてしまったりすると、すごい剣幕で苦情を言われ
ました。「こんな高いお金払ったのに!」って。アメリカ人は、ものを
はっきり言うし、シビアです。泣かされてるスタッフもいましたよ。
お店を出られてからのお客様の生活まで監視できないので、
絶対折れないっていう保障はできないんですよね。気持ちはわかる
んですけど。
なので、私は苦情対策のためにできないことは、前もって「できない」
って言うようにしてました。「2週間はもたないです」とか。
爪の状態が悪かったら、長持ちしないんです。上に何を乗せても。
お客さんは、最初は駐在員の奥様とか日本人学生とかが多かった
かな。
そのうち、クチコミで広がって、外国人の方も増えました。
■帰ってきてから日本に対する気持ちに変化はありましたか
よかったな、と思うこともいっぱいあります。
日本はなんてよくできた国なんだろうと思いますね。
気が利いていて、細かいところまで行き届いていて。
気が長くて、親切で、いい国です。
日本人は思いやりがあると思う。繊細だし、器用だし、工夫できる
というか。
アメリカで勧められた電化製品は、すべて日本製だったんです。
日本人は自分たちの使いやすいように、常に変化させていくことが
上手だと思います。
反対に、アメリカではボランティア精神にびっくりしました。
日本にはないですよ。
スーパーとかの駐車場に、車椅子マークがあるでしょ。
日本だとけっこう、停めちゃってるじゃないですか。平気で。
アメリカだと罰金取られるんですよ。車のナンバーに、車椅子
です、っていうマークがついているので、ひと目でわかるし。
レッカーされたり、罰金取られたりするからかもしれないけど
そういう意識が高いと思います。
バスも必ず車椅子が乗れるし、乗客が助けたりするし。
そういうところは、日本はまだまだだと思います。
意識の面でも、システム的にも。
ボランティアの意味が日本には浸透していない感じがします。
■茜子さんは、アメリカは西海岸だけにいらしたんですか?
ロスと、ニューヨークにも半年くらいいました。
アメリカは西と東では全然違うんです。
ニューヨークは馴染めなかったです・・・。
■そんなに違いますか?
(大きくうなずいて)ありえないくらい物価が高いし、
人自体、生きているだけで精一杯、という感じ。
聞いたことがあるんですね。「ニューヨークは、5%の大富豪と
95%の貧乏人が住んでいる」って。
みんな競争して、急いでいるんです。せっかちで。
車の運転も怖かったです。信号が青になってちょっとでも
ぼんやりしているとすごいクラクション鳴らされるんです。
ロスは、けっこう、のほほんとしていて、寒からず暑からず
のんびり楽しくって感じです。年中ビーチサンダル履いて。
ニューヨークだと、歩いていて赤信号で待ってると、
「なんで待ってるの?車が来なけりゃ行くでしょ!」
だけど、ロスだとチケット切られるんですよ。歩行者も!
見つかったら大変。
ニューヨークには、日本スタイルのネイルサロンは、当時
ありませんでしたね。時間がない人たちばかりだから、
爪に2時間もかけられないんじゃないんですか(笑)
ニューヨークの人たちは、「西海岸の人たちとは仕事できない」
って言いますよ。時間にルーズだから。
電話するねって言ってまともにかかってきたことがないって(笑)
■西と東でそんなに違うなら、一言で「アメリカとは」なんて
言えないですね
うーん。そうですね。
ただ、ロスは、長く住みたがる日本人が多いのは、わからなくも
ないです。日本語で困らない生活ができるんです。雨も少ないし。
リトルトーキョーは、寂れているんだけど、トーランスっていう
日系企業がたくさんあるところがあって、まるで日本みたいです。
レストランも、スーパーも日系のが何件もあって、美容院も日本語
OKで。
日本人はトーランスにいっぱいいます。
■外国の中の日本人の街。せっかくアメリカにいるのに
という気がしないでもないですが
そうですね~。
アメリカにいるんだから、私は日本人同士かたまらないわ、
っていう人もいましたよ。ふだんは、それでいいとは思うん
ですけど、最終的に本当に困ったときは、やっぱり周りにいる
日本人の友達にしかわかってもらえないこともありましたね。
なんとなく、ベースが同じ安心感というのかな。
ほんとにほんとに、困ったときね。
■アメリカでよく訊かれた質問には何がありますか?
ん~・・・(しばらく考え・・・)訊かれた、というか、
言われたことならあります。
学生の頃、キャンパスで日本のものをすごく褒められました。
すっごいかわいいって。
■たとえば?
なんでも。服でも靴でも。鞄でも。
靴が特に褒められたかなぁ。
「どこで買ったの?かわいい」って。
学校に限らず、日本オタクみたいな人もいて、アニメとか
キティちゃんとか、ファッションだけじゃないですね。
日本のものが人気。大人にも子供にも。
■アメリカでびっくりしたことはありますか?
学生生活でいうと、アメリカの学校では、日本の学生のような格好
をしている人がいないことかな。みんなジーンズとか穿いてる。
スカートを穿いていったときに「あかね、今日パーティー?」って
訊かれたことがあるんです。いやいや、これ普通だよって(笑)
学校は、本当に勉強する場所、って感じ。みんなすっごい勉強
するんですよ。
それと、すっごいびっくりしたのは、6年間アメリカにいて、一度だけ
あったんですけど。
学校で、授業と授業の間の席を移動する時間に、私の2列くらい
前に、白人の女の子が座っていたんですね。で、その子の横に
東南アジア系の男の子が座ろうとしたとき「私の隣に座らないで!
私の横には白人以外座って欲しくない!」って。大声で言ったんです。
しーーーーーん、としましたよ。さすがに、ちょっとびっくりしました。
めったにないんですよ。こんなこと。
ロスだったら、外国人のいない大学なんてないいくらいですからね。
■へぇ・・・。あるんですね。差別の意識ですよね。
ね。私が見たのは、その一度きりなんですけどね。
なんか、ショックでした。
■サロンでお客さんに対するとき、気をつけていたことは
ありますか?
お客さんも私が日本人だってわかっているから、あまり難しい
英語はしゃべらないんですね。気を使ってくれて。
私はできるだけ、自分のためにもお客さんのためにも、
そのときそのときの話題を話せるようにしていました。
大学で勉強したことも含めて。政治のこととか。
2時間ずっと黙々とやるわけにはいかないので。
■そうですね。ネイルは時間かかりますもんね。
そうなんですよ。日本でも同じですよね。日本語同士でも
接客って難しいです。お客さんが100人いたら、好みもセンスも
価値観も100通りあるんです。
■人それぞれ個性でしょうが、お国柄はありますか?
日本人とアメリカ人では、好みの傾向が違いますね。
日本人はやさしい色、パステルカラーとかが好きで、
アメリカ人はビビッドな色をかわいいといいますね。
「え?これ?」ていうようなものも(笑)
「これはないだろう・・・」って思うものを選んだりとか。
傾向としてありますよね。
日本人は、流行が好きなんですよね。ネイルだけじゃなくて
洋服とか、ファッション全般も。
アメリカ人は、左右されない。人と同じじゃ面白くないから
自分の個性や好みをよく知っている。自分に似合うものとか。
家にヨーロッパから来た女の子がホームスティしていたことが
あるんですけど、17歳くらいかな、浴衣を着せて
あげようと思って、いろんな色のものを出してきたときに
「私は白人で色が白いから、紺が似合うと思う」って、さっと
選んだの。
自分をよく知っているというか、見てるんだなぁと、すごいなぁと
思いました。
■日本人は周りがみんな一緒だから自分がどうだって
考えなくてもいいのかもしれませんね
洋服もそうですよね。彼女たちは、「かわいいけど、私には
似合わない」って流されないですよね。
■さて、茜子さんにとって、海外とは?
海外には、憧れがありましたよね。映画で見ていたように、
かっこいい白人の男の子がいたり、とか。
実際は違いましたけど(笑)
一生好きなアメリカにいても、アメリカ人にはなりきれないし
なりたいとも思わないですし。
少し旅行で行くのと違って、海外で生活したことによって
よかったことはいっぱいありました。
■生活していて、もっとこうだったらお互い分かり合えるのになぁ
というようなことはありましたか?
そうだなぁ。あんまりお客さん気分というか、「私は外国人なんだ!」
って思わないで、行った方がいいと思う。誰がどこを歩いていても
全然違和感ないと思うし。
日本人は遠慮しがちなんですよ。中国人や韓国人やヨーロッパ人は
言葉がわからなくても、おどおどしていないんです。
わーーーってまくしたてられても、物怖じしないし、勢いで負けて
ないですし。
日本人はおとなしいですよね。
郷に入ったら郷に従え、ってことかな。
アメリカのルールの中で生きていくんだから、極端にアメリカ式に
しなくてもいいけど、チャンスがあって、海外に行けたら、それを
楽しむくらいの気持ちでいくのが成功。楽しく過ごせるんじゃ
ないかなと思います。
とはいえ、アメリカは、たくさんの人種がいるし、みんな自分の
ルールで生きているよう気もしますけどね。
自分のことは自分で守るって。
外国人が日本に来たときって、ゴーイングマイウェイですよね。
それが私には不思議なんです。
やっぱり、そこのルールなり習慣を見て、ある程度は取り入れて
いったほうが、自分も生活しやすいだろうにな。
■アメリカで離婚率が非常に高いのも、そういった歩み寄り
の感情が少ないからでしょうか
深く考えないから、じゃないかな?一気に盛り上がって、冷めちゃう
というか。忍耐力がない気がする。
結婚も離婚も自由といえば自由ですけど、日本人だと「子は鎹」
とか、お互い譲り合い、と思うけど、アメリカ人はそうは思わない
みたい。
自己主張が強くて、「自分が大事」という人が多いと思いますね。
■茜子さんのこれからの夢や目標は?
う~ん(しばらく考えて)そうですね・・・。
私は、アメリカでネイルを勉強して資格を取ったので、日本に
帰ってから私が働けるサロンはあるのかなぁって心配だったん
ですね。
日本では、アメリカのネイルは遅れていて、アメリカでネイルを
勉強した人はたいしたことないっていう雰囲気があるんです。
日本には、日本ネイリスト協会という団体があって組織化されて
いるので、有名な先生につくか、や大きな学校に行ってないと
生き残っていけないのかなぁって。
でも、今のサロン、Hello Beautyを紹介してもらって、こちらは
オーナーも外国人さんだし、大丈夫じゃないかって。
日本にも大会があるんですけど、向こうで知り合ったネイリスト
さんに「日本じゃ、茜子ちゃん、よっぽど実力つけて腕上げないと
入賞できないよ」って言われたんですね。
(大会に)出るのに、お金も時間も手間もかかるんですね。
まだ日本の大会に出たことないんですけど、もっと練習して、
またアメリカの大会にも出たいし、日本の大会にも1回は出て・・・
■優勝したい?
できる限りは、上に行きたいですね。
■仕事大好きなんですね?
悩むこともいっぱいありますけど・・・
■Hello Beautyさんには?
ちょうど2年です。接客の難しさは英語でも日本語でも同じです。
いろんな人がいるので。ほんとに。
人は、お金を払っているっていう立場に立つと、強いし、
わがまま言ったりしますよね。私もそうです。美容院に行ったり
すると。
そこにお金が発生して、お仕事ってなると、ものの言い方は
アメリカ人はきついんですが、はっきり言ってくれるので、
楽は楽です。
日本人は遠回しなことがあるので、「言いたいことがあるなら
はっきり言ってください」って思うことも・・・
遠回しにずっと言われても、永遠に理解できなくて、
近づけなくなっちゃう。
■それか、黙って二度と来なくなるか・・・
そうです。難しいですよね。
アメリカだとクチコミで広がったりすることが多くて、
アメリカ人ってほめるのがすごく上手だし、素敵だね、
とかたくさん言ってくれるでしょ。
で、それを他の人にもどんどん言うんですね。
でもね、日本人って隠すんです。
■隠す?
そうなんです。この間来られたお客さんが
「私ね、このツメすっごいほめられたの。でも誰にもこの
サロンのこと教えない!」って(笑)
■えーーー!「言ってよ~!」ですよね?
「前に行っていたあんまりよくない店は、教えてあげた」って。
自分だけのっていう特別感っていうのかなぁ。嬉しいんですけど
宣伝してくれたほうがいいかな~(笑)
自分だけの、っていう優越感もわからなくもないですけどね。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
お客様が「独り占めしたい!」と思ってしまうほど素敵なお店に
いらっしゃるネイリスト茜子さん。ご自分の仕事が大好きなんだと
ぐんぐん伝わってきます。
お話ししていて、こちらまで気持ちが上向きになりました。
楽しい時間をありがとうございました♪
ぜひぜひ、日本の大会でも優勝してください!
茜子さんの「私は日本人なんだ」・・・すごくよくわかります。
私も1ヶ月のホームスティから帰ってきたとき、しみじみ
思いました。
私が世界でいちばんおいしいと思うのは「卵かけご飯だぁ」と。
ここから「日本人であり、地球人でもある」と思うためには
私たちには何が必要なんでしょう・・・。
みなさんも一緒に考えてみませんか?
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
<今日の学び>
自分に似合うものを知る
生活の中に、ボランティア活動がある
日本人のクチコミはちょっと怪しい・・・?
●インタビュー&記事作成 片岡峰子
※この記事へのご感想、ご意見などは
株式会社アイミックホームページまで こちら
水越様、大変貴重なお話をありがとうございました。
片岡様、インタビュー記事の投稿ありがとうございました。
次回の記事もよろしくお願いいたします。
起業家育成塾 三潴 克彦(みつまかつひこ)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
水越様、大変貴重なお話をありがとうございました。
片岡様、インタビュー記事の投稿ありがとうございました。
次回の記事もよろしくお願いいたします。
起業家育成塾 三潴 克彦(みつまかつひこ)